新型コロナウイルス感染症の流行が始まった
2020年からの3年間で、環境の変化によ
るとみられる子どもの肥満の割合が男女とも
に増えたとの分析結果を、国立成育医療研究
センターなどのチームが16日までにまとめ
た。22年には、やせの割合も増えていた。
チームは、休校や外出自粛で運動の機会が減ったほか、流行の長期化によるメンタ
ルヘルス(心の健康)や親の経済状況の悪化が影響した可能性があるとみている。
チームは15~22年度に中学を卒業した子どもの約40万人分の健診データを分
析。 「肥満」「やせ」「視力低下」などの項目について、新型コロナ流行前の
19年と、流行後の20~22年を比較した。 肥満は、20~22年に男子で
0.31~0.88㌽、女子で0.20~0.36㌽増加。 やせは20,21年に顕著な傾向
は見なれなかったが、22年には男子で0.21㌽、女子で0.34㌽増えた。
視力低下は20,21年に男子で最大2.17㌽、女子で1.43㌽増加。男子は22年
も1.80㌽増えていた。 自宅でスマートフォンやパソコンで遊ぶ時間が増えたと
考えられる。
一方、未治療のむし歯の割合は22年に男子で1.13㌽、女子で1.83㌽減少。
親が子を歯科医に連れて行きやすくなったと推測されるという。
現代は便利な社会になったせいか、室内で過ごす機会が多くなったのでは‥‥。
育ち盛りの子どもたちが、もっともっと外で遊ぶことができる環境を整える
ことも必要なのではないでしょうか。
2020年からの3年間で、環境の変化によ
るとみられる子どもの肥満の割合が男女とも
に増えたとの分析結果を、国立成育医療研究
センターなどのチームが16日までにまとめ
た。22年には、やせの割合も増えていた。
チームは、休校や外出自粛で運動の機会が減ったほか、流行の長期化によるメンタ
ルヘルス(心の健康)や親の経済状況の悪化が影響した可能性があるとみている。
チームは15~22年度に中学を卒業した子どもの約40万人分の健診データを分
析。 「肥満」「やせ」「視力低下」などの項目について、新型コロナ流行前の
19年と、流行後の20~22年を比較した。 肥満は、20~22年に男子で
0.31~0.88㌽、女子で0.20~0.36㌽増加。 やせは20,21年に顕著な傾向
は見なれなかったが、22年には男子で0.21㌽、女子で0.34㌽増えた。
視力低下は20,21年に男子で最大2.17㌽、女子で1.43㌽増加。男子は22年
も1.80㌽増えていた。 自宅でスマートフォンやパソコンで遊ぶ時間が増えたと
考えられる。
一方、未治療のむし歯の割合は22年に男子で1.13㌽、女子で1.83㌽減少。
親が子を歯科医に連れて行きやすくなったと推測されるという。
現代は便利な社会になったせいか、室内で過ごす機会が多くなったのでは‥‥。
育ち盛りの子どもたちが、もっともっと外で遊ぶことができる環境を整える
ことも必要なのではないでしょうか。