農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

すきっ歯 患者の年で違う処置

2019年11月15日 12時43分28秒 | 健康
  上あごの真ん中の前歯と前歯の間に隙間がある状態を
   「正中離開(せいちゅうりかい)」というそうです。
   いわゆる「すきっ歯」とも呼ばれるものです。
   幼少時から成人まで、状況に合わせて適切な処置をしたい。

  正中離開の原因の一つは、舌が前歯を押す癖があり、年月を
   かけて押されて、隙間が徐々に開いてくるものだそうだ。
   この場合は、意識して癖をなくすようにする。
  また、上唇小帯という歯ぐきと上唇をつなげている筋のよう
   なものが、歯と歯の間に入り込んで、正中離開の原因とな
   ることもあるそうだ。 特に成長期では上唇小帯が太くて
   歯が寄ってくるのを防げていることもある。 この場合、
   成長するに従い、上唇小帯が移動して歯が寄ってくること
   もあるという。

 他の原因としては、真ん中の歯が根
 元に余っている歯(過剰歯)があって、
 それが邪魔して歯が寄り切れない場
 合もある。
 過剰歯の治療では、成長期であれば
 しかるべきタイミングで抜歯を行う。
  その上で、歯の隙間が残るようであれば歯列矯正の治療で歯を
   寄せていく方法があるという。

  成人の場合、過剰歯の抜歯後に何もしないと隙間が残ってしま
   うので、矯正治療を行うか、歯の空隙を人工的に埋めるかど
   ちらかとなる。
  人工的に空隙を埋める場合は2通りある。 一つは、隙間を挟
   んだそれぞれの歯を削って形を整えて、かぶせものをして隙
   間を埋める。 もう一つは、歯の削る量が少なめで済む場合。
   少し削った後、レジンと呼ばれるプラスチックの素材で埋め
    て形を整えて隙間を無くすものだそうだ。

  正中離開は、成長期であれば小児歯科や矯正科、成人であれば
   まず歯科、過剰歯の抜歯が必要であれば歯科口腔外科の受診
   がお薦めだという。 
   気になる人は、一度相談してみてはいかがでしょうか。