トータルリコール

公開初日にレイトショーで観た。
一番の関心所は設定が実空間で起こっているか、それともリコール社の椅子の上で起こってる事かということ。
コリン・ファレルがリコール社を訪れ、二重スパイの記憶を刷り込もうとする直前、武装した警察官に囲まれるが、あっという間に武装警察官を倒してしまう。
普通の工員のはずなんだが、銃の扱いも格闘技も体が覚えていて、００７以上の活躍をする。

初めのうちは、リコール社でそんな夢を見せられているだけだろうと高を括って観ているんだけど、終盤になってくると一体どっちなのか分からなくなってくる。
もしかしたらどちらでもいいような設定にしてあるんじゃない？

個人的には、なんだやっぱり夢だったのかよガッカリっていうふうには終わって欲しくないと願っていたけど、さあどっちだ。
まだ公開二日目なので、ネタばらしはせずにおこう。

映画はすごく面白かった。
オープニングでグッと引き込んでくれる映画は好きだ。
最後まで一気に観てしまう。
いくつもツッコミたいシーンは出てくるけれど、気にするひまがないテンポの良さがある。