Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Exclusive M4 への音質対策を完了

2018年02月18日 | ピュアオーディオ


自宅に持って行っているExclusive M4パワーアンプへの「音質対策」を完了しました。今回実施したのはパッシブプリの内部配線の追加とフルテックヒューズへの換装です。



こちらが換装後の元々のヒューズ。比較的新しいヒューズでした。



今回からソース機器としてDN-980F MD再生機を追加しました。録音したMDを聴き返して見ることが出来なくなっていましたので、自宅で聴き返せればまた違った楽しみ方が出来ます。



さて、「音質対策」したExclusive M4を使ったサウンドは一気にグレードが上がりました。好きなMJQ:「ラストコンサート」の2枚目8曲目の「モーニン」を特に注意して聴きました。音色が良くなり、「ハッキリ・クッキリ・スッキリ」しています。久しぶりにサウンドに感動しました。しばらくはその場を離れたくない症状にかられます。このアンプをイニシャルで聴いた時の方向性は間違っていなかったと思います。昨夜は珍しく奥さんも一緒に聴きました。いつもは私がステレオを鳴らし出すと寝室に行く人が一緒になって楽しみました。彼女も音の違いに気付いたのでしょう。これからは「鳴らし込み」になります。これからはもっと良い音質に仕上がって行くと思います。

パッシブプリによる音量コントロールも素晴らしく良くなりました。音質劣化なく音量を絞れるのはありがたい事です。

パッシブプリの内部配線交換(追加配線)

2018年02月17日 | ピュアオーディオ
昨日到着したパッシブプリを一晩使いました。内部配線が一般の配線なので「曇った」様なサウンドに感じました。普通の方が聴いたら「普通」なのかも知れませんが、音質に拘る方が聴いたら一発で判るでしょう。



交換前の内部配線の状態。



内部配線を自分仕様の「最高級グレード」のケーブルに「内部配線」を追加配線しました。ボリュームの処のグランド端子や1・2の+端子の電極が小さい上に、間隔が狭いのでショートしない様に事前に形を作って、その形を保ったまま半田付けしました。オリジナルの配線は残したまま、追加で配線を加えたようにしました。(電気は抵抗の少ない方に多く流れます・・・おそらくオリジナル配線の方にはほんの少ししか流れないと思います)

出てきたサウンドは「ストレート」です。プリの出力をそのままスルーした様な表現力のあるサウンドです。線の細かった音が自然な音に近くなりました。出力を持ったプリアンプの2台使いより、こちらのパッシブプリの方が音量調整域が広く音質も良いです。24クリップのボリュームが心地よいです。しかし、このボリュームはMAXとMINの間隔が1クリップ分と殆ど有りません。MAXの処だけマークして使っています。これだけシンプルだと「内部配線」も楽です。それでも2時間ほど所要しました。

パッシブプリ(IN・OUT1系統)のシンプルさ

2018年02月16日 | ピュアオーディオ


パッシブプリを入手しました。早速自宅システムでプリアンプ(自作管球プリ)とパワーアンプ(Exclusive M4)の間に入れ「音出し確認」をしました。内部配線が一般品なので「曇った」音ですね。でもシンプルに減衰している様なので使い勝手が良いです。



内部配線がこれでは当たり前です。音出し確認で使いましたが、早急に内部配線を交換してやらないと「管球プリ」の実力が出て来ません。



元々Exclusive M4パワーアンプにゲインコントロールが有れば不要な代物。実際に自宅にM4を据え置くかはまだ迷っている。もう1台A級アンプを用意している。LUXMAN M-06αをD208システムで鳴らして使っている。こちらにはパワーアンプ側にゲインコントロールが有るので、こちらを使う場合はパッシブプリは不要となる。今度の日曜日にM4とM-6αを入れ替えて使ってみようと思っている。どちらが残ることになるか?楽しみにしている。M4用のフルテックヒューズも入荷した。同じ条件に近い状態が作り出せる。

ケーブル創りは常に新しい発想で・・・

2018年02月15日 | ピュアオーディオ
増設した機器を完全に鳴らし切る為に新しいケーブルを作成している。今までやらなかった事を新規作成する時は考える。今回は電源ケーブル1本、RCAケーブル2セットの作成を終え、現在SPケーブルを作成中。どれも今まで作った事の無い「構造」で作っている。

新規のケーブルを作る時は「試作」という事になる。複雑さも少しは有るが、ケーブル数が多くなると「端末処理」が大変です、現在作ってるSPケーブルの場合、48か所の端末処理が必要になる。1日1本の計算で4日かけて完了する予定。

ケーブル類は作っている時は大変だが、試聴の時が非常に楽しみになって来る。ファースト聴きの時に感じる「質感」が非常に楽しみだ。フルスペックを聴くためにはそれなりの鳴らし込み時間が必要になって来る。今季増設したアンプ類が「活性化」するのは今年の秋以降だろう。1年かかりで楽しみを取って置くようなもの。短気な方には我慢できない時間だろう。今までの経験で「2000Hr」の鳴らし込み時間が必要である事を知っているので「待てる」のだ。知らない方はとても我慢できないだろう。

今回は更にもう1~2セットRCAケーブルを作成する予定。もちろん「最高峰」のグレードです。今までの最高峰を超えるようなものを考えている。過去5年ほどは更に上を目指さなくても十分と思っていましたが、色々考えて見て、更なる次が見えていますので挑戦してみたいと思います。

RCAケーブルを作成している

2018年02月14日 | ピュアオーディオ
使えるケーブル材が少なくなると勝手にケーブル類を作れなくなる。注文していたケーブル材が今週入荷した。おかげで前の在庫の残りが使える様になって来た。

一昨日は電源ケーブルを作成した。どうせ作るなら「最高級クラス」です。他のケーブル材は在庫が有っても使いません。

今回古いアンプのセットを2~3セット増設したのでケーブル類が足りなくなって来ました。ケーブル類の数は十分に持っていますが「最高級クラス」となると話が変わって来ます。プラグや端子類も金額が張りますので、そうおいそれとは作れません。

現在RCAケーブルを1セット作っています。私の「最高級クラス」は複数のケーブルを使う上に端末処理が大変で、おまけに硬く太いケーブル材となっているので、作成手順を間違えると「やり直し」になってしまいます。

久しぶりに作ると色々とトラブルが出て来ます。作成手順を間違えて、熱収縮チューブが入らなくなったり、半田付けが思う様に行かなかったりと・・・・頭の中で考えている様には、実際はうまく行きません。2日かかって何とか1セットのRCAケーブルを作成しました。最後の仕上げの「樹脂入れ」中です。これも音質と強度・使い勝手の面で重要な部分です。樹脂を溶かしては固まらせ、しばらく時間を空けてまた樹脂入れをして・・・を繰り返して仕上げます。面倒で手間暇がかかりますが、きちんとしたケーブルが出来れば後は安心して使えます。

Exclusive C3もM4も安心して使えるようになって来た

2018年02月13日 | ピュアオーディオ
Exclusive C3とM4を別々の処で鳴らすようになって、それぞれの不具合個所も判り、対処(酸化膜の問題やメカニカルな動き)が出来、最近は安心して使えるようになって来た。



自宅システムは、昨年の12月からTV音声として毎日使い始め、約2ヶ月ほど「生き返らせる」作業を続けていました。それまでの1回/週(3時間ほど)の使用頻度から、毎日3時間ほどの使用頻度に上げていました。「生き返らせる」のにそれでも約2ヶ月ほどかかったようです。



昨夜あたりからM4も調子を上げて来て、ちょっと音楽を楽しんで見ました。WE101Dppパワーアンプと比較すると、音が平面的(2次元の世界)で有るが広がり感は良い。低域のウーハーが動き出した様な気がする。ただドラマチックな感動の音はWE101Dppパワーアンプに及ばない。

M4もまだ入手してから20日くらいです。「生き返らせる」為の時間のうちで、正確に音質がこうだとは言いづらい。まだ音質対策は「インレット化」と「電源ケーブルのグレードアップ」のみである。ヒューズ交換がまだ終わっていないし、2段プリの臨時システムである。この辺の整備が終わり、その状態で半年以上ドライブしてからが「音質評価」出来る状況になるだろう。

自宅システムでExclusive M4を鳴らしている

2018年02月12日 | ピュアオーディオ


雪が積もったので朝から気温が低く、カメラのレンズが曇ってしまった。自宅システムでExclusive M4を鳴らし出しています。今日で約1週間ほどになります。



WE101Dppパワーアンプと入れ替えて使っていますが、そのまま入れ替えだけでは済ませんでした。特別仕様のプリアンプなので異常にゲインが高いので、そのままではボリューム1クリックで爆音になります。その為、一度プリアンプのボリュームを交換しました。(交換前:コスモス250KΩ→現在500KΩBカーブ:古いアルプス製)・・・しかし結果は同じ・・・。その為、「音量調整用」にサトリのミニプリをかましています。



基本的なフローは
CDP:EMI#831→ライントランス(WE50A)→プリ(自作スペシャル仕様)→音量調整用サトリミニプリ(内部は特別仕様)→Exclusive M4→SPシステム(3ウェイネットワーク方式) となります。Wプリのシステムですね。プリアンプのゲインが高い上に、SPシステムの能率が高い(100db以上)のでM4のアナログメーターはピクリとも動かない世界です。主に0.1W~0.2Wのレベル。使用出力は0.5W以下ですね。



この1週間ほどは、毎日夕方6時にはSW ONして、TV音声を流しっぱなしにして11時頃まで(約5時間)使っています。最初の頃はLchからノイズが出たり、そのノイズの発生回数も量も周期変化していました。昨日あたりからノイズは極端になくなりました。まだまだ生き返らせている最中にあると思います。サウンドも少しづつ変化してきています。まだまだ「音楽」を楽しむところまでは来ていませんが、随分と聴けるところまでは来ました。まだまだ格闘と苦行が続きます。

サトリミニプリの代わりに「パッシブプリ」を手配しました。LUXのM-06αの様に、パワーアンプにゲインコントロールが有れば、「音量調整用プリ」はいらないのですが・・・。Exclusiveはプリアンプの方に「音量調整機能」を持たせてありますので、本来はプリ+パワーのセットで使わないといけないのかも知れません。

日本のオーディオ全盛期のアンプを聴き返している

2018年02月11日 | ピュアオーディオ
国産アンプと云えば、アキュフェーズ、LUXMAN、パイオニア、テクニクス、ダイヤトーン、LO-D、オーレックス、中道、スタックス、コロンビア、ビクター、サンスイ、トリオ・ケンウッド等、沢山のメーカーがしのぎを削っていた事を思い出す。

1970年代の初め頃は、雑誌の影響でマランツやマッキントッシュの管球式機器があこがれの名器であった。その後、Tr化したマッキンとマーク・レビンソンのアンプ等が出てきてもてはやされた。自分も、アキュフェーズやマッキン、マークレビンソン等を使ってきたが、今では自作の管球アンプも使っている。

振り返ってみると、意外と国産のアンプを使っていなかったことに気づいた。先日のアンプ導入でお気づきの方もいるかもしれないが、パイオニアやラックス、アキュフェーズと云った「国産アンプ」を再導入して、その実力を確認している。まだ、導入したばかりで動作が安定しないものもある。これを「生き返らせて」その音のグレードを確認してみたい。

自分のシステムで使うなら1990年代の「バブル期」の物量を投入したアンプが狙い目だと思っているが、その前から「黄金期」は有る訳で、機器の作りにも変化がある。はじめは「手配線」を多用した物から、リフロー半田を利用したプラグ端子一体型までその作り方も変わってきている。個人的には「手配線」で「プリント基板」を多用していない「手作りアンプ」が好みです。こんな所も考えてアンプを選んでいます。

半導体、特に「パワートランジスター」も古くはゲルマニウムから有りますが、CANタイプのパワートランジスターの作りの良さを感じています。その後、「モールドパッケージ」のパワートランジスターに変わってきています。個人的にそのモールド作業の工程に携わって来た者なので、モールドパッケージの良し悪しも理解しています。現在では殆どがモールドパッケージのパワートランジスターになってしまいました。時代の流れかも知れませんが、CANタイプのトランジスターにあこがれを持ちます。

今季購入したアンプの状況

2018年02月10日 | ピュアオーディオ


一番最初に購入したディネッセン:アルタイル パワーアンプは、現在休眠中。問題点は「残留ノイズ」。常時ノイズが出ていてとても使える状態ではない。アンプの改造者もお手上げで、本来なら「返品」クラス。電気機器修理のゴットハンドにお願いして見ようと思っている。



2・3番目に購入したのがケンソニック:C200+P300。こちらはパワーアンプのゲイン調整つまみに「酸化膜」が分厚くついているが、サウンドには問題なく不自由なく使えている。購入後約2.5か月経っているので「活性化度」も相当進んで来た。つまみやプッシュSW類も初めは導通が不安定な処もあったが、現在では殆ど不具合が出なくなっている。かなりの大音量を出しても使えるレベル。音質も十分納得できる状況にある。JBL#4311Bのモニターアンプとしては十分な性能を持っている。



4・5番目に購入したのがパイオニア Exclusive C3+M4。イニシャルの音出しで「ピン」と来たのがこのアンプの組み合わせ。このアンプは良いサウンドになるという予感が有る。但し、45年前の古さ故、レバーSWやプッシュSWにガリが有る。C3もM4もどちらにもSW類の不具合が有る。このまま組み合わせて使っていると「どちらがおかしいのか?」が見えない。その為現在は分けて使っている。M4は自宅システムで使い初めている。C3とM4を分けた事で、各々の不具合部が見えて来た。C3もM4もまだノイズが出たり、音が消えたりしている。C3もM4も共にSW類が安定化すれば、十分使える様になると確信している。



6番目に購入したのがLUXMAN M-06α。こちらは1991年製と前2セットのアンプが45年前に対し、30年くらい前になる。15年の差は大きい。SW類のガリもなく動作も安定している。中古アンプを買うならこのくらいのレベルが欲しい処。音質は評価できる状況ではない(音質対策したばかりでふん詰まっている)が、現代的なサウンドに近い。現在C3+M-06αの組み合わせで使っている。

これら古いアンプでも十分「ハイエンドクラス」のサウンドにすることが出来る。問題はオーナーの愛情だろう。とにかく使ってやる事だと思う。古いアンプ=古いサウンド ではない。むしろ最近のアンプには無い味を持っている。この辺を好むのか?理解できるのか?・・・ 拒絶する理由はない。


久しぶりに電源プラグ・ソケットを買った

2018年02月09日 | ピュアオーディオ


久しぶりに電源プラグ・ソケットを購入した。フルテック電源プラグ FI-50M(R)・インレットプラグ FI-50(R)のセット。この組み合わせの電源ケーブルは既に40本所有している。今回アンプ類を増設したため、電源ケーブルを始め他のケーブル類も不足する事態となった。その関係で購入した1セット。

この電源プラグ・インレット FI50M(R)・FI50(R)の組み合わせにすると、音数の増加はもちろん、「音のキレ・ヌケ」が極端に良くなる。さすがはフルテックの最高級クラスのパーツです。

昨年からアンプ類を増設したのでケーブル類が不足して来ました。数だけなら何とかなりますが、グレードを最高級クラスにしないと意味は有りません。その為にまたオンリーワンのケーブル類を作成して行きたいと思っています。