昨夕 職場から帰り、裏山で栗拾い。
歩いて5分の距離の栗林。やぶ蚊と「戦い」ながらの作業。
大き目の買い物袋に一杯採れました。
昨年のカレンダーには、栗の収穫量を日毎に〇△✖で記録。
拾うタイミングを逸しないようにしています。
日中はサルが、夜中にはイノシシが、「栗拾い」に「参加?」。
今年はまだ、荒らされていなかったのか、それなりの収穫です。
彼らの出没は、栗の皮が散乱してしているかどうかで、わかります。
ゆでた栗を半分に切り、スプーンで食べるのが、オーソドックス?
しかし かみさんのつくる「渋皮煮」が一番おいしい食べ方です。
硬い皮を剝き、渋皮を残して砂糖で煮詰めた「逸品」。
東京の娘たちも大好物。ただし皮を剥く作業は、結構力仕事です。
9月初めに植えた大根・白菜などの秋野菜も大きく成長中。
夏野菜で酸化した土壌を、「石灰系の肥料」でアルカリ化するのがコツ。
葉っぱを食い荒らす虫退治も重要。
私の大好物が、大根の「間引き菜」。
植えて10日程度の大根の葉を、茹でて醤油を垂らします。
素朴な味で、野菜の旨みを感じ、秋を感じる瞬間。
「間引き菜」を食べると、健康になるとの言い伝えも。
昔は、夏場バテ解消の、ビタミンの補給の食べ方だったのでしょう。
田んぼの稲も黄色に色付き、10月の稲刈りを待つ状態。
今年は、出来はよくない年。春からの日照不足が原因。
また コロナで在庫量が積み上がり、米価は昨年よりダウン。
しかし 販売が目的でない自家消費程度の我が家には、影響はなし。
近隣の稲刈りはすでに終わり、残るは我が家の稲のみ。
品種の差が、稲刈りの時期を決めるのです。
コシヒカリや秋田こまちが、圧倒的に多い県北の山間部。
ゴールデンウィークに田植え、9月収穫が大半。
我が家は6月に田植え、10月稲刈りの昔からのスケジュール。
品種は「きぬむすめ」。岡山県で二年連続「旨み№1」の評価米。
倒れにくく、収量も多い品種のため、栽培農家が増加中です。
ただ 多品種と比べ、水を必要とする時期が異なり、調整が要ります。
ふるさとにUターンし、米や野菜つくりを始めて、10年。
昨年の作業時期を忘れ、毎年が初心者の「にわか百姓」。
確定申告では、毎年20万円の赤字申告。
米や野菜は、作るより買うほうが、絶対経済的な農業規模。
体力作りと「成果」を目の当たりにできる充実感が醍醐味。
あと 10年は頑張りたいものです。