モノトーンの季節に鮮やかなオレンジ色。
昨日 届いたネーブルです。
毎年この季節の楽しみの一つの「取り寄せ」産直品。
もう長い間、取り寄せ食べてきたネーブル。
広島県瀬戸田のネーブルは最高です。
この大きさと糖度。瀬戸内海の太陽と潮風をいっぱいに浴びた逸品。
特に東日本の友人・親戚には直送。
寒い地域にない果物のためか、喜ばれる柑橘類。
糖度が高いため、触った指がベトつきます。
ネーブルを食べると何故かリッチな気持ちに。
経済的に厳しい時代、手が出なかった「高級品」だったネーブル。
皮の剥きにくい小さなネーブルを、大切に味わって食べた記憶が。
数年前、家族旅行の夕飯時、三女が父母や姉妹に問いかけます。
「一番好きな果物は、何?」
複数回答も可だったが、私は即座に「ネーブル!」
「そうだね、お父さんは好きだね。」と全員が納得。
「食べ方は、横に輪切りが美味しいんだ。」
詳しく説明しようとしても、もう誰も聞いていません。
多分 何回も説明を聞いていて飽きている娘たちとかみさん。
かみさんはイチゴ。長女は梨と柿。梨は甘くない二十世紀。
次女は、イチゴとマンゴー。三女はイチゴ。四女は洋梨。
食事後、延々食べ物の話で盛り上がった、有馬温泉の夜でした。
今は、コロナで東京の娘や孫たちと会えない日々。
届いたネーブルを前に気づいたのは、美味しさを共に味わう家族が必要なこと。
「美味しいね!」「本当だね!美味しい。」
食べ物の美味しさを倍加させるのは、「誰と食べるのか」です。
画像 取り寄せたネーブル 広島県瀬戸田産
スライスしたネーブル ジューシーで甘いのです
有馬温泉 この部屋で食事そして雑魚寝
4人の娘たちとの楽しい夜でした