Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

日本のオーディオ全盛期のアンプを聴き返している

2018年02月11日 | ピュアオーディオ
国産アンプと云えば、アキュフェーズ、LUXMAN、パイオニア、テクニクス、ダイヤトーン、LO-D、オーレックス、中道、スタックス、コロンビア、ビクター、サンスイ、トリオ・ケンウッド等、沢山のメーカーがしのぎを削っていた事を思い出す。

1970年代の初め頃は、雑誌の影響でマランツやマッキントッシュの管球式機器があこがれの名器であった。その後、Tr化したマッキンとマーク・レビンソンのアンプ等が出てきてもてはやされた。自分も、アキュフェーズやマッキン、マークレビンソン等を使ってきたが、今では自作の管球アンプも使っている。

振り返ってみると、意外と国産のアンプを使っていなかったことに気づいた。先日のアンプ導入でお気づきの方もいるかもしれないが、パイオニアやラックス、アキュフェーズと云った「国産アンプ」を再導入して、その実力を確認している。まだ、導入したばかりで動作が安定しないものもある。これを「生き返らせて」その音のグレードを確認してみたい。

自分のシステムで使うなら1990年代の「バブル期」の物量を投入したアンプが狙い目だと思っているが、その前から「黄金期」は有る訳で、機器の作りにも変化がある。はじめは「手配線」を多用した物から、リフロー半田を利用したプラグ端子一体型までその作り方も変わってきている。個人的には「手配線」で「プリント基板」を多用していない「手作りアンプ」が好みです。こんな所も考えてアンプを選んでいます。

半導体、特に「パワートランジスター」も古くはゲルマニウムから有りますが、CANタイプのパワートランジスターの作りの良さを感じています。その後、「モールドパッケージ」のパワートランジスターに変わってきています。個人的にそのモールド作業の工程に携わって来た者なので、モールドパッケージの良し悪しも理解しています。現在では殆どがモールドパッケージのパワートランジスターになってしまいました。時代の流れかも知れませんが、CANタイプのトランジスターにあこがれを持ちます。


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