農業じゆう人

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「砂糖」

2019年11月25日 12時39分31秒 | 
  あの習慣はいつ生まれ、いつ消えたのでしょうか・・?
  "お砂糖、いくつ?" 高度成長期当たりの映画やテレビドラマに、
   喫茶店のテーブルを挟んでアベック(古い表現)の女性が相手に
   尋ねるシーンがよくあった。 (我々の時代にはよくあった)。
  聞かれた男はたいてい「2つ」。 彼女は角砂糖2個をカップに
   入れてくれるものだった。
  実際にそういう光景を見たし自分にも覚えがある・・。
 角砂糖がグラニュー糖に変わっても「い
 くつ?」はしばらく続いた。 
 「2つ」といえば山盛り2杯だったから
 往時の砂糖の消費量は・・と思って調べ
 てみたら、やはり昨今の比ではない。
 いまは1人あたり年間15㌔㌘前後なの
      が、1970年代前半の日本人は倍くらいとっていた。
  「2つ」どころか「3つ」でも「4つ」でも平気な国が、・・
   しかし世界には少なくない。
  成長著しいアジアはその典型だそうだ。 昭和の日本と同じく
   砂糖の消費量の伸びは国の勢いと関係があるらしい。
  とはいえ健康問題も深刻だから、タイやフィリピン、マレーシ
   アなどの政府は甘い飲料水等などに相次ぎ「砂糖税」をかけ
   ているそうです。

  ダイエット志向が定着した我が国では縁遠い話だろう・・?
  カフェで眺めていると、コーヒーに砂糖など入れないという
   ブラック派が実に多くなっている感じだ。
  それでも糖質があれこれ気になる日本人なのだ。

  「おいくつ?」。 デートでこう聞かれ、緊張した男の子が
   "ハイ、28です"と答えた・・??
   こんな笑い話が通じた時代が、非常に懐かしくもある。