農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

「クラスター」

2020年04月20日 12時32分17秒 | 話題
  「クラスター」といえば、昨今は誰もがコロナ禍を思い浮かべるのではないでしょうか?
  専門家が感染者集団のことをしきりにクラスターと呼ぶから、すっかり耳になじんだ。
  しかしもともとは果実の房や、花の束のことなんだそうだ。
   そこからさまざまな集合体を指すようになったという?

  いくつかの法案をまとめて議会に出す「束ね法案」も、一種のクラスターでは・・?
  このあいだ国会で審議入りした、国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げる法案
   には、検察官の定年を延ばす検察庁法改正案も束ねられています。
  まぁ~似たような話だから‥‥と見過ごしそうになるが、これがちょっと怪しげだ。
  改正案は検察官の定年を65歳にするだけではない。 最高検の次長検事と高検検事長
   は63歳で役職ストップ。 ただし「特別な事情」があるときは継続OKとも書いて
   あるそうだ。 お や~?どこかで聞いたような‥‥気がしませんか。
  そう、黒川弘務・東京高検検事長の定年を半年延ばした一件と重なって見えてならない。
   あの閣議決定したケースの明文化ではないでしょうか・・。
  振り返れば、政権に近いとされる黒川氏の続投をめぐっては法解釈を後付けで変えた疑
   いが晴れぬままだ・・ そこへもってきてこの法案です。
  いかに危機のさなかとはいえ、あいまいな説明では納得は得られないのでは・・。
   コロナ、コロナできょうもほかの問題は忘れちゃったように過ぎていく。
  この問題に限らず、疑惑のクラスターがあっちこっちに放置されているように思えて
   なりません。 疑問は疑問として思い・考え・追及は必要と思います。

テレワーク、後戻りなし

2020年04月19日 12時59分26秒 | 世間
    昨日の風雨が強かった天気から一転、きょうは朝から気持ちいい快晴になった!
         
             これは近所の庭先の藤の花です
      
         モミジ         ムラサキシキブ   ハナミズキ
    今朝は雨上がりのこともあって周りの草木が生き生きと芽吹いています。 
    テレワーク等で運動不足がちの皆さん、こんな日は一度散歩でもしてみませんか。

  新型コロナウイルスの対策で、多くの会社員が切羽詰まった気持ちで在宅勤務を始めている。
  規制改革会議の元作業部会座長としてテレワークを推進してきた”鶴・慶応大学院教授”に
   今後について聞いた記事が目についた。

  ◆在宅勤務の急増は職場にどう影響するか。
   「テレワーク普及のビッグプッシュとなるだろう。 時間と場所を共有し、あうんの呼 
    吸によるコミュニケーションで成り立ってきた日本的な職場に大きな変化をもたらす
    ことになる」 「テレワークはこれまで、通勤難の解消や、育児・要介護者を抱えた
    社員のワーク・ライフ・バランス向上に効果があるとの受け止め方が多かった。企業
    側も本音ではハンディを抱え社員に向けた制度と感じていたように思える」
   「だが実際は違う。労働政策研究・研修機構がテレワークで働く社員に使い心地を聞い
    た2015年発表の調査でも、育児・介護や家事の時間増をメリットにあげた社員は
    5~7%にとどまっていた。 むしろ生産性や効率性が改善した人が50%超いたこ  
    とが重要だ。 場所と時間にとらわれず働けることが高い生産性を生むと社員も感じ
    たわけだ。 テレワークで働く人がどれほど増えたかは、働き方改革の成否を測る重
    要なリトマス試験紙なのだと思う」と。
   「東京・五輪中のテレワークが、一種の社会実験になると思っていた。 だがその前に
    新型コロナで強制的なテレワークが始まった。 追い込まれ、ベストな状態ではない
    "実験"だが、多くの人が『案外仕事はできるな』と感じていると思う。 コロナ終息  
    後も、テレワークをハンディを持った社員向けと見るような日本的職場が、完全復活
    することはないと思う」

  ◆学校の一斉休校で、子供の世話と仕事が混在している家庭が目立つ。
   「在宅勤務と子育ての負担が親に同時にかかっているのは、今回の事態特有のものだ。
   この状態はテレワーク本来の姿とは異なる。 保育園などから育児負担についてサポー
    トを受けながら、働く場所を自分で選んで集中的に働いていくのが本来のテレワーク
    だ。 現在の状態を基準にテレワークを評価するのは、ちょっと違うと思う」
   「テレワークはやってみなければわからない点が多い。 家族と過ごす時間が長くとれ
    ていることで何らかの発見があれば、それはメリットにもなる。 強制的なテレワー
    クであっても、制約の中でポジションに考えていくことが大切だ」


  ◆事務職でテレワークに向く仕事、向かない仕事があるか。
   「以前はテレワークには自己完結できる仕事が向くなどの論議があった。 しかし教授
    は、ホワイトカラーの仕事は基本的にすべてテレワークで可能と考えている。 営業
    のような仕事も、現場中心の対面型からだいぶ変化している。 あれは向く、これは
    向かないと先入観を持たないことだ」 「良い例が大学教育だ。 勤務先の大学は4
    月末から授業開始の予定だそうですが、春学期はオンライン授業中心になりそうだと
    いう。 テレワークで学生との面接やゼミ形式の授業をしてみたそうですが、制約は
    あっても思っていた以上のことができた。 自身、教育現場で密閉・密集・密接の3
    蜜は当然と思っていたが、そうでもない。 オンライン授業という挑戦は、教育の根
    幹をも揺るがすのではないかと考えている」。 
   「オンライン授業をはじめ、テレワークが可能になった根底には、通信テクノロジーの
    進化がある。 テレワークを可能にするテクノロジーは、大部屋方式で場所と時間を
    共有し、社員の一体感を重視してきた日本のホワイトカラーの働き方を変えるだろう。
    この変化は当然、業務内容や勤務場所、勤務時間を限定して働くジョブ型雇用拡大の
    大きな推進になる」と話しています。

    私は、もう15年前にリタイアしたのでこういったことについては関係なくなった。
    しかし息子たち2人は、一人はテレワークができない職業。 もう一人は該当。
     本人たちはそれぞれ合わせているようだが大変なようだ。
    長い目で見れば、事務職などはいずれはこうなっていくのではないでしょうか。
     私なんぞ、この世代でなくてよかった~ 対応できませんもん・・。

財源

2020年04月18日 12時31分25秒 | 話題
  男はある日、女房に追い立てられるようにして、いやいや気分で河岸に向かった。
  ところが着いた河岸で、ぶらぶらしていると大きな財布が落ちているのを発見。
  拾って中を確認すると、な なんと小判がたくさん詰まったものだった。
  家に帰り、女房にその財布を渡したあと、気が大きくなってしまい仕事はせず、
   仲間を呼び美酒を大判振る舞い・・した。

  だが、翌朝目が覚めるとその財布はない。 女房に聞くと"そんな知らないよ、
   あんた夢でも見てたんじゃないの"と一蹴される。
  以後、男は改心し断酒。 身を粉にして働き、数年後には念願の店を構える。
  これ"故・立川談志師匠"の十八番で、古典落語の名作「芝浜」の頭の部分です。
  夫が自堕落になるのを案じた女房が、ひと芝居打ったのだ。 拾った財布は
   女房が奉行所に届けた。 持ち主は現れず、お金は後日、自分たちのものに。
  しかし、臨時収入には手をつけず、「心の支え」にして自力で借金を完済した。
  見上げた賢妻だ。 いま、この落語に最も共感しているのは、国の財布を預か
   る財務省のお役人かもしれない。 (今はいるかな~このような人)

  政府はコロナウイルス禍による減収世帯に30万円を支給する予算案を急遽
   組み替え、国民に一律10万円を配ることにした。 同時に、7都府県を
   対象にした緊急事態宣言を全国に広げると発表した。
  「困っている人を救済する」という政策目的が、「感染拡大防止の協力金」
   に変わったような印象だ。
   給付規模は12兆円。 当初案の3倍に膨らむ勘定になる・・。
   (これについて与党議員からは、自分たちがやったというような発言が見られますが本当に
     実施に向け議論等を尽くしましたか? 首相同様お手柄は皆自分たちだけ?)

  赤字国債を発行する。 ある与党の議員がネット上で、積極財政を正当化す
   る「現代貨幣理論(MMT)」に触れ、「理論が容認された」と発言してい
   た。 独自の見解だと思う。 だが、財政当局は心配だろうと思う。

   心ある民は、10万円を「心の支え」とわきまえ、国に辞退を!
   芝浜の賢妻に学ぼう。 なぁ~んて、呼びかけたりして・・。

コロナ救済

2020年04月17日 12時40分31秒 | 話題
  暖炉に火が入っている。 暖かそうなその部屋で、シルクのガウンなどをまとい、
  ペルシャ猫を抱き、葉巻をくゆらせながらブランデーを傾ける‥‥‥‥。
  昭和の時代の日本映画には、こんなお金持ちの描写がよく出てきた。
  "芦田伸介さん"あたりがこれをやるとキマっていたな~と思い出します。

  家でくつろぐ安倍首相の動画を見て、ふと往年のそういうシーンを思い出した。
  外出自粛を呼びかける"星野源さん"の曲に合わせ、SNSに投稿した一編です。
  コロナ感染を防ぐために自分もこうしています・・というメッセージはまっと
   うでも、全体にただよう「優雅」な雰囲気は気に少なからぬ人々がため息を
   ついたのではないでしょうか・・。

  ひねり出す策がどうも不評、こんどの演出もまた炎上とあって、ここにきて政
   権も慌てているのかもしれない。 与党の声を受けるかたちで違った別案が
   出てきた・・1人一律10万円の現金給付という案が浮上してきた。
  もし所得制限なしで支給すると、しめて12兆6千億円
  コロナ危機は深刻だが、コロナ後の日本の財政もとても心配なことになる。

  いま困っている人を一刻も早く救うべきだから、思い切った手を打たねばなる
   まい。 しかし、こうして見てると臨機応変というより右往左往の言葉があ
   てはまる気がしてくる。 10万円給付も、さてどう展開することか・・。
   「ガウンでブランデー」みたいな方々はさておき、ほんとうに必要なところ
   にこそ届きますように願うばかりです。

  百年に一度あるか ないかのような重大な危機や平時でもよく起る災害時などに
   対する危機管理、我が日本はいつになったら早急にとできるようになるの
   でしょうか。 早急に対応すべき人たちは、生活や金銭に困ることなどは一
   切ない方々ばかり。(多額の歳費ほか様々な優遇や特権がいっぱいある)
   真に困っている人の実情などは一切知らないし、知ろうともしていない・・。
   こんな状況ですから、今回のような場合や毎年起こっている災害などに対し
   ても対応が遅いのは当然何かもしれない。 
  何事に対しても、もう少し先を見据えた長期的な対策・対応、考えなどをして
   欲しいものだ。 今回などや災害時の対応を見ていればそうしたことが分か
   る。 対応は遅いし、対応のあたふたブリがもろに露呈していますもんネ。
   非常に残念です。 

高齢者 家で手軽に運動を

2020年04月16日 13時05分33秒 | 健康
  新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が広がる中、医療関係者らが高齢者に
   自宅で運動に取り組むように呼びかけている。(私も先日健診で行った際に言われました)
  心身の活力を失って要介護手前の状態「フレイル(虚弱)」に陥るのを防ぐため、
   座りながら実践できるなど手軽なプログラムをオンライン上に公開する動きも
   広がる。 うまく利用して運動習慣を身につけ、筋力の維持・向上に努めよう。

  椅子を使ったもも上げで股関節強化、寝た状態での腰ひねりで腰痛を防止‥‥。
 東京都健康長寿医療センター(東京・板橋)は、ス
 マートフォンの画面で、フレイルの予防を指導
 する「運動カウンター」を無料対話アプリのLI
 NE(ライン)で公開している。 3月に慶応大と
 開発し、スマホの画面で全8種類の運動メニュー
 から選ぶと、実践方法を示すテキストと動画が表
 示される。 フレイル予防は口腔機能の維持も大
  切で、口を開閉して発声する「あ~ん~体操」では、かむ筋肉を鍛えることがで
   きる。 
  実践した日付や回数は自動で集計される。 人と交流する機会が減るとフレイル
   を招きやすいことから、データを他人と共有して競える工夫も施した。 同セ
   ンターの”遠峰研究員”は「少しきつい程度の負荷が筋力維持の効果を得やすい。
   まずは10回、20回と回数を増やしていって自分に合う回数を把握してほし
   い」とアドバイスしている。

  リハビリ事業所の「動きのコツ研究所リハビリセンター」(兵庫県四宮市)は3月中
   旬、脳卒中でまひなどの後遺症がある人や高齢者らを対象に、リハビリメニュ
   ーを紹介する無料の相談を始めた。 
 理学療法士が症状や悩みなどを電話で聞き取り、
 動画サイトに公開している約570本の「リハ
 ビリ動画」を組み合わせてメニューを作成。 
 動画は字幕付きで1本あたり数分から10分程
 度。 足や腕などにまひや痛みを抱えている人
 に向け、硬直した部位のほぐし方やうまく体を
 動かすコツを紹介している。 5月末までメー
                 ルで無償提供する予定。
  同センターの"生野代表"は「脳卒中発症者の多くは高血圧や糖尿病などの疾患を
   抱え、感染が怖くてリハビリを休止する高齢者は少なくない。 外出自粛が
   長期化する中、自宅でできるリハビリを知りたい需要に応えたい」と話す。
  インターネットが苦手な高齢者のために、今月下旬からは動画を収録したDVD
   を西宮市内の介護施設などに配布する支援を予定。 動画のデータを全国の
   自治体や企業などに無償提供する検討も始めているそうだ。

  介護事業者やフィットネスクラブなどの臨時休業が相次ぎ、高齢者のリハビリ
   や運動の機会は減っている。 フレイルや移動機能が低下するロコモティブ
   シンドローム(運動器症候群)などの広がりを懸念する医療機関者は少なくない。
  日本整形外科学会(東京・文京)の任意団体「ロコモ チャレンジ!推進協議会」
   が3月中旬、全国の20歳以上の5千人を対象にした調査によると、過去1
   カ月の生活が昨年の同時期と比べて、運動機会や活動量が減ったのは全体で
   40.3%に上った。 60歳以上は女子が52.8%、男性が43.6%
   でシニア層が目立つ。
  日本老年医学会(東京・文京)の"飯島理事"は「高齢者は2週間寝たきりの生活で
   失われる筋肉量は、7年間の加齢で失うのと同水準とされる」と警鐘を鳴ら
   す。フレイルの状態では免疫力が落ちやすく、認知機能の低下も懸念される。
  同医学会はテレビのコマーシャル中に足踏みするなど、こまめに運動すること
   を勧めている。 飯島理事は「家族ら周囲の人が一緒に取り組んだり、会え
   なくても電話などで運動を促したり、高齢者を孤独にさせないことが重要」
   と話しています。

  また、高齢者の心身の活力が衰えるフレイル対策では、1日3食のバランスの
   良い食事が重要だともいわれています。 運動をしても低栄養では筋肉の低
   下を招き、活動量の減少につながる恐れがあるからだという。
   食事には、筋肉のもとになるたんぱく質が豊富な食材を選びたい。
   5年ぶりに改定された2020年版の「日本人の食事摂取基準」では高齢者
   が筋肉のもとになるたんぱく質を摂取することを重視。 65歳以上が摂取
   するたんぱく質由来のエネルギーの目標量を従来の13~20%から15~
   20%に引き上げている。
   たんぱく質は肉や魚、卵、大豆などに多く含まれているが、日本老年医学会
   の飯島理事は「1つの食材だけで十分に摂取することは難しく、多くの食材
   を組み合わせたレシピが良い」と話しています。
   キノコ類や青魚などに多く含まれる「ビタミンD」も、筋肉のたんぱく質の
   合成を助けるため積極的にとりたい食材です。 
   これらは骨を強くするカルシウムの吸収率も高められるという。

  高齢者の皆さん、早起きは得意ではありませんか? 今は朝の早い時間は人の
   往来が少ないと思います。 天気がよければ気持ちのいい空気がいっぱい!
  この時間帯を使ってゆっくりと歩いてみませんか・・。 スッキリしますョ!

春の荒天

2020年04月15日 14時07分27秒 | 世間
  春の天気は‘うららか’だと思いがちだが、実は結構変化が激しいと思いません?
  3月以降、本州では暖かい日が増えているものの、冬に逆戻りしたかのような寒い日もある。
  渦を伴った寒気の塊である「寒冷渦」の通過などによるもので、低気圧が発達するきっかけ
   にもなっている。 同じようなことは繰り返し起きそうです。

 日本列島は一昨日の13日、大荒れの天気となり豪雨被害が
 心配されたほどだ。(左図が13日午後3時の気象庁が作成した天気図)
 引き金を引いたのは、ゆっくり南下してきた寒冷渦だという。 
 西日本上空を通過し、上空約5500㍍の気温は一時、零下
 30度前後と真冬並みになった・・。 寒冷渦の前面には南
 寄りの風が入り、地上付近では暖気が北上しながら上昇した
 という。 暖気と寒気の強いコントラストによって低気圧が
 発達し、台風並みの強さとなって強い風と雨をもたらした。

  6日の週にも北日本の上空を寒冷渦が通過し、その周りを回るようにいくつもの低気圧が発
   生してにぎやかな天気図となったという。 今週後半には、新たな寒冷渦が日本列島を横
   切る見通しだそうだ。 再び大気の状態は不安定となり各地で豪雨や突風の恐れがあると
   いう予報。 天気が回復すると夜はぐんと冷え込み、遅霜心配もあるという。

  寒冷渦の動きは、北極付近と周辺の気圧配置の関係を示す「北極振動」とも関係する。
  北極振動の指数がマイナスの時に寒気が中緯度地方へ流出し、寒冷渦の南下が起きやすい。
  米気候予測センターによる指数は1月以降、ほぼプラスだったが、現在はマイナスに向かい
   つつあるそうだ。

 日本付近に南下する寒気の目安となる茨城県つくば市
 上空約5500㍍の気温を見ると、3月半ば以降、ほ
 ぼ10日おきに零下30度前後に下がっている。 
 もう少し地上近くの1500㍍付近でも連動して零下
 5度近くまで下がる場合が多く、みぞれや雪を降らせ
 る程度まで冷え込んだ。

  この時期は日本の南海上に前線が停滞し曇りや雨の日が多くなる「菜種梅雨」の季節でもあ
   る。 今年は冷たい雨がしとしと降るのではなく、寒冷渦や強い暖気の影響で激しい雨や
   風に見舞われやすい可能性がある。 低気圧が急発達する兆候が見えたら土砂災害などへ
   の備えを急ぐ必要がある。 ここ数日は結構多く見られた。

  こんな天気状態なので、家庭菜園の作業もなかなか進まず困っています。
  雨の合間は晴れても土が軟らかすぎて中に入れずできません。 従って今は草取りや種まき
   苗づくりなどに励んでいます。 
   きょうは、ヤーコンの植え替えとサトイモの植え付けを済せてきました。

 

ティッシュペーパー

2020年04月14日 12時45分37秒 | 雑学
  新型コロナウイルスの騒ぎでオリンピック・パラリンピックは延期、他のも様々な
   イベントも中止、外出もままならないということになってしまい、日常生活その
   経験したことのないような状況下になってしまっている。
  マスクや医療機器が不足するのは予想できることだったが、日用品や食料品まで
  入手しにくくなってしまったのは驚きでした。 なかでもティッシュペーパーや
  トイレットペーパーの類が店頭から消えたのは早かった。 一時は解消したよう
  だったが、緊急事態宣言が出されたら、また困っている人が出ているんだとか?

 だがティッシュペーパーなんて、かつてはなかった
 と言っても、若い人にはわからないかも・・。 
 我々の子ども時代は「ちり紙」あるいは「鼻紙」で
 した。 重ねた薄い紙を一枚ずつ取り出してくかっ
 た。 もっと昔は新聞紙だった。 鼻をかんだら、
 紙面のインクの跡が顔に残ったりして‥‥。
 箱に納められた現在の形状が現れたのは昭和40年
 前後ではなかったか?と思う。
               同様にトイレットペーパーもしかりです。
  ロール状のものは戦前からあったと聞くが、一般に流行したのは戦後しばらく経
   ってからだという。 要するに紙ならOKだったわけ。
  
  最近は、テーブルを拭くにもティッシュペーパー使う人がかなりいらっしゃると
   見聞きしますが、我が家では生活費に余裕はないのでテーブルを拭くのは布巾
   テッシュペーパーは鼻をかむときなどだけにしています。
  ティッシュペーパーが不足するとかの噂・デマなどが伝わると一気に買い占める
   わけがこんなところにもあるのでは?と改めて感じさせられた。

  今朝、近くのスーパーについて行ったら新型コロナウイルス対策の一環としてか
   レジ前には間隔を開けるようにこんな表示がなされていました。
         
   世の中、それぞれの場所・立場で感染防止を図っているんですネ~
   我々自身もそれそれが注意することはもちろん不要不急の外出等を控え、少し
    でも早く終息できるようにしたいものです。

役割が作る性格

2020年04月14日 09時34分12秒 | 世間
  一緒に働いている時はいい人だと思っていたけれど、課長昇進したらなんとなく人が
   変わっちゃって少し残念だな~‥‥。 こういうことは時には経験する。
  ヒトの性格はいろんな影響を受けながら形成されていくもの。 その基礎となるのが
   気質と呼ばれていて、生まれつきの性質を指している。 もの静か、朗らか、怒り
   っぽいなどだ。 そこに環境、教育、経験など後天的な要因が加わり、その人なり
   の思考や行動パターンが作られていく。 このパターンは歳を重ねても変化し続け
   るものだという。
  自分の考えや行動について、他人に受け入れられるように表現できる力の習得を「社
   会化」というそうだ。 幼児はおもちゃを買って欲しくて店の床に寝そべり駄々を
   こねるが、中学生にもなれば違う手段で伝えるハズ。 ヒトは周囲の様子に合わせ
   て「らしく」なっていく能力が備わっている。

  生活していけば時に権限を与えられ、それらしく行動をする。 小学生で何かの班長
   になれば徐々に班長らしくなっていく。 最初は自信がなくてもチャレンジしてい
   るうちに役割に育てられることもある。 これは職業生活でも同様です。
   その立場らしくなる性格のことを「役割性格」というそうです。
 役割を与えるとヒトはどう変わるかという実験がある。 
 例えば1970年代に米国の大学の心理学部で、刑務
 所に見立てた実験室で行われた。 大学生や一般人の
 被験者の半分を看守役、半分を囚人役として役割を与
 えた。 1週間ほど経験するとそれぞれが「らしく」
 なり、中には囚人役に対し残酷な罰を強いる看守役も
 現れたという。
  「性格は行動の結果」。 ギリシャ時代の哲学者アリストテレスの言葉とされる。
  「らしい」行動により形成されていく役割性格が、役割のない場面でもその人の性格
   を支配してしまっていることがある。 最近は、虐待、ハラスメントの問題に関心
   が高まっているが、これらもその一例であろう。 時には役割を脱いだ自分をイメ
   ージし、自身を振り返ってみることも大切ではないでしょうか・・。

感染症の歴史

2020年04月13日 12時36分42秒 | 話題
  新型コロナウイルスによる肺炎が世界に広がり、各国とも対策に追われています。
  人類の歴史は感染症との闘いの歴史であり、衛生状態の向上やワクチン・治療薬の開発
   などを通じ、制圧に成功した感染症もある一方、未知の病原体による新興感染症の流
   行はいまも繰り返されている。
  古くから知られている感染症にペストがある。 東ローマ帝国などで流行の記録が残り
   14世紀には世界的な流行で1億人が死亡したとされ、「黒死病」と呼ばれて恐れら
   れてきた。 「悪性の空気」が感染源と考えられた時代があり、17世紀のイタリア
   では医師は全身をガウンで覆い、空気の浄化作用を期待して香辛料を詰めたくちばし
   状のマスクをして治療にあたったといわれています。

 1918~19年に世界で流行し、2千
 万~5千万人の死者を出したインフルエ
 ンザ「スペインかぜ」もよく知られてい
 る。 第1次世界大戦の最中で、米軍の
 兵士の間で流行が始まり、船で欧州に移
 動した結果、戦場で各国の軍隊へ広がっ
 たようだ。 インフルエンザの感染経路
 は主に、感染者が触れた物を通じた「接
 触感染」と、せきやくしゃみを通じた「
 飛沫感染」がある。 それはスペインか
 ぜの当時から知られていたそうです。
 日本の内務省衛生局が公表した「流行性
 感冒」には、「病人やせきをする人に近
 寄らない」「人ごみを避ける」「手ぬぐ
 いなどで鼻や口を覆う」といった、現在
 とほぼ同じ対策内容が盛り込まれていた。
 しかし、当時は医学的な対処には限りが
 あり、日本でも流行を食い止められず、
                       38万人の死者が出たそうだ。

  近年は様々な病原体の発見とワクチン開発が相次ぎ、感染症対策は急速に発展した。
  例えば、天然痘は、世界保健機関による撲滅計画が進み、1980年についには制圧
   に至ったそうだ。
  とはいえ、病原体が不明な感染症はいまもたびたび流行を繰り返しているという。
  2002年に香港を中心に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)やアフリカのエボラ
   出血熱などだ。 コロナウイルスを病原体とするSARSは、世界で8千人以上が
   感染、約800人が死亡した。 このとき話題になったのが、1人で極端に多くの
   人に感染させる「スーパースプレッダー」と呼ばれる事例。 専門誌に掲載された
   論文には、中国の病院で別の病気の治療目的で受診した男性が33人に感染させた
   事例などが紹介され、香港とシンガポールでは感染者の7割以上がスーパースプレ
   ッダーからの感染とみられている。 
  初期のスーパースプレッダーの事例に「腸チフスのメアリー」があります。 
   1900年代初頭に米ニューヨークで流行した腸チフスの感染源となった1人のア
   メリカ人です。 メアリーは症状の出ない不顕性感染者で、00~07年に1人で
   51人を感染させ、うち3人が死亡したそうだ。

  新型コロナウイルスは中国・武漢市(湖北省)の市場で野生動物から人に感染し、人か
   ら人に感染するに至ったとみられている。
  ウイルス学が専門で、感染症の歴史に詳しい"山内・東京大名誉教授"によると、人間
   の体内にいるウイルスはもともと動物から来ていて、歴史的にみれば、野生動物と
   の接触によって人に感染するウイルスは繰り返し出現してきた。 「今回はウイル
   スそのものより、人口が密集し、人やモノが国境を越えて地球規模で移動するグロ
   ーバル化がかつてなく進む中国で起きたことに特徴がある」と話している。

  感染症との闘いは、個人の人権保護と、社会全体を守る公衆衛生という二つの課題の
   ぶつかりあいの歴史でもある。 十分な医療手段がなかった時代に比べ、近年は衛
   生状態が向上し、医療設備も整備されていますが、人権意識の高まりもあり、先端
   技術を上手に活用したさらなる対策が求められそうです。

コロナウイルス

2020年04月12日 13時22分42秒 | 遊び
  新型コロナウイルスの感染者が世界各地で広がり、国内でもすでに1千人を超えました。
  電子顕微鏡でコロナウイルスを見ると、膜に覆われた表面に突起のようなものが出て
   いるのが見えます。 この突起が王冠(ギリシャ語でコロナ)や太陽の光冠(コロナ)のよ
   うに見えることから「コロナウイルス」という名前が付いたという。
  日本獣医生命科学大の"氏家准教授(ウイルス学)"によると、現在、知られているコロナ
   ウイルスは約40種類あるそうです。

  1930年代に鳥、40年代にマウスと豚からコロナウイルスが分離されたそうだ。
  それ以降、犬、牛、猫、キリン、ラクダなど様々な動物でコロナウイルスの感染が確
   認されているという。動物の生死に関わる危険なタイプもいくつか報告されている
   そうだ。 例えば、豚流行性下痢は哺乳期の子豚がかかると重い脱水症状となり、
   死亡率は100%になることもあるそうです。 農林水産省の統計によると、20
   13年10月~14年8月に38道県の約820農場で感染が確認された。
   ほかにも致死的な猫伝染性腹膜炎を起こすタイプのコロナウイルスもある。 種を
   越えて感染することはほとんどなく、猫に感染するタイプは猫にしか感染しない。

 コロナウイルスがヒトから分離されたのは
 1960年代だそうだ。 今回の新型コロ
 ナウイルスが出現するまで、ヒトに感染す
 るコロナウイルスは6種類が報告されてい
 た。 そのうち4種類は通常の風邪を引き
 起こすウイルスです。 残りの2種類は、
 2002年に流行したSARS(重症急性呼吸器症
  候群)
を引き起こしたウイルスと、12年に
 出現して致死率30%のMERS(中東呼吸器症
  候群)
を引き起こしたウイルスだそうだ。
 SARSは02年11月~03年7月に世界で
 8千人以上の患者が報告された。 ただな
 ぜ1年で終息したのかは不明だという。
 SARSやMERSの高い病原性については、
 いまだによく分かっていないことが多いと
 いわれている。
  また、風邪を引き起こす4種類のコロナウイルスは主に子どもが感染しますが、SA
   RSやMERS、新型コロナウイルスは大人の感染が多いことも謎だそうだ。
  感染症に詳しい川崎医大の"中野教授(小児科)"によると、免疫が成熟した大人では
   感染によって過剰な免疫反応が起き、重症化している可能性が考えられるようだ。
  ただ、重症化する子どもが少ないため、感染者の実態が把握できていない可能性も
   あり、中野教授は「大人での重症化の仕組みが解明されれば、子どもで本当に罹
   患や重症化が少ないのかはっきりするのではないでしょうか」と話している。

  コロナウイルスは風邪のウイルスということもあって、SARSが発生するまで特に
   注目されず、研究者も少ないため、まだ感染力や病原性などがよく分かっていな
   いという。 氏家准教授は「インフルエンザウイルスやエイズウイルス(HIV)
   比べると、まだまだ謎のウイルスです」と話している。
  新型コロナウイルスにはまだ、きちんとした治療薬やワクチンがありません。
   世界中の研究機関が有効な治療薬を探しています。 また、ワクチンや感染を早
   く判定する簡易検査キットの開発なども進んでいる。(我が日本は遅れている)

  感染予防には、手洗いやせきエチケットの基本動作が大切です。
  また、アルコールはウイルス表面の膜を壊すので、アルコール消毒も効果的です。
  しかし現状ではやはり不要不急の外出は自粛しましょう。
  自分も保菌者かも?と思い他の人にうつさないようにしようと考えて日常の行動を
   してほしいものです。