農業じゆう人

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春の荒天

2020年04月15日 14時07分27秒 | 世間
  春の天気は‘うららか’だと思いがちだが、実は結構変化が激しいと思いません?
  3月以降、本州では暖かい日が増えているものの、冬に逆戻りしたかのような寒い日もある。
  渦を伴った寒気の塊である「寒冷渦」の通過などによるもので、低気圧が発達するきっかけ
   にもなっている。 同じようなことは繰り返し起きそうです。

 日本列島は一昨日の13日、大荒れの天気となり豪雨被害が
 心配されたほどだ。(左図が13日午後3時の気象庁が作成した天気図)
 引き金を引いたのは、ゆっくり南下してきた寒冷渦だという。 
 西日本上空を通過し、上空約5500㍍の気温は一時、零下
 30度前後と真冬並みになった・・。 寒冷渦の前面には南
 寄りの風が入り、地上付近では暖気が北上しながら上昇した
 という。 暖気と寒気の強いコントラストによって低気圧が
 発達し、台風並みの強さとなって強い風と雨をもたらした。

  6日の週にも北日本の上空を寒冷渦が通過し、その周りを回るようにいくつもの低気圧が発
   生してにぎやかな天気図となったという。 今週後半には、新たな寒冷渦が日本列島を横
   切る見通しだそうだ。 再び大気の状態は不安定となり各地で豪雨や突風の恐れがあると
   いう予報。 天気が回復すると夜はぐんと冷え込み、遅霜心配もあるという。

  寒冷渦の動きは、北極付近と周辺の気圧配置の関係を示す「北極振動」とも関係する。
  北極振動の指数がマイナスの時に寒気が中緯度地方へ流出し、寒冷渦の南下が起きやすい。
  米気候予測センターによる指数は1月以降、ほぼプラスだったが、現在はマイナスに向かい
   つつあるそうだ。

 日本付近に南下する寒気の目安となる茨城県つくば市
 上空約5500㍍の気温を見ると、3月半ば以降、ほ
 ぼ10日おきに零下30度前後に下がっている。 
 もう少し地上近くの1500㍍付近でも連動して零下
 5度近くまで下がる場合が多く、みぞれや雪を降らせ
 る程度まで冷え込んだ。

  この時期は日本の南海上に前線が停滞し曇りや雨の日が多くなる「菜種梅雨」の季節でもあ
   る。 今年は冷たい雨がしとしと降るのではなく、寒冷渦や強い暖気の影響で激しい雨や
   風に見舞われやすい可能性がある。 低気圧が急発達する兆候が見えたら土砂災害などへ
   の備えを急ぐ必要がある。 ここ数日は結構多く見られた。

  こんな天気状態なので、家庭菜園の作業もなかなか進まず困っています。
  雨の合間は晴れても土が軟らかすぎて中に入れずできません。 従って今は草取りや種まき
   苗づくりなどに励んでいます。 
   きょうは、ヤーコンの植え替えとサトイモの植え付けを済せてきました。

 

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