農業じゆう人

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変な「花見」?

2019年11月18日 12時39分44秒 | 話題
  ”新しき御代(みよ)ことほぎて八重桜”
   このご立派な句、今から約半年前強の4月、かの東京の
    新宿御苑で開かれた「桜を見る会」で、日本国民ため
    に独断と強引に物事を推し進める「安倍晋三首相」が
    披露した句です。
   参加者は年々右肩上がりで、今年は約1万8千人、予算
    の3倍を超える5500万円を出費した大がかりな花
    見だったという。 ご自身も招待された地元中心の皆
    さんも気持ちが高ぶっていたのでしょう・・な。

   ところが、この行事、先々週末以降、にわかに問題視さ
    れはじめた。 安倍首相が自らの後援会関係者を数多
    く招いて、便宜を図っているのではないか、との疑念。
   首相の事務所の名で会の案内が届いたとする証言や文書
    の存在も報じられた。 事実ならば、公費での地元サ
    ービスで、公職選挙法に触れるとの声も上がっている。

   首相は先週、突如、半年近くも先の来年春の会の中止を
    決断した。 官房長官は理由についてこう述べた。
   「招待基準の明確化を検討し、予算や人数を含め見直す」
    こう説明したが、事実上、ここ数年の会の運営に反省
    点が多々あったことを認めたのだろうと思われる。
   もちろん、中止になるからといって、国会での追求がや
    むわけではないし、真実を明らかにしてほしいものだ。
    官邸は、この件は来年度からは中止にしたから・・と
    いって終わらせるようにしているのが明らか。 
    このままでは今までの色々な疑惑と全く同じです。

   「秘書が」「事務所が」と釈明しながら、閣僚が次々と
    職を辞し、ひと月もたっていない。
   20日には首相の通算在職日数が憲政史上トップの栄誉
    が待つのに、厳しく「説明責任」を求められる事態に
    なりつつあるとは・・。 (長いだけで中身がない)
   長期政権のゆるみやおごりが言われる中、小林一茶の句
    を味わうべきでは・・と思う。

    「世の中は地獄の上の花見かな」