元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

車を買い換えました。

2015年05月30日 | 好きなこと、もの
週末 新しい車が納車されました。
排気量の小さな普通車。色はメタリックブルー。走行キロ数2万の中古車。

以前の車は、15年乗って、屋根の塗装も色落ち、ナンバーは転居前に住んでいた浜松。
退職後Uターンの私に、母親は「みんな、退職時新しく大きな車を持っているのに、
なぜボロ車なんだ?」
90歳の母親が不思議がるほど、古い小さな車とともにふるさとに帰りました。
岡山県で浜松ナンバーは珍しく、その意味で目立ちました。
「地元に税金を払えよ!」と言う友達もたくさん。

車に興味を失っていたサラリーマン晩年の時代。
でも車に凝っていた若かりし頃もあったのですが・・・。

会社に入社した当時持っていたのは、話題を呼んでいた「ロータリーエンジン」。
結構スピード狂だった私。交差点で信号待ちの後、隣の車とゼロヨン加速を競った頃も。
サードにギアを入れ、前の車との車間距離をどれだけ詰めることができるかとか馬鹿なことも。

結婚して、子供が次々生まれ4人の娘を持ったときに、手に入れたのがミニバン。
子供たちを連れ、毎週出かけ、景色や美味しいものを楽しんだ時期も。
最高一日で800キロ走波、疲れも知らない時代。
普段 家にいない分、子供たちとドライブで会話したのも懐かしい思い出。

子供が進学のため、次々家を出るとやがて車に興味を失いました。
走ればいいと開き直って、洗車もしない10年間。

昨年末、80歳前のシニアにぶつけられ、みっともない「へこみ傷」。
やっと、車の買い換えを決意、半年後 契約そして納車。

販売店には、予算とブルーの色のみ指定。
担当者のもっと細かい指示が欲しいと言われ、ようやく車種を決めた具合。
届いた車は、明るいメタリックブルー。高そうなホイールをはいています。
娘にLINEで報告。「青って新鮮」「いいじゃない」との好反応。

この歳になっては、少し気恥ずかしい色の車。
DVDが観れるナビをつけてもらい、同乗者は長距離も退屈ではないかも。
通勤で往復30分ほどだが、毎日車に乗る田舎の生活。

心はときめかないものの、新鮮さはあります。
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厳しい5月の農作業

2015年05月18日 | 農業
この二日間の農作業は過去7~8年で最も過酷なものでした。

それは田んぼの周辺部に溝を切る作業。
田んぼに注水する時、まんべんなく水を回すために必要な溝。
延べおよそ500mに亘る「力仕事」です。

「荒起し」と呼ばれる耕運はすでに2回してあるものの、掘り起こしてない部分も。
石垣やコンクリートの畔(あぜ)際が固くなっているため、スコップで土を取る作業。
垂直にスコップを立て、全体重を掛け、突き立てます。
あとは斜め45度で土をすくい取り、鍬でならす作業。

     

コンクリートでない畔道の低い部分には、「畔シート」と呼ぶ波板状の化製品の埋め込みも。
より深く掘り、シートが倒れないように足で踏み固める作業も50m。

二日間で延べ9時間、もっとも3時間は休憩。休み休みでも腰と肩が重い。
10日ほど先の田植えに備えて、今週末 水を入れ、土と水を馴染ませます。
農業の「土木作業」の出来ない体と年齢になったことを痛感。

畑のほうは夏野菜の苗の植え付け。
10日ほど前に、畑をアルカリ性にするため「セルカ」をいれ、土壌改善。
3~4日前に堆肥を入れ、小型耕運機(管理機)で耕運。

     

     

トウモロコシ・なす・キュウリ・ピーマン・トマトなどおよそ30本。
畝(うね)を作り、穴を掘り水をたっぷり含ませ、根付きを良くする肥料を底に入れます。
娘たちが帰省した時、朝採りの新鮮野菜を食べさせたいものです。

田んぼも畑もほぼ無農薬(稲の苗の消毒と田植え時に少し雑草除けは撒くので)。
義務なら楽しくない作業も、趣味の世界なら苦しくてもできるというもの。
一年に一回の稲や野菜作り。80歳まで、あと十数回しかチャンスはありません。

休日しか作業できない「サラリーマン農業」。
なにもせず体力温存の休日より、疲れるけど農業は達成感があります。
「収穫という成果」が自分の目の前で確認できるからです。
コメント (2)
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職場の同窓会と母の一時帰宅

2015年05月06日 | 友人たち
今年のゴールデンウィークもスケジュールが一杯。
農作業に法事、職場の同窓会や母の一時帰宅、そして四女の帰省。
天候にも恵まれ、気持ちのいい連休。

かつて一緒に仕事をしたメンバーが県南や市内から我が家に集合。
お子さん連れの夫婦も参加し、楽しい時間。
かみさん手作りの田舎料理で「もてなし」。裏山のタケノコも好評。

近況報告を交え、楽しさや愚痴も。何をしゃべっても最後は笑い声。
利害や世代ギャップのない集まりは楽しいもの、秋の再会を約して散会。

     

久しぶりの母親の一時帰宅も、晴天のもと無事実現。
入院中でも、意気軒昂の92歳の母。脳内出血のためマヒは残ったものの、頭脳は明晰。

庭の藤やエビネ・スズラン・サツキを観るための帰宅です。
車いすながら、同行の弟や妹との会話を楽しみ、母親専用の部屋で休憩。
介護タクシーの運転手さんも親切で気配り十分、お世話になりました。

     

たまたま帰省していた四女。
就職決定が遅れたものの、念願のデザイナーに決まり、報告のため帰ってきました。
一ヶ月間、四次に亘り、さまざまな能力を試されたとか。

美大出身の必須要件のデザイン力や趣味?のカメラの力量、文章作成力・手先の器用さも。
即戦力としての企画立案や広報担当も視野に入れての採用らしい。
苦しかった就活を、見せてくれた提出用「ポートフォリオ」が証明していました。

四女も就職は終着でなく、出発点だと自覚していることに安心しました。
四人の娘が卒業し、社会に出たことで親の務めは終わったかもしれません。
でも孫の初節句の写真に自分自身の新しいステージにも気付きました。

     

月末には田植えも始まります。6月には次女の結婚式も。
まだ老いるわけにはいきません。

     

画像   夕暮れの飛行機雲  この雲のみが夕日を浴び幻想的な風景
      群棲するエビネ    野草。母親が山から移植したものが増えました。
      庭のサツキ        白が清楚にひっそりと。足元は昔の家の鬼がわらも。
      スズラン         わが町の花に指定
      落ちた藤の花      庭の藤棚の下の石段が白くなるほど散ります。
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