富山、長野両県をケーブルカーやバスなどで結ぶ「立山黒部アルペンルート」で運行
してきた国内唯一のトロリーバスが、12月
1日で廃止される。外観はバスだが、法律上
は鉄道に分類される珍しい乗り物を最後に一
目見ようと、多くの観光客が訪れ、関連イベ
ントも盛況だ。運営する立山黒部貫光(富山市)
は「今までに乗ったことがある人もない人も、
バスと共に最後の思い出をつくってほしい」
としている。
6月18日、バスが発着する室堂駅(富山県立山町)にはツアーガイドの声が響き、観
光客でにぎわっていた。 乗るのが夢だったという浜松市の女性は、自身の誕生
祝いの旅行で訪れ、2人の娘と乗車。 「一番前の席だったので、トンネル内の
景色を十分に楽しめた」と笑顔だった。
トロリーバスは、立山トンネル内の室堂ー
大観峰間(3.7㌔)を約10分で結ぶ。
1996年にディーゼルバスから転換して
運行を始めて以来、今年6月末までに延べ
1950万人が利用。観光の目玉の一つだ。
8両が稼動するが、交換が必要な部品の調
達が困難になり、同社は廃止を決めた。
アルペンルートの営業期間は4~11月。 来年から同区間の運行は電気バスに
転換される。 11月30日のラストランに向け同社が開催しているイベント
も盛況だ。 バスの整備を行うバックヤードの見学会は、初回の応募を受け付
けたが、開始から約1分で定員の20人の予約が埋まり、急きょ開催日程を追
加した。 9月には走行中のバス車内に持参した録音機器を置き、走行音や運
転士の社内案内を録音できる催しも予定。 10月14日の「鉄道の日」にも
記念イベントを開く。
同社の”西山プロモーションセンター所長”は「これから夏休みの時期に入る。ぜ
ひ家族みんなで立山の大自然とトロバスの旅を楽しんでほしい」と呼びかけて
いる。 登山として行こうと思っていましたが‥‥残念でなりません。
してきた国内唯一のトロリーバスが、12月
1日で廃止される。外観はバスだが、法律上
は鉄道に分類される珍しい乗り物を最後に一
目見ようと、多くの観光客が訪れ、関連イベ
ントも盛況だ。運営する立山黒部貫光(富山市)
は「今までに乗ったことがある人もない人も、
バスと共に最後の思い出をつくってほしい」
としている。
6月18日、バスが発着する室堂駅(富山県立山町)にはツアーガイドの声が響き、観
光客でにぎわっていた。 乗るのが夢だったという浜松市の女性は、自身の誕生
祝いの旅行で訪れ、2人の娘と乗車。 「一番前の席だったので、トンネル内の
景色を十分に楽しめた」と笑顔だった。
トロリーバスは、立山トンネル内の室堂ー
大観峰間(3.7㌔)を約10分で結ぶ。
1996年にディーゼルバスから転換して
運行を始めて以来、今年6月末までに延べ
1950万人が利用。観光の目玉の一つだ。
8両が稼動するが、交換が必要な部品の調
達が困難になり、同社は廃止を決めた。
アルペンルートの営業期間は4~11月。 来年から同区間の運行は電気バスに
転換される。 11月30日のラストランに向け同社が開催しているイベント
も盛況だ。 バスの整備を行うバックヤードの見学会は、初回の応募を受け付
けたが、開始から約1分で定員の20人の予約が埋まり、急きょ開催日程を追
加した。 9月には走行中のバス車内に持参した録音機器を置き、走行音や運
転士の社内案内を録音できる催しも予定。 10月14日の「鉄道の日」にも
記念イベントを開く。
同社の”西山プロモーションセンター所長”は「これから夏休みの時期に入る。ぜ
ひ家族みんなで立山の大自然とトロバスの旅を楽しんでほしい」と呼びかけて
いる。 登山として行こうと思っていましたが‥‥残念でなりません。