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田舎の実情は? 「選挙と祭礼」

2008年04月30日 | ふるさとの母親

昨日 田舎の母親に新見市(岡山)と実家の行事について聞きました。
「選挙と祭礼」について。どちらも「祭り」です。
どちらも「権利」であり、「義務」です。

わがふるさと新見は、財政的に苦労しているらしい。
財政悪化のワーストランキングに顔を出しています。
夕張市が有名ですが、新見市は、先日の日経新聞ではワースト5でした。

合併後のサービス低下を母親は、嘆いています。
昔出ていた各種のイベントへの助成金が、出なくなったようです。

来年の地方選挙に向け、すでに実質的にはスタートしているとも言っています。
市議選も合併後、初めて全市オープン投票となり、当選最低ラインが読めないらしい。
ゴルフで言えば、ハンディキャップを考慮しないスクラッチ勝負です。

母親は選挙が大好きです。地方選も国政選挙も。
自分のネットワークを生かして、電話を掛け捲ります。
私との電話が大部分ですが、びっくりするほどの電話代を払っています。
その母親が、後期高齢者医療制度のわかりにくさに怒っていました。天引きにも。

田舎の付き合いは、多いのです。相互扶助の精神と民間信仰の集合です。
都市部の町内会長に相当する「区長」がもうすぐ我が家に廻ってくるらしい。

   

地元の神社の世話役、荒神(こうじん)さん、天神(てんじん)さん、地神(じじん)さん、
天王(てんのう)さん、お太子(だいし)さん。それぞれに「祭り」があります。
私のよく知らない神様もいます。(漢字もわかりません)八百万の神様の祭礼がいっぱいです。
仏教系の神がいるとか。何のことやら。習合や分離の結果でしょう

この秋、帰ったら行事がいっぱいありそうです。
この歳でも田舎では、「若い」方になるらしい。長老がいっぱいです。
「郷に入らば、郷に従え」です。論理的でなくても、コミュニケーションが優先です。

ただ選挙では、旗色を鮮明にし、応援しなければと思っています。
普段の付き合いと、選挙は別物と地域の有力者が昔言っていました。
わずかの期間議員だった父親の票の読みの難しさのことを言っていました。

妹の「うぐいす嬢」と,私が車から連呼の応援したころが懐かしい。

画像  新見市役所(来年はこの中の、市長や議員も選挙の洗礼です)
     床の間(多くの神が祭られています)
コメント (3)
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