元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「すずらんまつり」

2024年06月02日 | 農業

今日はわが町内「最大」のまつり。「すずらんまつり」です。
数千人規模の集客は、地元ではビッグイベント。

39回開催と歴史ある?まつり。
私がふるさとを離れ、全国転勤族だったためスタート時の印象はなし。
町の「花」が「すずらん」に制定されていたことも知りませんでした。

すずらんの花は冷涼な気候の場所に生えていることは認識。
町内にも「すずらんの園」があり、無料で散策が可。
「すずらんまつり」は、町外の人の認識が大きく、駐車場は満杯。
このまつりの会場で、多くの知人と会えるのが嬉しい祭り。

昨日 田植えも終わり、かみさんとまつりに行く予定。
「テント村」で美味しいものでも食べたい気分です。
昨晩も焼肉屋で、地元のブランド牛「千屋牛」を食べましたが。

     

今年から「農業の助っ人」が新人に代わり初めての「田植え」。
田植え機は最新型で、6条植え。肥料も同時散布の優れもの。
驚いたのは、効率のいい植え方「思考」とスピード。
「田植えは頭脳戦」と言い切るプロの存在を知りました。

大型農業を経営する人たちは、地元の活性化促進の体現者。
久しぶりに地元のパワーを体感し、嬉しい「田植え」でした。

画像   すずらんまつりチラシ
     「代掻き」 苗を植える田んぼを平滑にする作業
  
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「田植え」準備

2024年05月26日 | 農業

昨日 稲の苗が届きました。
1週間後の「田植え」まで、朝晩の水遣りが大変。
水が足りないと、葉が丸まり蒸発量最小化の自己防衛をする苗。

一箱 1000円弱の苗代。全部で50枚発注。
およそ5万円は痛いけど、自分で育苗は難しいもの。
加えて 肥料代と除草剤費用も5万円。

ここ数年で、3割以上の値上げの農業関連費用。
確定申告で25万円の赤字が、今年度は30万円に?
自家消費の米はわずかなもの。高い米を食べている勘定。

ただ 目の前に田んぼがあるのに、「放置」に罪の意識?
米を作らなくとも、田んぼに生える雑草の草刈りは必須。
少量の米生産農家が抱える収支は、家計を圧迫します。

     

昨日から田んぼに注水。田植え準備です。
今年は晴天で高温が続き、乾ききった田んぼ。
大量の水を吸い込み、なかなか満水になりません。
これで「水不足」ならば、米作りに「黄信号」です。
 
     

今年は、朝晩の寒暖差が激しい初夏。
乾燥状態下で数回にわたり撒いたヒマワリの種が発芽。
強い日差しの中で、芽を出しました。
4~500本の生育予定。大小3種類のヒマワリが楽しみです。

直植えのパンジーがまだ、開花継続中。
今年植えた桜二種。開花の遅い「かんざん」と「八重桜」。
大木になるのを見ることはできないが、子孫に残せる資産?
桜を見て、私を思い出してくれれば、嬉しい植樹です。

画像   稲の苗   我が家が植えるのは晩稲の「きぬむすめ」
           岡山県で3年連続「うまい米」一位
     田んぼ   この田んぼ広さ1反7畝(17アール)
     ヒマワリ  丈の短いヒマワリ(活け花用?)
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夫婦で農作業、熱中症寸前!

2024年05月19日 | 農業

30度近い暑さの中で夫婦で畑仕事です。
春に楽しませてくれたチューリップの球根掘り。
そして夏の「ハッピーカラー」の黄色のヒマワリの種まき作業。

朝早くから、まぶしい日の光の射す初夏。
今日は、農作業「てんこ盛り」の土曜日。

まずは、1000本のチューリップの球根を掘ります。
掘った球根を乾燥させ、秋に再び植え、来春の開花の準備を。
枯れかかったチューリップの葉の根元をスコップで掘り起こし。
場所や角度を間違えると球根を傷つけるため、慎重な作業。

掘り起こした球根の大きさが例年より小さい感じ。
球根掘りの「タイミング」が早すぎたのかも知れないと反省。
まだ青々とした葉のエリアだけは、掘らずに来月に延期を決断。

葉が枯れてしまうと球根の位置が分からず、探す手間がかかるのと
スコップで球根を傷つけて、再使用のロスの発生があり判断が難しい。
毎年 球根の追加をするのだが、価格が急騰しここ数年で倍以上に。

     

次の作業は、球根を掘り起こした畑を管理機で耕運し整地。
新たに「畝」を造り、ヒマワリの種を蒔きます。
細い溝を切り、水を流し込み、種を数粒づつ落とす作業。

小さな種をつまむのが難しくなった感覚の衰えと視力ダウン。
加齢が様々な障害を発生させます。
薄く土を掛け、上からシャワー状の水を散布し。作業終了。
ほかの畑の種まきはすでに4月に終了。開花のタイムラグ狙いです。

     

あまりの暑さに、かみさんは気分が悪いと熱中症寸前の症状。

チューリップやヒマワリの花つくりは、およそ10年前から。
近隣や通行・通勤の人たちの開花を楽しみに待つ人々の存在があります。
また 里帰りした娘や孫の喜ぶ顔が見たいから、厳しい農作業も我慢。

何より、農作業は体を動かすことが減った老夫婦のリハビリ「治療?」。
夫婦二人の共同作業は、夫婦仲の維持と穏やかな老後の日常維持
かみさんとの「同伴出勤?」の朝晩にカラフルな花が元気をくれます。

黄色のヒマワリは、眼から効く夏の「ビタミン」です。

画像   球根採取    暑さ対策のフードのかみさん
     チューリップ  毎日の通勤・帰宅の楽しみでした
     ヒマワリ    心が曇りの日でも黄色が元気を!
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「新米」&「桃太郎」配達

2023年10月08日 | 農業

稲刈りが終わりました。
初めて「イノシシ」が、田んぼに入った「受難」の年。
被害は最少だったものの、「獣害」が我が家に降りかかるとは・・。

農業のプロが、「籾摺り」の済んだ玄米を配達してくれました。
自家用の保有米を残し、残りは売却。
稲刈り代、籾摺り代、乾燥・袋詰め代金を支払うため。
これらの代金を米の販売によって、賄うのです。

今日は、この玄米を「精米」し、配達する予定。
「新米」を心待ちにしている、知人・親戚。
米は「生鮮食料品」、精米直後から劣化が始まります。
精米後 日にちの経過した「ブランド米」より美味しい「我が家の米」。
精米直後の「新米」を食べた人は、「本物の」米の味を知っています。

     

同時に届いた大量の「ブドウ」。
ブドウ専門の「農園」が毎年直送してくれる「朝採り」のブドウ。
「桃太郎」(瀬戸ジャイアンツ)と「シャインマスカット」です。
岡山県で初めて「桃太郎」の栽培を始めたパイオニアの農園。
化学肥料を使用せず、「えぐみ」のないこだわりの高級ブドウ。

遠隔地の友人・知人には、農園から直送。
近隣の人たちには、私が配達します。
このブドウを待つ人たちの「笑顔」が、見たいための手配り。

好みの分かれる「桃太郎」と「シャイン」の差。
甘さはシャインが勝るものの、皮の薄さは桃太郎。
噛んだ時の「破裂感」と自然の甘さは桃太郎特有の美味しさ。
ブドウを待つ娘達に、配送伝票の写メをLINEするかみさんは嬉しそう。
娘たちの幸せは、親の幸せ。「ふるさとの味」を楽しむ笑顔が嬉しい。

「新米」と「ブドウ」の収穫と配送。
幸せを届ける「サンタクロース」の気分を味わえる「秋」は最高です。
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田んぼを荒らす「猿」or「猪」?

2023年09月17日 | 農業

わが家の田んぼの中ほどに、サークル状に稲が数か所倒れました。
始めは、豊作故の稲穂の重み?か肥料過多?の倒伏と放置。
しかし このサークルが拡大し、少し心配。

同時に、近隣の人から、イノシシの侵入ではとアドバイス。
隣の田んぼに入るのを見たという人が。
私が、米作りを始めて、初めての獣害?

イノシシの習性に詳しい知人に対策をヒアリング。
電気柵以外は、一時的対策とか。
簡易対策は、夜に「赤と青の発光」の「防獣ライト」のお勧め。
昼間充電する「ソーラー」仕様があるとのアドバイス。

防獣ライトをホームセンターで購入、知人も1本持ってきてくれました。
イノシシは、気が弱く、警戒心も強い獣。
そのイノシシが、夜とは言え、人家に近い田に入るのは、食料難?
今年の酷暑が、自然の食料体系を壊したのかもしれません。

     

昨日 「農業のプロ」と会話。
イノシシでなくて、猿の仕業ではないかとのアドバイス。
稲を倒し、稲穂のみを抜き、食い散らすらしい。
ここ数年猿が増え、昨年最大50頭のグループを私も目撃。

イノシシか猿か定かではないものの、収穫減は避けられません。
米作りを始めて、初めての試練です。
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田んぼの草「ヒエ」取り

2023年06月25日 | 農業

昨日 早朝から田んぼの中に入りました。

太陽が照り付ける前の涼しい時間帯。

田んぼに生えた雑草「ヒエ」退治です。(ヒエを抜く作業)

 

米作りをする過程で、田植え後の作業の「草取り」。

ほとんどの人が、人力でなく、薬剤散布で除草します。

ぬかるんだ田んぼの中は、歩くだけで足を痛めます。

大規模農業は、当然薬剤散布による除草。

「趣味」程度の規模の米作り農家は、悩みます。

 

足に密着のゴム製の「田靴」を履き、泥田から抜きやすい足に。

それでも、かなりの重労働。足の抜き差しだけでエネルギー消費。

海岸の砂を踏み、歩いたり・走ったりのトレーニングの数倍の負荷。

高齢者は足を痛めるため、「除草剤」散布で雑草取り。

 

今回 あえて田んぼに入ったのは、昔の人の苦労を体感したかったこと。

もう一つが、除草剤の高騰が想像以上で、出費を抑えたいため。

数時間の、中腰でかがんでヒエを抜く作業は、想像以上の厳しさ。

 

1週間置いての2日間の作業ながら、腰と太ももが痛くなり、少し後悔。

体力が降下している後期高齢者が、挑んだ無謀な作業でした。

除草剤を撒くか、ヒエを放置しておくかが、「賢い」選択だったかも。

 

     

 

しかし 不思議なことに、なぜか感じた「達成感」「充実感」。

農作業の厳しさを体感したことで、稲の生長に寄与した「満足感」も。

マゾヒスト? はたまた 山伏などの「荒行による悟り」? (笑)

 

とり切れなかった「ヒエ」は、除草剤の力を借りるか、放置するか。

除草剤は、ヒエの発生初期対応の「ヒエクリーン」か、中期以降に効く「クリンチャー」。

体力の消耗か、出費を覚悟するか?  難しい判断です。

 

     

 

画像   アジサイ        次女が結婚式直後に宅配で送ってくれたアジサイの苗が成長

                 挿し木で増やしています。花言葉は「感謝」

     稲           稲の株と株の間にヒエが生え、稲の生長を阻害

     北海道のホテル     7年前 家族で泊まった大雪山のホテル 

                 梅雨のない北海道の6月末を楽しみました

 

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チューリップの球根掘り

2023年06月04日 | 農業

季節が夏に変わるタイミング。

「春を楽しませてくれたチューリップ」の球根を掘りました。

球根の数が多いため、少し疲れたが。

 

毎年少しづつ増え、今年は1200本を超えたチューリップ。

花を切り落とした後、葉が枯れるのを待ち、球根掘り。

花を咲かすエネルギーを、球根に蓄え、大きくなるのを待つ初夏。

 

青い葉が残っているチューリップは、球根の位置もよくわかるが、

葉が枯れて散ったチューリップの球根の位置特定は難しい。

スコップを立て、土を掘り起こすとき、球根を真っ二つに切ってしまうことも。

 

     

 

私が土を起こし、かみさんが球根を取り出し、茎や土を払います。

量が多いため、立ったり、座ったり、中腰だったりで大変。

収穫した球根を、家まで運び、軒先のシートで少し乾燥。

 

数週間後、数十個づつネットに詰め込み、竿にかけ秋まで乾燥。

小さな球根や中身がない球根などを選別し、11月に植える予定。

花の美しさを楽しむために、準備や買い増しが必要です。

 

採取した球根の次年度の花は、大きさが前年より小さめ?

同じ品種や色だけでは、変化もないため、必ず新シーズンに新品種購入。

豪華な八重の球根は、価格も高いが、開花が楽しみです。

 

     

 

夫婦二人では、野菜の消費量はわずかなもの。

食べない野菜より、花を作り、楽しもうと始めた「花つくり」。

近隣や娘たちの期待もあり、「綺麗!」の一声のために継続しています。

 

チューリープの球根採取が、終わると同時に、ヒマワリの種まきも。

種を植えてないのに、昨年咲いた花から落ちた種が自然に発芽したものも無数。

何の手入れもしていないのに、自然の生命力はたくましい。

自然に生えたヒマワリの苗もできるだけ、移植し、楽しみます。

 

     

 

東京の娘や孫たち!

「花咲爺さん、婆さんは、まだまだ健在です。安心を!」

 

画像    4月終わりの花摘み   咲いている花を摘むのは惜しいのですが・・

      球根

      チューリップ      黄色は鮮やか

      ヒマワリ        昨年開花のもの

 

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弟妹との田植えが終わりました

2023年05月28日 | 農業

晴れたり、曇ったり、雨もぱらついた昨日。

しかし 気持ちのいい風に吹かれながら「田植え」終了です。

弟と妹も県南から応援。1時間半かかってお手伝い。

 

JAから購入の苗が、今年は少し短い生育。

水が深めの田んぼでは、頭が隠れそうなくらい。

ただ しっかり根を張り、成長は期待できそうです。

 

1反に必要な苗はおよそ20枚の苗箱、我が家は計50枚の予約。

田植えの数日前に配送の苗に、朝晩水を散布。

水が少ないと、苗はよじれて水分の蒸発を自ら防ぎます。

 

     

 

今年の田んぼは、「水持ち」が良い感じ。

田んぼの管理をしてくれる近隣のプロが畦際を固めてくれたらしい。

大型トラクターの片側のタイヤで畦の内側を数往復し圧設。

田んぼの水が漏れるのを防ぐための大切な作業。親切です。

水漏れが少ないと、肥料や除草剤の効きが良いから嬉しいもの。

 

朝8時開始の田植えも半分済んだところで、休憩。

弟や妹、田植えのプロと情報交換の世間話。

母親が亡くなると、弟と妹の実家の我が家への訪問回数も減りました。

お手伝いにかこつけて、弟妹との交流の場が「田植え」。

 

     

 

かみさんは、食事とお菓子でみんなをもてなします。

休憩時に提供してくれたのは、「桜餅」と「コーヒーゼリー」。

庭の桜の葉を塩漬けにしたが、葉が厚く少し硬め。

昼食は、田植えのプロが好きな「炊き込みご飯」と焼き魚と卵焼きと漬物。

田舎料理は、弟や妹に「ふるさと」を感じさせるでしょう。かみさんに感謝。

 

初夏の農作業の始まりの「田植え」。

今からは、水を欠かさないための管理と畦の草刈り。

田んぼは、「健康管理」に必須の「リハビリ」。肥満も防ぎます。

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「100kgの肥料」を手撒きで

2023年05月21日 | 農業

肥料散布終了。

100kgの肥料をバケツで手撒きします。

年々体力降下の高齢者にはキツイ作業。

 

米作りに欠かせない水。

トラクターで耕運した田んぼに、給水する前の肥料散布。

天候次第で変わる田んぼの表面。

大雨の後は、ぬかるんだ状態で肥料を散布。

 

20kgの袋から、バケツに粒状の肥料を小分け。

左手にバケツを持ち、右手で扇状に撒きます。

バケツ一杯に肥料を入れると、その重さで腕に過重。

少しづつだと、散布回数がかさみ、作業が進みません。

 

100kg散布する時間は、2時間弱。

短時間作業ながら、腕と足腰は痛みます。

今は、機械散布や田植え機でピンポイントで苗の元に落とす方法も。

農業機械を持たない我が家は、人力対応しかありません。

 

もう一つの悩みは、肥料などの高騰。

今回散布の肥料は,2年前の単価の70%アップ。

米価は安値安定なのに、コストのアップは意欲を削ぎます。

JAから購入の苗も値上げ。

 

今年2月の確定申告の農業は大赤字。

申告のコストに私の「労働賃金」は入っていません。

「ただ働き」をしても、赤字が埋まらない農業。

「何かがおかしい」と思いながら続ける農業です。

 

肥料散布が終わり、水路から給水開始。

モグラの穴や、コンクリートの割れ目から漏水。

長靴で踏んで固めたり、スコップで土を盛り、補強の作業も。

今週末の田植えまで、水管理も必須です。

 

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二番目にきつい農作業

2023年04月17日 | 農業

きのうの久しぶりの作業はきつかった!

冬の間、体力を使う作業はなし。

春になると、米作りのための準備が目白押し。

 

その第一が、水路の清掃。

冬には、閉め切っていた水路に通水するための準備。

この水路に秋から冬にかけ、たまった砂利や泥・ごみを除く作業。

 

ジョレンやスコップ・鍬を使うため、腕・足・腰に負担。

500mほどを数人で対応。

冬に鈍った腕は軋み、中腰の姿勢で数時間は堪えます。

 

     

 

この作業のきつさは二番目。

一番きついのは、田植え前の、田んぼの周囲の溝ほり。「縁上げ」です。

水を効率よく田んぼに給水するため溝を作る作業、手作業で数百メートル。

 

きのうの参加者は、田んぼや生活用水として水路を使うメンバー5名。

毎年確実に高齢化、当然体力は下降。

最若手も50代後半。体力不足を補うため、ここ数か月腕力を鍛えたとか。

 

幸いなことに、我が集落は米作りに必要な水量不足はなし。

逆に台風などによる大水が砂利の大量堆積に。

加えて、今年は周囲の竹藪から、太い青竹が水路を覆うため、伐採作業も。

 

     

 

毎年、何も考えずに実施してきた水路清掃。

しかし 良く観察すると、泥の堆積が多いのは、県道の両サイド。

ひょっとしたら、このエリアの水路清掃は、県の仕事かも?の疑念が・・。

高齢化で作業できなくなるまえに、確認しなければなりません。

 

年々 降下する体力を実感しながら、汗を流した一日でした。

 

画像   桜餅      かみさん手製、大量に作り知人に届けます

     水路清掃    取水口付近、 砂利が多いのはこのあたり

     集落の県道   この道路脇の水路に大量の泥の堆積

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大根の「間引き菜」

2022年09月04日 | 農業

数日前に撒いた大根の種。

適度な雨のおかげで、芽が出てきました。

これを摘み、茹でると「秋の味」であり、「おふくろの味」に。

 

大きくして食べる大根と、「間引き菜」として食べる大根。

私はこの「間引き菜」が大好き。

茹でて少量の醤油を垂らして食べます。

 

大根の「間引き菜」を食べると元気になるとの「家訓?」が・・。

この頃になると、暑さも和らぎ、体調がよくなるからでしょう。

茹でても、多分ビタミンCが豊富なのかも。

 

田んぼでは、実った穂が垂れ始め、その上を赤とんぼが飛ぶ里山の秋。

早稲の「秋田こまち」栽培の農家では、稲刈りが済んだ田んぼも。

晩稲の我が家の「きぬむすめ」の稲刈りは10月初旬。

 

     

 

先日訪問した「昆虫」同好会の主宰者。地元の振興に尽力している人です。

「ビオトープを一緒に作ろう会」を昨年立ち上げたとか。

生き物と人間の共生が目的で同好の志を募っています。

 

「目からウロコ」の話も。

自然そのもので育ったカブトムシやクワガタより、たい肥で育ったものが大きいとか。

人間が関わると個体が大きくなるケースもあるらしい。

 

     

 

この年齢になっても多くの人に会え、自然の恵みを享受できる田舎の秋。

「サラリーマン生活50年」も悪くありません。

ただ ぽつんと「一軒家」を訪ねる車の運転には、細心の注意が。

車のバックの運転が下手になり、ヒヤリ・ハッともあるからです。

 

画像   大根の芽   これを茹でて食べます

     稲穂     今年は出来は良いかも

     ナス     秋ナスも出来すぎて「嫁も喰わない」?

 

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「元気の源」ヒマワリ開花

2022年07月17日 | 農業

出勤時 エネルギーをもらう「黄色い色」。

今年も「ヒマワリ」が、一杯咲きました。

 

明るい時はもちろん、雨の中でももはっきり見える「黄色」。

この「幸せの色」を毎日見たいと、植えはじめたヒマワリ。

今年は例年の倍のスペースに拡げて種まき。

 

今回は少し工夫して栽培。

3回に分けて種を撒き、開花を少しづつ遅らせました。

長い間、黄色を持続させたいため。

孫たちの夏休みの帰省時にも、開花する花が楽しめるように。

 

種類も同じ品種でなく、高く咲くタイプと小ぶりなもの。

通行量の多い県道縁には、大きく高い花。

ドライバーやウォーキングの人たちに、遠目からでも見えるように。

 

家から見える畑には、背丈の低いタイプ。

夏野菜の周囲を囲むように植え込み、花の中での野菜の収穫をするため。

カラスや鳥たちから、トマトやキュウリ・ナスをまもるための工夫です。

 

開花時期の想定や、スペースのレイアウトを考えるのも楽しいこと。

春の耕運や種まき時期に、開花をイメージしながら作業します。

ところが、なかなか構想通りには咲かないもの。

 

前年の花から落ちた種の発芽や、土地の肥沃度により、高さが不揃いになることも。

丈の低い花は開花も早いのだが、高い花に遮られて可哀そうに「日陰」の花に。

でも6月下旬から咲き始め8月まで、楽しませてくれるヒマワリ。

 

 

ドライバーやマラソン人、ウォーキングの人たちが楽しんでくれるヒマワリ。

近隣の高齢者が、足を留めて観てくれるヒマワリ。

何より 朝の出勤時と帰宅時に我々老夫婦を「送迎」してくれるヒマワリ。

 

春のチューリップ、夏のヒマワリ、秋のコスモス。

いつの間にか「花咲か爺さん」になりました。

今年は冬の「菜の花」も構想中。遊んでいる畑の有効活用のためにも。

 

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「ヒエ」退治と「ガン」退治

2022年06月26日 | 農業

今年の米作りは、初手から困窮。

農業開始から10年経って初めての事態。

稲の大敵「ヒエ」の大発生です。

 

田植えが終わって1週間後、田んぼが緑の「絨毯」を敷いたような光景。

「ヒエ」の大発生です。稲の生長が阻害され、収穫が激減の元凶。

初期の除草剤を撒いたにもかかわらず、見る見るうちに田んぼ一面に。

 

昨年までは「ヒエクリーン」という除草剤が効いていたのに。

今年は稲が見えないほどのヒエの大群に「素人」百姓の私は困惑。

たまらずJAに電話。担当者が「一度見に行きます。」の返事。

 

素人ながら、ここ10年は平年作を確保してきたのに・・。

専門職のJA職員から、現場確認後の電話。

「初期の除草剤では、効かないかもしれません。中期以降対応の除草剤が必要かも。」

 

根から吸収させる除草剤から、茎への対応の「クリンチャー」を勧められました。

初めての除草剤。水を切らさないようにとの指示。

「クリンチャー」散布後、1週間後ヒエに変化が。

ヒエの先端が少しよじれ、場所によって黄色に変色。

留守中に、再度田んぼの確認をしてくれたJA担当者が「効いたようです」と電話が。

 

ローンや共済の金融商品や、高い肥料や除草剤販売のJAと、「冷ややかに」見ていた私。

今回 さすが「営農指導」のJAだと見直しました。

「現場」を知り、的確なアドバイスをしてくれる若い職員の存在はありがたいもの。

 

     

 

先週 1年ぶりの「人間ドック」受診。

10年以上継続検診の岡山市の済生会病院で。

今回は費用4万円。脳ドック検査の昨年は7万円弱。

一番恐れる「ガン」の早期発見が目的。あらゆるガンの徴候発見の血液検査も。

 

肺ガン対応の胸部CT、内臓の超音波検診も。内視鏡はパスし、今回はバリュウムで。

流れ作業的な検診項目で、病気の発見は「偶然」あるいは「奇跡」かもしれません。

JAの職員のような、「餅は餅屋」のプロ集団の存在であってほしいものです。

 

「ヒエ」は目に見えるため、対策が打てます。

見えない「ガン」の早期発見を期待しながら、「精密検査」の必要なしが望み。

「検査結果」を待ち、落ち着かない私です。

 

画像   田んぼ       母親に代わって慣れない草取りをする妹(10年以上前)

               今は人力で草取りをする姿は見かけません

     報告書       ドックの検査結果

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「田舎は良いなあ!」甥の一言

2022年05月29日 | 農業

汗ばむ陽気の昨日、田植えが終了。

農業のトップイベントが終わり、いよいよ夏です。

弟・妹・甥と子供が手伝いに。

 

田植えの手伝いは、せいぜい苗箱運搬・植え直し・苗箱の洗浄。

田植え機の車輪の回転でできた轍を「トンボ」で平滑にするくらい。

でもなぜか「大仕事」をやり切ったかの満足感。

 

何年振りかで我が家を訪れた甥と3歳の娘。

畦に座って「泥団子」を作ったり、苗箱を洗う横で川遊びを楽しむ娘。

「びしょ濡れ」になりながら走り回ります。

 

田植え機のない時代、横一列に並び苗を植えていた大人たちを見た微かな記憶。

田植えは、多分重労働だったはず。かがむ作業は腰に相当な負担も。

田植え機の出現は、画期的? 最初は乗用タイプでなく、歩いて押していたはず。

 

わずか2反5畝の田んぼの田植えは午前中で終了。

昼食の時間は、「達成感」が漂う団らんの場。

久しぶりの田舎体験に、甥が「田舎は、良いなあ!」と。

仕事に追われ、娘と遊ぶことの少ない甥が娘と過ごした時間が楽しかったらしい。

 

収支赤字の農業。独りの農作業は、運動になるとは言え辛い作業。

誰かとの共同作業が、励みであり、連帯の楽しさ?

四季を感じながら作業するすることは、「至福」の時間かもしれません。

 

今日は菩提寺の、地区総代の総会。

会長就任3年目にして、初めて開催。ここ2年間は、コロナにより書面決議。

やむなく引き受けた重責、信仰の厚い人たちの協力で進行予定です。

 

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米作り「肥料手撒きと注水」

2022年05月22日 | 農業

昨日は、田植えの準備の休日です。

米作りにとって、重要な肥料散布。

田植え時と出穂時期に2度効く「一発肥料」を手撒きで。

 

肥料散布にとって悪条件が発生。一部のエリアが歩行困難な「泥田」状態に。

水路から水がオーバーフローし、ぬかるみに。

この田んぼの中を、バケツに入れた肥料を手撒きで散布します。 

 

散布機を持たない我が家は、手撒き。

20キロ入りの袋が5体。計100キロの肥料散布はハード。

「ぬかるみ」が判明し、急遽 遠隔地の弟に応援依頼。

おかげで作業がはかどりました。弟に感謝。

ただ バケツを持っての5000歩に「腕が痛い」と嘆く弟。

 

     

 

そして 肥料散布後、田んぼに注水開始。

水没エリア以外は、「カラカラ」の乾燥状態。

土が水を吸い込み、田んぼ全体にいきわたるのに半日以上。

加えて、モグラの穴やコンクリート畦の継ぎ目からの漏水対策作業も。

 

水がいきわたった状態で、数日放置。

そして トラクターで泥田を攪拌する「荒掻き」。

大型トラクターを持たない我が家は、農業のプロに依頼。

前年の秋から田植えまで、計4回のトラクター耕運。

 

作業依頼により、田植え完了まで計10万円の経費発生。

これに苗代4万円、肥料・除草剤も3万円。

秋の稲刈りと乾燥・袋詰めまでが8万円。

 

     

 

今年の確定申告で20万円の赤字。おかげで還付金8万円。

以上の計算に私の人件費は含まれていません。

草刈りや水管理に費やす時間をカウントすると膨大な赤字。

 

でも農業を止めない理由は何?

「お米が美味しい」と言ってくれる娘や親戚・知人の存在が一番。

わが家から一望できる先祖の遺してくれた資産の田んぼの継承。

でも本当の理由は、私の健康維持ための適度の運動かもしれません。

 

体力降下のため、何時まで続けられるかわからない「米作り」です。

 

画像   「荒掻き」作業  近隣の農業のプロ、我が家の田んぼを熟知

     「一発肥料」   二度手間を省く優れもの

     庭のパラソル   作業の合間にコーヒーを楽しむスペース

            

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