農業じゆう人

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財源

2020年04月18日 12時31分25秒 | 話題
  男はある日、女房に追い立てられるようにして、いやいや気分で河岸に向かった。
  ところが着いた河岸で、ぶらぶらしていると大きな財布が落ちているのを発見。
  拾って中を確認すると、な なんと小判がたくさん詰まったものだった。
  家に帰り、女房にその財布を渡したあと、気が大きくなってしまい仕事はせず、
   仲間を呼び美酒を大判振る舞い・・した。

  だが、翌朝目が覚めるとその財布はない。 女房に聞くと"そんな知らないよ、
   あんた夢でも見てたんじゃないの"と一蹴される。
  以後、男は改心し断酒。 身を粉にして働き、数年後には念願の店を構える。
  これ"故・立川談志師匠"の十八番で、古典落語の名作「芝浜」の頭の部分です。
  夫が自堕落になるのを案じた女房が、ひと芝居打ったのだ。 拾った財布は
   女房が奉行所に届けた。 持ち主は現れず、お金は後日、自分たちのものに。
  しかし、臨時収入には手をつけず、「心の支え」にして自力で借金を完済した。
  見上げた賢妻だ。 いま、この落語に最も共感しているのは、国の財布を預か
   る財務省のお役人かもしれない。 (今はいるかな~このような人)

  政府はコロナウイルス禍による減収世帯に30万円を支給する予算案を急遽
   組み替え、国民に一律10万円を配ることにした。 同時に、7都府県を
   対象にした緊急事態宣言を全国に広げると発表した。
  「困っている人を救済する」という政策目的が、「感染拡大防止の協力金」
   に変わったような印象だ。
   給付規模は12兆円。 当初案の3倍に膨らむ勘定になる・・。
   (これについて与党議員からは、自分たちがやったというような発言が見られますが本当に
     実施に向け議論等を尽くしましたか? 首相同様お手柄は皆自分たちだけ?)

  赤字国債を発行する。 ある与党の議員がネット上で、積極財政を正当化す
   る「現代貨幣理論(MMT)」に触れ、「理論が容認された」と発言してい
   た。 独自の見解だと思う。 だが、財政当局は心配だろうと思う。

   心ある民は、10万円を「心の支え」とわきまえ、国に辞退を!
   芝浜の賢妻に学ぼう。 なぁ~んて、呼びかけたりして・・。

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