Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

無事にプリのボリューム交換完了

2018年02月21日 | ピュアオーディオ


ボリューム交換した管球プリを自宅に持って帰り、早速接続して音出し確認。「ブーン・・・」と云うノイズが出ていました。またプリ-パワー間のケーブルの1ヶ所、触ると別のノイズが出ます。・・・がっくり・・・。

翌日、再度「音楽部屋」に持ち込み開腹して調べました。見た目では異常は見られませんでしたが、前日の作業で気になる部分が有ったので、ボリュームの配線を2ヶ所外した所で、原因が見えて来ました。グランド線が外れていました。外からは見えないですね。そのまま半田を付けて・・・とトライしましたが、なかなか繋がって固定できません。外から見えないと云う事は半田こても入れ難いと云う事。別に線材を用意して短く足りない分を補って完了。

もう一つ、プリ-パワー間のRCAラインケーブル。これは元々Yラグを付けて「SPケーブル用」のケーブルにしていたものを、Yラグを外してラインケーブルに作り替えたモノ。急いで作った代物なので、中でケーブル同士が干渉してノイズを出していました。こちらは「端末加工」をやり直して「最新のノウハウ」で4ヶ所とも作り直しました。「最新のノウハウ」と云う事は、それ以前に使っていなかった技術であり、それを使うと「新型」になる。当然性能も上になります。

1日かけてプリとラインケーブルへの対策をして夜に「音出し確認」です。接続はプリアンプからダイレクトにパワーアンプ(M-06α)に繋ぎ、パッシブプリを使わない方法にしました。

ノイズもなく無事に修理完了。無事に音が出ています。ボリューム位置も9時の方向前後で使えます。その時のM-06αの出力系(デジタル表示)は「0.00」で動きません。10時方向まで上げると「0.02」ぐらいの値になります。シンプルな配線でボリュームコントロールが出来る様になりました。使ったボリュームはA&B 500KΩ EJカーブ(12時の方向から急激に立ち上がるカーブ)。今回の私のニーズに最適なボリュームでした。このボリュームを手に入れるのに3年以上かかりました。一生懸命に探していましたが、なかなか探せ出しませんでした。自作品でアンプを仕上げようとすると、欲しいパーツを入手するのに苦労します。