Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

パッシブプリの内部配線交換(追加配線)

2018年02月17日 | ピュアオーディオ
昨日到着したパッシブプリを一晩使いました。内部配線が一般の配線なので「曇った」様なサウンドに感じました。普通の方が聴いたら「普通」なのかも知れませんが、音質に拘る方が聴いたら一発で判るでしょう。



交換前の内部配線の状態。



内部配線を自分仕様の「最高級グレード」のケーブルに「内部配線」を追加配線しました。ボリュームの処のグランド端子や1・2の+端子の電極が小さい上に、間隔が狭いのでショートしない様に事前に形を作って、その形を保ったまま半田付けしました。オリジナルの配線は残したまま、追加で配線を加えたようにしました。(電気は抵抗の少ない方に多く流れます・・・おそらくオリジナル配線の方にはほんの少ししか流れないと思います)

出てきたサウンドは「ストレート」です。プリの出力をそのままスルーした様な表現力のあるサウンドです。線の細かった音が自然な音に近くなりました。出力を持ったプリアンプの2台使いより、こちらのパッシブプリの方が音量調整域が広く音質も良いです。24クリップのボリュームが心地よいです。しかし、このボリュームはMAXとMINの間隔が1クリップ分と殆ど有りません。MAXの処だけマークして使っています。これだけシンプルだと「内部配線」も楽です。それでも2時間ほど所要しました。