麺屋武蔵 虎嘯＠六本木 「角煮ら～麺＋だし炊き飯」

土曜のギロッポンに




まさかの一風堂が
閉まっているということは




当然のように一幻も
閉まっているということ

さて
それでは仕方がないので
松屋で再びごろチキでも

なんつてね
少なからずションボリしていると




おっと
武蔵がヤっているという

コレをシアワセというのでしょうか
果たしてコレは救いなんでしょうか




20余年前の時点では
最も気にしなければイケナイ一軒が

いまとなっては
もはや候補にも挙がらない系

あのとき
あのまま
アレコレ広げずに
サンマの煮干しの海老油な一杯を
高潔に続けていたら

さてさてワタクシ
いまはどうお付き合いしていたかと




なんだかゴチャゴチャと
「むしろ量がウリ」な上に

「角煮がやたら甘い」という
確固たるデスイメージ

とはいえ
やむなく吸い込まれてしまったからには
出来る限り甘くなさそうなやーつ

つけ麺自体がアブナイぞと

角煮を盛るなんてもってのほか

もしかして味玉あたりもキケンかも

「麺増しサービス」なんてのは
逆に食わない客への
ねずみ返しでしかないと
何度も言っているのに




ってことで
ラーメン並盛160gに




だし炊き飯を
いろいろ濃ゆスギるときの
保険ってことで

そうだよな
いまの武蔵ってのは
いたずらに麺増量ばかりをウリに
不必要に濃ゆスギるんだよなと

あの当時の青山武蔵が
アパレル上がりのシックな内装と

それに見合うような
アダルトな一杯だったのに対して

いまの武蔵ってのは
明らかに子供味なんだよなと




と思ったら
今日のはそんなに甘くなく




いやしかし
並でも麺が多スギるかなと




麺がナミナミと泳がないと
食欲がブーストしないの
オレだけじゃないはず

なんてときに
スープ大盛りでお願いしまーす！！
なんて声が聞こえてきたりして

ちょま
「麺カタめヤワめ」は分かる
「○○✕✕抜き」も分かる

味濃いめ
脂濃いめは
通ったもん勝ちのレヴェル

ネギ多め
メンマ多めは
既に「買え！！」の領域だろうに

イチバン金のかかっているだろう
スープを多めだなんて
「完全にずうずうしい」クラスの出来事




こんなに狭くて
こんなに泳げなくて
いつまでも減らない錯覚の住環境

言えるんだったら
言っていたにキマってる！！

言えないんだったら
デフォ麺設定をもっと少なめにしてくれ！！
ぐらいは言っている




まあ
角煮もそんなに甘くなく
なんとか救われたような気はしたけど




むう

一見
グッ！！と
寄りを見せたようで

実のところ
マイルのごたる
この距離感はなんぞや


いやしかし
もしテセウスばりに
タイムスリップを果たした末には

霧の中さまよいながら
もれなく青山まで

再びアレをキメられたらなぁと
夢見る一杯であるのは
間違いなかったりして

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