元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

異色のマスター、珈琲屋「あるれ」(新見市)

2009年04月30日 | 友人たち
きのうは、季節外れの私の「文化の日」。
その「こころ」は、音楽とコーヒーと、仲間との出会いの日だったから。

夜、市内の喫茶店に出かけました。
近隣の友人の紹介で喫茶店のマスターに会うため。

マスターは若い頃、東京で「演劇」を志したらしい。Uターン後、喫茶店を開業。
そのためか、客がこだわりの人たち。
演劇、映画、音楽、絵画、写真に凝る人たちの「たまり場」?。
カウンター後ろのコーヒーカップの数に圧倒されます。
マイカップもあるとのこと。

訪問目的は、コンサート開催の可能性について意見を聞きに。
新見での聴衆の数やコンサート会場の有無を知りたかったのです。

昼間、久しぶりのいとこ夫婦の訪問時に出た話がきっかけ。
かつてフォークの世界で、一世を風靡したグループ「○○銭」。
岡山でのコンサートの前後に、新見でコンサートを開催したいと。

このいとこ、岡山のFM放送局の社長です。
権力を濫用し?、自分の30分番組をもつ「フォーク狂」。(ごめんね)
会社ではなく、個人の人脈を使っての招聘らしい。

新見に音楽人口を増やすためにもやりたいものです。



この朝、岡山から新鮮なコーヒー豆が届きました。
真庭の知人の医師が届けてくれたのです。あけてびっくり。
モカマタリ・エスメラルダ・高嶺のブルーマウンテン。
初めて見たカロシトラジャ・キューバのクリスタルマウンテンなどなど。
コーヒー好きな私への最高のプレゼンントです。

まずモカマタリを挽き飲みます。
ローストの深さ、焙煎時間が秒数で表示してあります。このこだわり。
一緒に飲んだいとこ夫婦もおいしさにご満悦。

おいしいコーヒーと音楽、庭の満開の白いフジ、吹き抜ける気持のいい風。
これ以上のぜいたくはない「いなか暮らし」。いとこたちがうらやましがります。
私の居間になった奥の間からの景観を見て、「改装の必要なし」と。

大改装に少し迷いが出てきました。

画像  喫茶店「あるれ」のマスターとコーヒーカップ群。
     いただいたコーヒー豆の数々(当分楽しめます)


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新見でも女子大生闊歩の時代に?

2009年04月28日 | ふるさと
小学校時代の友人と立ち話40分。
農作業中の姿を見て立ち寄ってくれました。

彼は、この三月定年退職。新見市の農業委員。
農地の宅地への転用の審議などが主な仕事とか。
新見でもアパート建設がラッシュ?らしい。

新見公立短大の四大への移行が決定したため。
この学生用のアパートが結構建つらしいのです。

南に位置する高梁市が「学園都市」を標榜し、先行している県北です。
ようやく新見市に四年制大学。文化の町への一歩です。
魅力ある町つくりをして、応募者が増えるといいのですが。
まずは、地元の子供たちが目指す大学にしたいもの。

     

四人娘の内、上3人は東京の学校へ行きました。
三女は、音楽を学ぶ四年生。まだ教育費用がかかります。
地元での学生生活は、親にとっては楽。
お金が、新見に落ちるのも地域の活性化策の一つです。

この農業委員の友人への依頼が近隣からあったと話してくれました。
何年も休耕にしていた田んぼを復元して欲しいと。
7~8年経つと木が生えるらしい。
このため重機を入れて、もとに戻すのだが大変と言っています。

人口が減り、田畑が荒れる最近ちょっとうれしい話です。

今年は、タケノコが豊作。裏山で弟が掘ってきました。
母親も嫁に来て60年。初めて見る大きさだというタケノコ。
やわらかくおいしいのです。新鮮なものが食べられるいなかの特権です。

     

画像  新見市千屋温泉大浴場(女子大生には温泉ブームだとか)
     トランペットを練習中の三女
     取れたてのタケノコ(我が家史上最大の大きさ、携帯が小さく見えます)
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「フジの花」もびっくり、500万円のギターの音色

2009年04月26日 | 音楽
午前中、大降りの雨、午後小雨、夕方晴れ。岡山県北部の昨日の天候。
その中で「至福の時間」を過ごしました。

庭の白いフジが、満開です。
雨の新緑の中の白い花が鮮やか。香りもあたり一面を覆います。

悪天候下、三重県から遠来のお客様。それもギターの名手。
我が家への訪問を急遽ミニコンサートに変更。
プロでない「プロ」。趣味の次元をはるかに超越。

曲の間に、ギターの知識やエピソードも。
ギターが好きでたまらない演奏者の想いを感じます。
ラストの「アルハンブラの宮殿の思い出」は深い感動を聴いている仲間たちに。
この曲を3万5000回も演奏したとの言葉に納得です。

こんなに音量があるギター演奏を知りません。
柔らかさに加えて、それでいてしっかりとした音の輪郭。
雨それに和室の悪条件をものともしない「技」と「音色」。
奥の間の高い天井(神楽の立ち回りのための空間)も音響効果が多少は。



下賤な私は、ギターの値段に絶句です。
なんと500万円、ベンツの値段と同じです。
聴いていた友人たちもこわごわ触らせてもらいます。写真も撮ります。
音楽好きのメンバーも驚きです。

このギタリストを同行してくれたのは明石の友人。
多くの知人を紹介いただきました。顔の広い人です。
16年の単身生活にようやくピリオドを打ち、数ヵ月後に自宅に帰るとか。
「濡れ落ち葉」にならないことを祈ります。(笑)

素晴らしい時間を与えてくれた友人二人。
集まってくれた10人の音楽好きの知人・隣人。
いなか料理を作ってくれた家族。そばを打ってくれた本職さん。
すべての人たちに感謝です。

画像  我が家でのギターミニコンサート
     庭の白いフジの花(この景観は癒しです)
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東京のテレビ局の取材申し入れが・・・。

2009年04月22日 | 娘達・家族
東京の、あるキー局から私に取材したいとの要請がありました。

先週、市役所の観光課から電話があり、ブログの書き主かどうかの確認です。
記事内容から、私が岡山県の新見市内に住んでいると推測し、テレビ局が「捜査依頼?」を市に。
市役所のメンバーが手分けして、ブログの実家の写真を頼りに探したらしい。

私がブログの「元ベース弾き」であるとの確認後、テレビ局に知らせて良いか問い合わせあり。
了承後の、出演依頼の東京からの電話です。

製作番組は、二時間のスペシャル番組(特番)だそうです。
「女性陣の中の孤軍奮闘の男性」がテーマらしい。その一話に私を。
ブログから、娘四人とかみさん、母親などの女系大家族に興味を持ったらしいのです。

加えて「音楽村」構想、築120年の家の大改装、農業初心者にも。
家族構成、娘たちとの関係、改装の進み具合、音楽村進捗など聞かれました。
娘たちが了承かどうかを聞いてから、あらためて返事すると電話を切りました。

取材を受けるかどうかはさておき、ブログを読んでもらっていることはうれしいものです。
書き手の喜びです。

ブログへのアクセス数はわかるものの、どこの誰が読者かわかりません。
関心のあるテーマを一方的に書いているだけの私です。

取材・放映に対し、たぶんかみさんや娘たちは「ノー」というでしょう。
日頃から、ブログによる自分たちの「プライバシーの侵害?」を言っていますから。(笑)
メールと電話で娘たち家族に確認です。出演OKか否か。
断るなら、早くしないとテレビ局に迷惑をかけるから。

でも世の中いろいろ面白いことがおこるものです。

画像  テレビ出演中の金子一郎氏(数学教師であり、ピアニスト)
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グランドゴルフ大会を支える医師

2009年04月20日 | 友人たち
昨日の暑さは異常。まるで「夏の太陽」のようです。
この暑さの中、元気なシニアがいっぱいいました。
新見市正田の広場でのグランドゴルフ大会です。

初めての観戦。これが結構面白そう。
コースを飛び出すOB続出。逆に「ワン」と呼ばれるナイスパットも数多く出ます。
シニアと思えないクラブの振りと芝の「読み」には敬服。
ゴルフの寄せとパットを組み合わせた感じは難易度が高い。
なんせ50メートルのロングホールもあるのです。
健康と勝負の「一石二鳥」がシニアの心をとらえる理由でしょう。

     

この大会を主催したのが、真庭のさとう医院。
先生に大会前日、突然 我が家を訪問いただきました。驚きました。
母親とは医師・患者の間柄のみだから。もっと驚いたことに私のブログ内容もご存じでした。
そして、グランドゴルフ大会に招待を。「弁当、食べに来ません?」

私の「音楽村」構想にもアドバイス。「まず一歩を進めたらどうですか?」と。
そして持っている人脈の活用の申し出。仲間への構想プレゼンの場の提供も。
真庭での開業ながら、新見市内のことを熟知。
私も知らないこのエリアの状況を掌握しています。地名・人名・組織などなど。

この医院の経営は、狭義の理念でなく「人間」「現場」に主眼がありそう。
小規模を逆手に取って、患者の「心のカルテ?」を医師も看護師も共有。
シニアたちとの「信頼関係」を築いているのです。

         

近くの貢献大学のクリニックの友人の医師や看護師にもさとう医院の話をよくします。
大きな声でシニアに接し、待合室で声掛けしている状況を。
エリアと経営形態の差を超え、ふるさとを支える病院の存在はありがたいものです。

大会の表彰式で、突然「次回はコンサート開催です。」
「紹介します。」と私の履歴の披露がありました。
戸惑いながら、音楽の素晴らしさを話しました。
優柔不断な私の後押しをしてもらったようです。

     

画像  晴天のグランドゴルフ大会(親戚や知人もいて、びっくり)
     表彰式(さまざまな賞にどよめきも。娘さんがプレゼンテーター)
     我が家の「先生と三女さん」(イチゴ大好きの美形の娘さん、
                   うちの娘たちの小さい頃を思い出しました。)
     さとう医院(真庭市)
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七時間の振動(久しぶりの農作業)

2009年04月18日 | 農業
快晴の昨日。絶好の農作業日和。
小型耕運機による休耕田の掘り起こし2時間。
そのあと、刈り払い機を使っての草刈りを5時間。

暖かな、気持ちのいい春の光に誘われ、久しぶりの農作業です。
県道べりの田んぼを畑にするため、耕します。
何年も休耕していたため、土が硬く、耕運機の爪が跳ね返されます。
昔の廃材が何本も埋まっていたのです。

気がつくと、平衡バランスをとる部品が外れて抜けおちているではありませんか。
振動が大きく、ピンが抜けたらしい。
早速、農機具さんに電話をして届けてもらうことに。
すぐに駆けつけてくれます。たった250円の部品ですが。
こんなサービスは田舎ならではのこと、顧客満足度100%です。

     

午後、畑の草刈り。
水路掃除のための田んぼのあぜ道も。
草ぼうぼうの畑、母親が気になっている様子。

やりだすと止まりません。
もう少し、もう少しと思って結局夕方まで。草刈り機に給油を二回も。
畑すべて刈り取りました。この爽快感は、最高。農業の醍醐味。

耕運機、草刈り機で計7時間。
振動によるマッサージを受けていた同じ。心地よい疲労感。
頭脳労働では味わえない満足感。
刈った草が夕陽を受け光っています。
まるで映画のタイトルバックのシーンを思わせます。

画像  家の下の草ぼうぼうの畑(チューリップの向こうを草刈り)
     小型耕運機(端っこのステンレスの円盤が落下したのです)    
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桜のない「春祭り」

2009年04月15日 | ふるさと
「春祭り」と言っても、神事の祭り。
私が仰せつかった会計役の八幡宮の祭りです。

早朝から準備。(前日も準備の買出し)
当番役のこの集落のメンバーと各地区の総代が出席。

「神の言葉」は難しい。まるで外国語。

神饌品→お供え。直会(なおらい)→神事の後の宴会。
人形(ひとがた)→参拝の代わりの紙の切り抜き(人の形)。



宮司さんの言葉の半分も理解できない私です。
若い人たちもチンプンカンプンでしょう。

ただ、健康や自然、五穀豊穣への感謝の意味合いは納得です。
また祭りを通じてのコミュニーケーションや助け合いの精神醸成も。
日本人が忘れかけていることを思い起こさせてくれます。

ただ、3年間の会計の役職期間は長い(ため息・・・)。
期間を短くし、多くの人に体感してもらったら身近に感じるかも。
祭りは役員だけのイベントではありません。

画像  お祓い
     神饌品 前列右から 御神酒、白米、玄米、鏡餅、海魚(するめ)、海藻(こんぶ)
           後列     野菜、果実、菓子、塩  
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にごり酒

2009年04月11日 | 食べ物、飲み物
「良いものがあるから取りに来ないか」と親戚から電話。

急いで行きました。
そこに準備してあったのは「にごり酒」。
それも一升瓶二本。

早速持って帰り試飲。
濃厚な味、生酒のため香りもすごく強いのです。
口当たりが良く、飲み過ぎて酔っ払わないようにしなければ。

何かと気をつけてくれる親戚に感謝。
友達にも飲ませてやりたい酒です。
しかし長期の保存がききません。残念。
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改築プランの詳細完成!あと予算・工期は?

2009年04月09日 | 住まい、場所
改築プランの詳細が決定。二十数枚の図面が届きました。
増築部分と減築部分が混在。現在52坪の平屋の家。増減しても50坪。
はたして、予算内に収まるかどうか?

遅れていた、増改築の詳細図が出来上がりました。
柱・壁はそのままで、あとは大幅改装の計画です。
予算内に収めるため、工法・材質は落とさざるを得ません。
設計士さんも、頭を悩ましていたようです。数か月もの間。

課題は大きく三つ。
ひとつは、壊してみないと分からないリフォームのため、予算のめどが立たないこと。
二つ目は、100年に一度というこの不況期に改装すべきか否か。
現金を持っておくべき時代なのではとの周囲の声。
三つ目は、工期。
八幡宮の秋の祭礼に間に合うかどうか。
大祭の大当番役の我が家が一時的に「神の住まい」になるため。

     

月を追って目減りする退職金で、はたして建築費が払えるのかどうか。
就職もままならない私の「終の棲家」が中途半端になるかも知れません。
一期・二期工事に分けることを覚悟すれば可能かもしれません。

我が家を訪れる近隣の人や友人は、設備以外はこのままでいいのではと言います。
風呂・トイレ・キッチンなどの設備でも1000万はかかりそう。
そのうえ、屋根の吹き替え、壁の修理、間取りの統廃合を考えるとぞっとします。
広いリビングと交流目的の「土間」にこだわる私です。

輪番の八幡宮の当番も祭礼をつかさどる「大当番」。
11月中旬の秋の大祭がメインのイベント。この時までに完成必至です。
改装をするという我が家のことを宮司が心配しています。

来週、建築屋と初顔合わせ。
予算・工期で折り合いがつかなければ改装は延期の予定です。

     

画像  最終改装案の外観立面図(昔の外観を保存する予定)
     実家の庭(この一部に母親の部屋を増築予定)
     新見発電所の桜(新見市正田の橋のたもと)

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国税還付通知とマルサ

2009年04月07日 | お金、投資
最近腹立たしいことの多い国の在り方。
しかし、たまには嬉しいことも。

国税還付通知が届きました。
早い話が「税金」を戻しますとの連絡。

確定申告によって、判明した税金の納めすぎの一部返還です。
昨年9月までサラリーマン。定年退職後、現在無職の私。

そっけないはがきに、返還金額と期日が。
嬉しい通知です。無職の私には、大きな金額。
なにかとものいりな4月、この臨時収入もあっという間に消えることでしょうが。

新見市内の団体に「マルサ」が入った話を先日聞きました。
ある会社の反面調査で入った模様。
4人のダークスーツと遅れてきた応援部隊12名の人数に驚いたと。
中山間の町に「マルサ」が入るなんて珍しい。
自社の決算次期のために資料持ち出しをもし拒否すると、警察に逮捕されると脅されたとか。

つましい庶民への課税より、巨悪に立ち向かって欲しいものです。
最近、世間を騒がしている野党党首の秘書逮捕劇や大臣とゼネコンとの癒着問題。
「的確な処理」を声高にいう当事者に、旧体質を問題視している国民との落差を感じます。

     

昨晩のテレビタックル出演の野党若手議員の言い訳がむなしく聞こえます。
検察の捜査の手法やタイミングには疑問を感じますが・・・。
ここぞとばかりに攻守交替の憂さ晴らしの与党議員の発言にも。

最近、愚痴の多くなった私。
愚痴を言わせる世相や経済状況にも問題はあると思うのですが。

画像  国税還付金振込通知書
     近くの河本ダムの桜
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噛み合わない議論?

2009年04月04日 | ふるさと
思いこみとはすごいものです。
加えて、感情が絡むと、見えなくなるものがあります。

昨晩の新見市長選の候補者の「公開討論会」のことです。
主催の青年会議所の企画と準備に敬意を払いますが、不完全燃焼の感。
「討論」でなく「発表会」の様相。
なら「政策発表会」と銘打てばいいのに。

コーディネーターを介し、お互いへの「質問」形式をとりました。
質問に応えるのが一回だけ。
その答えた内容に対し、再度質問できません。
回答への疑問や正当性の検証ができない形式。

何より、平成の合併の総括を聞きたい私。
合併構想時に目指したものができたのか、そうでないのか?
「浦島太郎」のような私の知りたい回答がなされません。

現職しかわからない内容を聞いても素直に納得できません。
すべてがうまく行っているなら、なぜ閉塞感が生まれるのか。
委託業務以外に「民間の力・知恵の活用」がどこまで進んでいるのか?

     

市役所に電話をして相談した時、タライ回しされた経験があります。
市の大綱に「団塊世代の活力が活性化のキー」と書いてあったのに。

想像ですが、大半は投票する候補者を決めている人たちが多い会場。
抽選で半分以下に絞った参加者。
「実態」を知りたい私のようなUターン組は少ないのでしょう。

対する新人候補者は、市政の詳しい情報・数値はわかりません。
いきおい理念と目標にならざるを得ません。
でも「改革」は新人でないとできません。

会社勤めの長かった私には、定年前「老害」を避けたい意識はありました。
「経験があること」と「改革志向」は相反します。
「上から目線」のおごりは、自覚症状を伴わないことが多いのです。

現職は中央とのパイプの有無と交付金の多さを強調。
新人は、そのおかねの使い方に疑問を。
噛み合うわけはありません。

明日が告示日。ふるさとの将来のかかる大事な選挙です。

画像  実家の階段(この春の雰囲気が好きです)
     公開討論会会場(まなび広場)
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わがふるさとを誰に託すのか?(公開討論会)

2009年04月02日 | ふるさと
明日は、市長選公示前の二人の候補の「公開討論会」。
楽しみでもあり、緊張感があります。
政治がらみの投稿は今まで、避けてきましたが、今回は別。
なぜなら、今後の私たちの将来を左右するから。

候補者は、現職対新人。
新人と言っても旧郡部の元町長。
前回わずかの差で、敗れたらしい。

ここ4年間でも人口は、2000人減少。
昭和35年をピークに半減しました。
新見市に限らず、中山間部は同じ傾向でしょう。

現職は、県や中央とのパイプはあります。
交付金・助成金の獲得では有利。知名度も。
前期までの成果は、あります。
でも、最近の閉塞感をどう感じているのでしょう。
40年ぶりのふるさとの、過疎化や産業の衰退、出先機関の移転などなど。

新人候補への期待があります。変革の可能性において。
抱える多くの課題は、だれがやってもきついもの。
でも、多くの市民の目線で見ることはできます。

     

2年前にこの人に初めてお会いしました。
隣の町ですが、母親とかみさんと一緒に。
前の会社に勤務していたとき、帰省時に自宅を訪問したのです。
私の「音楽村」構想はじめ、ふるさと再生へのアドバイスを求めてでした。
たまたま、大学の先輩・後輩の関係でもあります。
2年間、メール交換をしてきました。

私情はともかく、市政をどうするのか、じっくり聞いてみたいものです。
同じ土俵で、同じテーマをどう捉えるか?

電子投票を不安がる母親にパソコンで模擬投票を見せました。
なんだ簡単ではないかの母親の感想です。
こんな不安を持つことで棄権するシニアもいるかも。
息子・孫がUターンしたいと思うような町のために意思を表明しなければ。

この「公開討論」を企画した青年会議所に感謝です。

画像  公開討論会のチケット(WEBでゲットしました)
     大佐山パラグライダー(新人候補の出身地にある山、気持ち良さそう)
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