元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

この歳で受験勉強?!(入社試験)

2009年02月25日 | 自己啓発
3月、いよいよ再就職試験!
何十年ぶりかの挑戦です。それも二つ。
今回は試験の雰囲気を確認できたら・・・。

今日 受験票が届きました。
受験番号は100番台。いったい何人が受けるのやら。
たった数人の募集なのに。
世の中、厳しくなってきました。

履歴書と面談は覚悟のうえ。
しかし、今回パソコンの試験もあるとか。
「簡単な試験」と先方は、言ってのけます。

「簡単」とはどんなレベルだ?
複雑なグラフや関数は知らないぞ!
たるみきった毎日を送ったつけ。ちょっと緊張します。
仕事のまとめの表計算が必要らしい。
若い人ならなんてことない応募条件。

この歳でパソコン?「エクセル」?
早速、昔取ったきねづか「一夜漬け」。
初心者用のマニュアル本を読みます。図書館から借りてきました。
理屈は分かっても、手順をすぐ忘れます。
こんなことなら、前の会社でもっとやっておくんだったと反省。

しかし、この歳で受験させてくれることには感謝。
志望動機の「作文?」が、多少役に立ったかも。
「口」でのプレゼンは得意中の得意です。
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「仙人」にもらったイチジクの苗

2009年02月23日 | 日常
イチジクの苗(取り木?)をいただきました。

イチジクが大好きな私。秋には毎日のように食べます。
農家直営のお店で新鮮なものを購入。ワンパック4~5個いちどきに。
健康と美容にもいいそうです。

偶然、母親の知人から「苗を差し上げます」の電話。
さっそく待ち合わせをして、二本いただきました。
私は初対面。顔がわかりませんが、新見市内のお店で待ち合わせのアポ。

40分ほどの面談でしたが、その人柄に打たれました。
元教育者。話題は広く、深いのです。
もちろん苗の植え方、手入れの方法、防虫・防鳥のことまで。

農業の楽しさ、地産地消の大切さを聞きます。
天気の話に終始する人の中にあって「生き方」「人生観」との新鮮な出会い。
再会を約して、別れました。もう一度会いたい人。

地方選がまじかに迫る新見市。
何かと話題の選挙の話は一切出ません。
しかし、母親の話によると、この人は4年前の首長選の選挙参謀。
穏やかな、しかも人格者としての「香り」を感じます。

先生「決まった時間に腹も減っていないのに食べる習慣が苦手。
食事の時間を忘れて、農作業に没頭しているときが最高の幸せ。
腹が減ったときに食べるのが自分の流儀、日に二食でもいい
メタボの私は共感を。

70代前半の先生「世代により、人生観は変わる。
その年代にならないと実感はわかず、わからないことも多い

「仙人」のような生活と思考。(携帯は持ったことがないそうです)
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「おばあちゃん食べてる?何を買ってこようか?」

2009年02月20日 | ふるさと
いなかでは車は必需品です。
家族の人数分車を持っている家も。
バスの運行便数の少なさは、驚くばかり。

バスに頼れない「足」が車。通勤・買い物に欠かせません。
気づくと「紅葉マーク(枯葉マーク?)」の軽トラックの多いこと。
運転できないお年寄りは増える一方。足腰の立たない人は何を食べるのか?

スーパーに行くと、みな買物カゴいっぱいの食品を抱えています。
以前住んでいた東京の買い物風景とは大違い。都市部ではこんなに一時に買いません。

昨年、東京の友人の紹介で伊豆半島の伊豆市に勉強に。
シニアの買い物代行を始めた人に話を聞かせてもらいました。

伊豆市は新見市とほぼ同じ規模の町。
「天城越え」の演歌で有名な「浄蓮の滝」が観光スポットです。
父親の急死でUターンを余儀なくされた米屋の「若旦那」にヒアリング。

           

地元商店のさびれ方と跡取りの長男としての責任に途方に暮れたと言います。
米の配達中の彼に、川向こうからおばあちゃんが声をかけたらしい。
買い物を頼まれたのです。気づくとあちこちに独り暮らしの人たち。

サービスで始めた「買い物代行」を事業化したのです。
事業名は「よろず便」。地元の商店の仲間を誘い、組織化。
朝、注文の品を倉庫でエリア別に分別、みんなで配達です。
この方式も発展途上。課題はあります。でも理屈よりまずスタート。
お金のやり取りを自動引き落としのシステムで対応。
彼は元IT企業。ソフトはお手の物。このソフトを私に無償でいただけることに。


新見市でも考えなくては。
市内各地を回る移動販売車も相手任せの仕組み。
近所の人たちに細々売るお店も、あとを継ぐ息子は帰りません。

   

地元の商品券「たまがき券」「まんさく券」が、プレミアム付きなら10億も売れた新見。
そして市の助成が5000万円近くも。
市営バス便増設に加え、「買い物支援」の「サービス券」発行も必要。
無償の支援は長続きしません。福祉協議会の予算化も視野に・・・。

私の「スーパーマン制度」(買い物支援システム)も構想段階
民間組織では法規制でがんじがらめ、行政・議員のリーダーシップが望まれます。


「元気で楽しいシニアは子供・孫を呼び寄せます」
過疎化に歯止めをかけたい。

画像  近くの複合スーパー「サンパーク」
     伊豆(半島の中央部分に天城、ここを訪ねました)
     「たまがき券」(新見の商品券)
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岡山県北のシニアの星「ドクター・ヘリ」

2009年02月18日 | ふるさと
いなか暮らしの大きな障害は、医療です。
病院はそこそこあるものの、大手術の緊急対応は今から。
心臓疾患や脳外科手術などは、ほとんど県南の大病院に依存。

夜中に、心筋梗塞や脳梗塞で発病の場合どうするか?
数時間以内の初期対応が「命の分水嶺」です。
救急車で搬送も時間的な制約があります。

ここで力を発揮するのが「ドクターヘリ」。
ヘリコプターによる緊急搬送。それも24時間対応が必要。

有視界飛行が原則のヘリコプターは、夜飛べません。
現在の技術をもってすれば、計器飛行が可能ながら、まだ認められていません。
この「壁」が破れれば、田舎暮らしは安心です。

先日、従弟が脳梗塞で緊急入院。
素早い対応で、事なきを得ました。
新見の病院で初期治療の後、倉敷の病院へ。

私も、メタボのため、いつ同じような状態に陥るか?
シニアが多くいる新見市。
安心して暮らすためにも、夜間の「ドクターヘリ」は絶対必要です。
地元の行政も必死に対応しようとしています。
日本最初の夜間飛行を目指して。

画像  ドクターヘリ(偶然 倉敷近郊の病院で見たもの)
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国会議員へのメール

2009年02月15日 | ふるさと
最近 ある国会議員にメールを送りました。
故郷の過疎化と衰退に対しての一市民の「想い」を送ったのです。

以下がその内容です。

『私は、昨秋 ふるさと新見市に40年ぶりにUターンして帰った者です。
久しぶりに見るふるさとは想像以上に高齢化し、母親はじめ多くの人たちは、
過疎化は止まらぬものとのあきらめが蔓延しております。

ホームページに、「田舎のことを考える」議員の活動内容を見て、コメントします。

以下は、地元のことを何も知らない「浦島太郎」の空論です。

「この中山間地区の活性化、言い換えると「生き生きしたシニアの住む町」が私の理想です。

それは、若者や中高年のごくわずかな人数の人たちでも、ふるさとに帰ってくる期待と希望
を与えることです。決して物質・経済だけでなく、精神的な満足感が第一と考えます。
経済活動や起業は別の専門家に譲ります。

経済の厳しさは、雇用環境の悪化に繋がり、不安を抱える都市部の田舎出身者も多いのでは、
と思います。
長男は勿論、次男・三男のUターン、Jターン、Iターンを促進することも急務です。
家やマンションも持ちえない人に、生活費の安さ、食料の確保された「いなか暮らし」を
どう説明し、発信するかも一つの切り口です。

定年退職後ハローワークに通う私です。職種を選ばなければ、新見・高梁・総社には仕事
もあります。都市部で25~30万円もらうより、田舎で15~20万円稼ぎ、家賃の少ない田舎に
住むことも選択肢です。
いまだに企業誘致の有無を言う人たちに実態は、見えにくいのではないでしょうか。



そのために、増えている廃屋の補修・改修を行政が助成し、データベース化することにより、
住まいの不安をまず解消することから始まると思います。
行政の窓口を一本化し、電話があった場合、タライ回しでなく、親切な対応をすることです。
どれだけ安心感を与えるかです。(一戸当たり50~100万円で当面10戸を予算化)

都市部に子供や孫を送り出している家庭に、以上の情報を配布し、親や祖父母から送って
もらうのです。送付用の封筒もセットで。

また、春休みやお盆に、お寺さんと協力し、集落の「合同法要」を実施し、ふるさととの
つながりを強化することも重要です。
移住しないまでも、帰省の回数を増やすことからも始まります。
おじいさんの何回忌、母親の何回忌など、それをまとめて集落で実施し、個人の経済的負担
も軽減させるのです。」

(中略)

議員のプロフィールに四人の娘さんがいらっしゃることを拝見し、我が家と同じだと
親近感を持っています。

ながなが書きましたが、このコメントが議員に伝わることを信じております。』

以上の私のメールに対し、議員事務所からお礼のメールがありました。
「必ず議員に伝えます」とのメッセージと共に。
選挙民は薄いけど、この田舎を考えてもらえればありがたいのですが。

画像  新見駅前の高梁川(城山方面を望む)
     山里の野焼(友人の住む美咲町の風景)
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60歳の就活「履歴書は手書きか0Aか?」

2009年02月12日 | 日常
今日は、岡山で履歴書を書いています。
再就職の応募のためです。
もうすぐ失業保険も切れます。

私にできそうな、なおかつやりたい仕事が新見で見つかりません。
県内西部全域に、エリアを広げて休職活動中。

ある特定分野に的を絞って、探しています。
2件でてきました。
応募する前に、電話して年齢を確認します。

求人で「年齢不問」とあっても、実は若い人を探していることが多いのです。
そのようなところは、受けても無駄、こちらから敬遠です。

早速 応募のための履歴書と、志望動機を書く必要に。
以前書いたのは、もう40年近く前、学生時代以来です。
リクルートの仕事や面談を何回もした私が、逆に受験生です。

ハタと困ったのが、応募の履歴書。
悪筆の私です。自分で書いた字が読めないことも。
パソコンで書くことの方が今は楽です。
でも、採用する側から見て、ワープロでの履歴書をどう感じるか?

印刷された文字に対し、好悪があるはず。
いまどきワープロは当たり前か、自筆で書く熱心さが受けるのか?
インターネットで調べてみました。採用側の意見も半々です。

悩んだ挙句、自筆にしました。
入社試験の入り口で、つまずきたくないから。
気の小さい私です。

画像  新見駅前の風景
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リハーサル&演奏会「新見ウィンドアンサンブル」

2009年02月09日 | 音楽
昨日は「新見ウィンドアンサンブル」の演奏会。
新見市と県を超え周辺からの参加メンバーによる吹奏楽の演奏会。

感動しました。
演奏会に臨む努力と構成力(シナリオ)とお見送りの精神に。

前日のリハーサルも聴きました。
リハーサルでグループの状況、メンバーの考え方がわかるからです。
「こうした方が良い」「この方がいいのでは」などの意見がでています。
「自分たちの演奏会」の意識が高いのです。
もちろん事前に決定すべきこともありますが、好感が持てます。



そして、演奏会当日。
本番が起こす「奇跡」もあります。
リハーサルよりずっと、出来がいい部分が多いのです。
演奏技術を越した「のり」が違うのです。
聴いているお客の反応が、ビビッドに演奏者に伝わるのでしょう。
照明も雰囲気を盛り上げます。

演奏以外にも工夫があります。
突然の指名による団員挨拶。その中身はお客様への真の感謝の言葉。
裏方のスタッフも参加してのカーテンコール。
演奏会終了後のお見送り時のロビー演奏。
感動しました。素晴らしいスタンスです。
地方で苦労している音楽仲間の存在は頼もしい限りです。

再考すべき部分も。
メインのオリジナルステージの演奏途中のプロジェクターの投影です。
曲の間はともかく、めまぐるしい画像の投影は聴くことへの集中力をそぎます。
また短いソロ演奏は、聴衆にも欲求不満を抱かせるのでは?。せめてワンフレーズ。



団長は私のブログ友達。
その苦労を後日慰労しなくては。
気持のよい新見ウィンドアンサンブルの演奏会でした。
皆さんお疲れさまでした。いい演奏をありがとうございました。

画像  お見送りのロビーでの演奏
     リハーサル風景
     演奏会場(新見市学び広場)
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炎と「格闘」4時間、完璧「脱水症状」!

2009年02月04日 | 日常
冬のさなかに「脱水症状」です。
大量の木や枝の焼却4時間。
12月に切った木の後始末。
山のように積まれた枝を田んぼで焼きます。

うずたかく積まれた木を田んぼの真ん中に引きずりだします。
これが重労働。一本一本が長すぎます。
のこで短く切るには量が多すぎ。チェーンソーがあれば簡単なのですが。
延々4時間もやると、膝ががくがくします。

木を燃すことがこんなに大変だとは。
12月に切ってもうふた月近く、乾燥済みと思いきや、半なま状態。
高く積み上げて、火をつけ、乾燥させながら焼きます。
枝が張って、うまく重なりません。
しかも、火が高く上がって、通行人から消防署に通報されないようにしなくては。
燃える枝の上にあがり、体重をかけ、隙間をつぶすのです。
これが当然のことながら、熱くてけむい。

     

4時間後、完璧「脱水状態」。
牛乳・ジュースを飲んでも飲んでも、のどの渇きが止まりません。
一リットル以上は飲んだはず。
重労働と炎の熱が体温をあげます。体力消耗、疲労の極致。
パンツ・シャツまで汗でぐっしょり。
真冬のこの寒い中、体は酷暑にやられた状態です。
食欲が全くありません。飲み物で胃がいっぱい。
体が疲労で震えています。

ようやく、三分の一終わった程度。あと二日はかかるかも。
でも、不思議なことに、充実感があるのです。M体質?(苦笑)

画像  野焼き
     年末の伐採風景(8人役かかりました)
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訪問者

2009年02月04日 | 友人たち
昨日は、3人の訪問を受けました。
朝は、町内に住むいとこ。昼、高校時代の友人。夜、大学時代の友人。
それぞれ、話のテーマが異なります。

いとことは、新見市の就職状況について。
地元企業の経営の厳しさを教えてくれます。
公共事業がほとんどなくなり、青息吐息の土木業界。建築業界。
そういえば、地元の新聞に落札のニュースがありません。
長年地元で頑張ってきたいとこの「生活感」は参考になります。

高校時代の友人は、農業と行政と選挙について。
畑の春の準備と農業の楽しさをひとしきり。
4月の地方選挙(市長・市議)の情勢、背景説明。
候補者たちの政策と人柄を教えてくれます。
しかし、エリアの過疎化対策と行政の対応のタイムラグが気になります。
お互いの子供たちに、何が残せるか話は弾みます。

     

大学時代の友人は、田舎の医療の実態のレクチャー。
彼は、近くのクリニックの医師です。
地方の病院の採算や看護師の確保に頭を痛めています。
彼はオリジナルのCDを聴かせてくれました。
クリニック併設の介護老健施設のテーマソング。施設の自然環境を表現。
バイオリンを弾いていた彼に、作詞作曲の才能があったとは。
同じ大学のオーケストラ時代に、懐かしさが。
いなかの医療の中心人物の存在は、頼もしい限りです。

昼・夜ともに食事を作ってくれたのが母親。
田舎料理ですが、精一杯のもてなし。私は運び役。
86歳のシニアが、60歳の私と友人のために頑張ってくれます。
友人たちの訪問と食事の準備は、「大変」と言いながら、楽しそうです。

ありがたいのは、友人たちの存在。
数十年ぶりの再会ですが、時を超え、即座に昔にタイムスリップ。
若いころの自分を思い出させてくれます。

「どう生きるか?自分の存在価値はなにか?」を考えた一日です。

画像  市の支局(平成の大合併前の町役場)
     医療施設(近くのクリニックと併設の介護老健施設)
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まきストーブが欲しい!

2009年02月02日 | 日常
昨日午後、近隣の友人宅でコーヒーをごちそうになりました。
7年前に地元出身の奥さんとこの集落に帰ってきたご家族。
気さくなご夫妻です。

私の関心のあった「まきストーブ」のお話を聞き、体感しました。
外国製の大きなストーブ。
暖かなリビングです。

改装に伴い「まきストーブ」を入れるかどうか迷っています。
今もガレージの中はまきが山のように。
我が家の雑木の山もすぐ裏にあります。

このストーブを設置されたご夫妻にその素晴らしさを聞きます。

エコとしての資源の有効活用は勿論です。
加えて、ストーブの上ではお湯がわき、煮込みの鍋も。
シーツなどの大きな洗濯ものの冬場の乾燥にも、大きな力を発揮。
何より、まきの燃える「炎」は癒しです。
炎の「揺らぎ」の効用は、科学的にも証明されています。

ストーブの「炎」を見ていると飽きません。
うらやましい限りです。

でも私にとってのネックは、コスト。
歴史を持つ外国製は、排気筒工事込みでおよそ百万円。
当初から、予算を組んでいません。
またいつまでまきが自力で供給できるか?体力との見合いです。
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