元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「田舎は良いなあ!」甥の一言

2022年05月29日 | 農業

汗ばむ陽気の昨日、田植えが終了。

農業のトップイベントが終わり、いよいよ夏です。

弟・妹・甥と子供が手伝いに。

 

田植えの手伝いは、せいぜい苗箱運搬・植え直し・苗箱の洗浄。

田植え機の車輪の回転でできた轍を「トンボ」で平滑にするくらい。

でもなぜか「大仕事」をやり切ったかの満足感。

 

何年振りかで我が家を訪れた甥と3歳の娘。

畦に座って「泥団子」を作ったり、苗箱を洗う横で川遊びを楽しむ娘。

「びしょ濡れ」になりながら走り回ります。

 

田植え機のない時代、横一列に並び苗を植えていた大人たちを見た微かな記憶。

田植えは、多分重労働だったはず。かがむ作業は腰に相当な負担も。

田植え機の出現は、画期的? 最初は乗用タイプでなく、歩いて押していたはず。

 

わずか2反5畝の田んぼの田植えは午前中で終了。

昼食の時間は、「達成感」が漂う団らんの場。

久しぶりの田舎体験に、甥が「田舎は、良いなあ!」と。

仕事に追われ、娘と遊ぶことの少ない甥が娘と過ごした時間が楽しかったらしい。

 

収支赤字の農業。独りの農作業は、運動になるとは言え辛い作業。

誰かとの共同作業が、励みであり、連帯の楽しさ?

四季を感じながら作業するすることは、「至福」の時間かもしれません。

 

今日は菩提寺の、地区総代の総会。

会長就任3年目にして、初めて開催。ここ2年間は、コロナにより書面決議。

やむなく引き受けた重責、信仰の厚い人たちの協力で進行予定です。

 

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米作り「肥料手撒きと注水」

2022年05月22日 | 農業

昨日は、田植えの準備の休日です。

米作りにとって、重要な肥料散布。

田植え時と出穂時期に2度効く「一発肥料」を手撒きで。

 

肥料散布にとって悪条件が発生。一部のエリアが歩行困難な「泥田」状態に。

水路から水がオーバーフローし、ぬかるみに。

この田んぼの中を、バケツに入れた肥料を手撒きで散布します。 

 

散布機を持たない我が家は、手撒き。

20キロ入りの袋が5体。計100キロの肥料散布はハード。

「ぬかるみ」が判明し、急遽 遠隔地の弟に応援依頼。

おかげで作業がはかどりました。弟に感謝。

ただ バケツを持っての5000歩に「腕が痛い」と嘆く弟。

 

     

 

そして 肥料散布後、田んぼに注水開始。

水没エリア以外は、「カラカラ」の乾燥状態。

土が水を吸い込み、田んぼ全体にいきわたるのに半日以上。

加えて、モグラの穴やコンクリート畦の継ぎ目からの漏水対策作業も。

 

水がいきわたった状態で、数日放置。

そして トラクターで泥田を攪拌する「荒掻き」。

大型トラクターを持たない我が家は、農業のプロに依頼。

前年の秋から田植えまで、計4回のトラクター耕運。

 

作業依頼により、田植え完了まで計10万円の経費発生。

これに苗代4万円、肥料・除草剤も3万円。

秋の稲刈りと乾燥・袋詰めまでが8万円。

 

     

 

今年の確定申告で20万円の赤字。おかげで還付金8万円。

以上の計算に私の人件費は含まれていません。

草刈りや水管理に費やす時間をカウントすると膨大な赤字。

 

でも農業を止めない理由は何?

「お米が美味しい」と言ってくれる娘や親戚・知人の存在が一番。

わが家から一望できる先祖の遺してくれた資産の田んぼの継承。

でも本当の理由は、私の健康維持ための適度の運動かもしれません。

 

体力降下のため、何時まで続けられるかわからない「米作り」です。

 

画像   「荒掻き」作業  近隣の農業のプロ、我が家の田んぼを熟知

     「一発肥料」   二度手間を省く優れもの

     庭のパラソル   作業の合間にコーヒーを楽しむスペース

            

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「娘・孫たち、婿殿もサントリーホールに全員集合せよ!」

2022年05月15日 | 音楽

今日 午後 東京に住む娘4人と孫、婿たちが全員集まります。

場所は、演奏会場のサントリーホール。

この会場で開催のチャリティコンサートを聴くために。

 

3日前、知人の産科医から電話。

「東京のサントリーホールで演奏会があるけど、娘さんたち聴きに来ない?」

産科学会の「おぎゃあ献金コンサート」を聴きに来ないかとのお誘いです。

 

地元のクリニックに四国から通うこの産科医は産科学会の理事。

娘二人が「ふるさと出産」、孫を取り上げてくれた医師。

学生時代のオーケストラ仲間でもある産科医。

おぎゃあ献金合奏団を立ち上げた医師。志の高い医師でもあります。

 

毎年 わが家や地元の割烹で旧交をあたためる仲間。

このクリニックには、同じくオケ仲間の内科医も岡山から支援の勤務。

50年前の学生時代からの知人とは、時空を超えての付き合いです。

 

     

 

早速 家族LINEで娘たちに、コンサートの内容と主旨の説明。

この医師の好意で、チケットはプレゼントするとのこと。

またチャリティコンサートのため、子供の参加も可。カジュアルな服装も。

 

「家長?」の私の呼びかけに応えた4人の娘たち。

孫や婿たちも参加との連絡、演奏会の数日前の連絡ながら、よく調整した娘たち。

私たち夫婦にも、上京を促す娘。しかし残念ながら私たちは、今回は見送り。

 

おぎゃあ献金合奏団は、母校の医師仲間を中心に地元岡山で結成されたグループ。

指揮は、母校の指揮者を50年続けてくれている恩師の保科洋先生。

アマチュアを超えたとの評価の高い演奏集団。

 

娘たちの演奏会を聴く動機の一つが、会場の「サントリーホール」。

多くのプロの定期演奏会が開催される、音楽の「メッカ」。

由緒ある会場で、ラフな服装と子供の参加が許可される「破格」のコンサート。

 

オーケストラを囲む全方位に客席が設けられた会場は、ユニークです。

亡き名指揮者「カラヤン」のアドバイスをもらって、設計された会場。

三女も学生時代このサントリーホールでメサイアのピッコロトランペットの経験が。

曲目は、「シェラザード」から童謡まで、ファミリーな選曲です

 

     

 

今回の演奏会を楽しみしている娘や孫たち。

素晴らしい会場と指揮とオーケストラ。音楽の楽しさを満喫して欲しいもの。

嬉しいことは、呼びかけに応えて、家族全員が参加してくれることです。

 

この演奏会のチケットをプレゼントしてくれ、席の並びまで配慮してくれた医師に感謝。

 

画像    サントリーホール               今回のコンサートに招待してくれたのは藤田医師

      娘たち         演奏会終了後送られてきた写真(勢ぞろい4人娘)

      新百合ヶ丘の家     30年前に住んだ家(社宅) 設備の良い家でした

 

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「母と娘」の関係力

2022年05月08日 | 娘達・家族

施設入所の母親の見舞いは、弟妹3人で一緒に。

 

ガラス越しの面会のため、ハンディトーキーでの会話。

母親は、妹の「お母さーん!見舞いに来たよ!」の声が一番嬉しそう。

高い声のせいだけでなく、母親と娘の強い「絆」を感じます。

 

若くして交通事故で亡くなった父親。

その後 結婚するまで母親と同居の妹。

時には反目しながらも、母親との二人の生活が。

母の食べ物や着るものの好みを熟知し、細かいところまで気が付く妹です。

 

     

 

4人の娘たちとかみさんとの関係も同様。

電話やLINEでのやり取りは、父親の私との会話の数倍。

かみさんの持つ、娘たちや孫たちの日常生活の情報量に驚くばかり。

母親と娘の関係力の強さには、父親は到底及ばないものと実感。

 

その娘たちから送られてきたカーネーション。

今まで見たことのない新色。

東京の大手花店で見つけて送ってきたらしい。

早速玄関に活けて、楽しんでいるかみさん。

 

コロナで久しく上京してないかみさん。

今まで 毎年4~5回は、東京でライブを楽しんでいました。

娘たちと一緒のライブと食事会は、かみさんの「栄養補給」のようなもの。

 

ライブのチケット代、岡山・東京間の飛行機代や食事会費用。

シーズンとライブに合う服飾費用。見たことのない服装で出かけます。

上京時に必ず立ち寄る美容室のカット代は結構高額。

その原資をひねり出すために、働いているようなもの。

 

     

 

その娘たちとかみさんとの関係力に負けないようにしなくては。

この連休中、かみさんとの共同作業の真似事も。

田んぼや畑の作業は私の領分。庭や花壇はかみさん担当。

共通の作業は家の周りの清掃。石垣の苔落としも。

 

久しぶりにかみさんと「家飲み」。

宮崎から取り寄せた餃子にビールのジョッキ缶。

思ったより泡がクリーミーでなかったものの、心地よいのど越しです。

 

画像   新色のカーネーション   東京の娘たちが送ってくれたもの

     海老根          山野草 母親が昔採取したもの

     かみさん         家に上る石段の横の花壇の剪定・清掃中

                  

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「心の黄金」週間(護持会運営)

2022年05月01日 | 日常

庭にタープを張り、パラソルをセット。

屋外用いすとテーブルを並べ、アウトドア感覚。

新緑がまぶしい周囲の山と庭です。

 

ゴールデンウィークにタープを張るのは初めて。

日差し遮断でなく、初夏の風を受けるため。

アウトドアの雰囲気が、なぜか心を掻き立てます。

 

娘や孫が帰省するわけではないのに、「非日常」の実現です。

老夫婦だけの、黄金週間を楽しもうと。

自然にはないオレンジのタープとイエローのパラソルがアクセント。

 

    

 

連休初日 菩提寺の護持会の役員会。

思いがけず推薦を受け、固辞したが、菩提寺の護持会長を引き受けて2年。

40年ぶりに故郷に帰り、「浦島太郎」の私に大役。

 

護持会の整備事業の一つに、墓地の増設。

檀家の高齢化や都市部への移住がすすみ、「永代供養」を希望する人が増加。

増設した墓地の半分が予約で即埋まりました。

 

護持会の兄弟組織に「墓地組合」も。

檀家の中で、菩提寺内に墓地を持つ人が構成員。その構成比およそ60%。

ただ この組合の役員が高齢化、草刈りや清掃が困難に。

運営の年間組合費のひっ迫や次期役員の選任などの課題も。

 

私がこの菩提寺に墓を移転したのは、2年前。

娘たち4人が東京在住、裏山にあった墓地への道も急峻。

そのために、思い切って菩提寺に墓を移したのです。

 

新しい石碑(墓石)が完成し、生まれた「安心感」。

かみさんや娘たちも「マイ 墓地」の感覚が芽生えたらしい。

足が衰えても、横移動できる平坦な墓地。墓地は高台で車が必要ですが。

 

     

 

黄金週間が楽しいのは、休みが多いだけではないかも?

仕事や日常の忙しさをオフにして、休息のスイッチがオンになるから?

新しい生活感覚を持てるきっけに、黄金週間がある?

なれば、目に見える「明確な」変化、「非日常」を造ることでしょう。

 

新しい石碑(墓石)を設置したことで生まれた感覚。

先祖を敬うためだけでなく、実は「今生きている人の活性化」が副次効果かも?

休日のタープやパラソルは、オン・オフの切り替えスイッチ?

視覚効果が、人間の気持ちの切り替えに大きな影響があることを実感。

 

旅行・外出で気分転換も重要、美味しいものを食べられる機会も。

でも我が家に帰った時に、その感覚を維持する視覚的「モニュメント」が要るかも?

家具の配置換え、カーテン交換、玄関の置物・眠っている食器に交換etc。

 

     

 

黄金週間は、一年の中でも一番素晴らしい季節。

昨日は、山陰に鮨を求めてプチ旅行。出雲そばがお土産。

今日は、庭の池の掃除、夏野菜の苗の植え付け と忙しいスケジュール。

その作業の合間に、庭のパイプ椅子に腰かけ、飲むコーヒーの美味しさ。

タープ越しの空の青さに癒されます。

 

画像    タープとパラソル   夏休みの娘や孫の帰省時のデイキャンプ予行演習

      菩提寺        慈眼寺(曹洞宗)寺は山の中腹

      寿司         米子市の寿司屋「北海道」、昨日は予約客で満杯

      池          この池を今日掃除予定

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