疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

宮崎勤死刑囚の死刑執行ニュースで

2008年06月17日 | 雑記
今から20年くらい前、ただの帰省だったか何か用事があったのかは覚えていないが、北東北の実家へ行くため、夜中東北自動車道を走ってた。

当時乗ってた車は、時速105Kmを超えると警告チャイムがキンコンキンコン鳴るようになっていた。
道路は照明もなく真っ暗で、前後に走ってる車もいない。たまーに反対車線でライトがあっという間に近づいては一瞬にして消える。
人っ子一人いない夜中の高速道路はほんとに寂しい。

カセットテープも飽き、ラジオに切り替えると、今田勇子こと宮崎勤が逮捕されたというニュースが流れていた。
山の間を走る高速道路ではラジオも受信できるチャンネルが少なく、本当は音楽番組を聞きたかったのだが、どの局でもこのニュースをずっとやっていた。
ニュースを聞こうにも、街中と違って受信状態が悪く、おまけに速度警告チャイムが鳴っているため、とても聞き取りにくい。
移動するに従い、ローカル局も変わるので、チューニングしながら聞き取りにくいニュースをじっと聞いていたっけ。

宮崎勤の名前を聞くと、必ずそのときの情景を思い出してしまう。