農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

ティッシュペーパー

2020年04月14日 12時45分37秒 | 雑学
  新型コロナウイルスの騒ぎでオリンピック・パラリンピックは延期、他のも様々な
   イベントも中止、外出もままならないということになってしまい、日常生活その
   経験したことのないような状況下になってしまっている。
  マスクや医療機器が不足するのは予想できることだったが、日用品や食料品まで
  入手しにくくなってしまったのは驚きでした。 なかでもティッシュペーパーや
  トイレットペーパーの類が店頭から消えたのは早かった。 一時は解消したよう
  だったが、緊急事態宣言が出されたら、また困っている人が出ているんだとか?

 だがティッシュペーパーなんて、かつてはなかった
 と言っても、若い人にはわからないかも・・。 
 我々の子ども時代は「ちり紙」あるいは「鼻紙」で
 した。 重ねた薄い紙を一枚ずつ取り出してくかっ
 た。 もっと昔は新聞紙だった。 鼻をかんだら、
 紙面のインクの跡が顔に残ったりして‥‥。
 箱に納められた現在の形状が現れたのは昭和40年
 前後ではなかったか?と思う。
               同様にトイレットペーパーもしかりです。
  ロール状のものは戦前からあったと聞くが、一般に流行したのは戦後しばらく経
   ってからだという。 要するに紙ならOKだったわけ。
  
  最近は、テーブルを拭くにもティッシュペーパー使う人がかなりいらっしゃると
   見聞きしますが、我が家では生活費に余裕はないのでテーブルを拭くのは布巾
   テッシュペーパーは鼻をかむときなどだけにしています。
  ティッシュペーパーが不足するとかの噂・デマなどが伝わると一気に買い占める
   わけがこんなところにもあるのでは?と改めて感じさせられた。

  今朝、近くのスーパーについて行ったら新型コロナウイルス対策の一環としてか
   レジ前には間隔を開けるようにこんな表示がなされていました。
         
   世の中、それぞれの場所・立場で感染防止を図っているんですネ~
   我々自身もそれそれが注意することはもちろん不要不急の外出等を控え、少し
    でも早く終息できるようにしたいものです。

役割が作る性格

2020年04月14日 09時34分12秒 | 世間
  一緒に働いている時はいい人だと思っていたけれど、課長昇進したらなんとなく人が
   変わっちゃって少し残念だな~‥‥。 こういうことは時には経験する。
  ヒトの性格はいろんな影響を受けながら形成されていくもの。 その基礎となるのが
   気質と呼ばれていて、生まれつきの性質を指している。 もの静か、朗らか、怒り
   っぽいなどだ。 そこに環境、教育、経験など後天的な要因が加わり、その人なり
   の思考や行動パターンが作られていく。 このパターンは歳を重ねても変化し続け
   るものだという。
  自分の考えや行動について、他人に受け入れられるように表現できる力の習得を「社
   会化」というそうだ。 幼児はおもちゃを買って欲しくて店の床に寝そべり駄々を
   こねるが、中学生にもなれば違う手段で伝えるハズ。 ヒトは周囲の様子に合わせ
   て「らしく」なっていく能力が備わっている。

  生活していけば時に権限を与えられ、それらしく行動をする。 小学生で何かの班長
   になれば徐々に班長らしくなっていく。 最初は自信がなくてもチャレンジしてい
   るうちに役割に育てられることもある。 これは職業生活でも同様です。
   その立場らしくなる性格のことを「役割性格」というそうです。
 役割を与えるとヒトはどう変わるかという実験がある。 
 例えば1970年代に米国の大学の心理学部で、刑務
 所に見立てた実験室で行われた。 大学生や一般人の
 被験者の半分を看守役、半分を囚人役として役割を与
 えた。 1週間ほど経験するとそれぞれが「らしく」
 なり、中には囚人役に対し残酷な罰を強いる看守役も
 現れたという。
  「性格は行動の結果」。 ギリシャ時代の哲学者アリストテレスの言葉とされる。
  「らしい」行動により形成されていく役割性格が、役割のない場面でもその人の性格
   を支配してしまっていることがある。 最近は、虐待、ハラスメントの問題に関心
   が高まっているが、これらもその一例であろう。 時には役割を脱いだ自分をイメ
   ージし、自身を振り返ってみることも大切ではないでしょうか・・。