Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Exclusive C3 のヒューズ換装

2018年02月08日 | ピュアオーディオ


昨日紹介した「ヒューズ類」を実際にExclusive C3に入れて見ました。上の写真左下の部分に「ブルーカラー」のヒューズが見えるでしょう。これが換装後の写真です。



拡大して見るとこの様になります。元々は0.5A×4本のヒューズが使って有りますが、フルテックヒューズは1Aからになりますので、1A×4本にしています。交換している途中、元々のヒューズを取り出そうとしたら、「キャップ」がポロリと取れました。同じ事をC200+P300のヒューズでも経験しています。

45年も前のアンプ類に使って有る「ヒューズ」は「キャップ」を接着している「接着剤」が劣化して、「密封」効果がなくなっているモノが有ります。古いアンプを使っている方は、一度ヒューズを確認して見ると良いでしょう。



C3には外部にもヒューズが有ります。ここも0.5Aです。ここに昨日紹介した「ER-FXヒューズ」を使います。交換を終わり音出し確認しています。ただ、「5時間」はヒューズや接続ケーブルの端子類の「馴染み」が要ります。しっかり馴染ませてから「鳴らし込み」に入ります。

Exclusive C3 の音質アップ準備

2018年02月07日 | ピュアオーディオ


Exclusive C3の音質アップ対策は、①インレット化 ②メインヒューズのフルテックヒューズへの乾燥 が終わっていますが、内部に4本のヒューズが使って有ります。こちらは先週見つけた時点で手配していました。



タイミング良く「ER-FXヒューズ」(定価:¥75000円)の中古品が某オクに出ていましたので落札して入手しました。こちらをメインヒューズにしようと思います。



先週手配していたフルテックヒューズ4本も入手しましたので、内部を開けて換装しようと思います。フルテックのヒューズも生産中止してから5年ほど経ち、入手が厳しくなって来ています。必要なアンペア数が無い場合もあります。

「電源ケーブル」をいくら高級品に変えても、その先のヒューズが安物のガラス管ヒューズ(¥50円程度)では効果は半減以下、期待できません。良い電源ケーブルを使いたいならヒューズも良いものを使わないと「宝の持ち腐れ」になります。

ただ、中古のアンプの本体価格に対して、C3やC200の様に5本も使用されていると揃えるのが大変です。フルテックヒューズは販売価格は¥4000程度でしたが、現在では¥5000くらいになっています。¥5000円×5本=¥25000・・・これが2台となると¥5万円・・・・。出費が痛いですね。


LUXMAN M-06αの音出し確認

2018年02月06日 | ピュアオーディオ


パイオニアのA級アンプ M4に続いて、LUXMAN M-06αを入手しました。こちらは①インレット化 ②フルテックヒューズ換装 を完了しています。M4用に手配していたフルテック:ヒューズ8A(32㎜仕様)がタイミング良く入荷していたので一発交換で「手入れ」を完了しました。



パイオニア C3との組合せで「音出し確認」をしています。まだ繋いで音を出し始めたばかりですが(馴染んでいない)、M4より現代的なサウンドです。力感も有りシャープです。高域の伸びもM4以上です。まだ馴染んでいないので「質感」までは判断できませんが、概ね良好なサウンドだと思います。



デジタル表示の出力が表示されますので扱いやすいです。自分の耳では0.5W以下での使用が主になります。



取り敢えず、C3との組合せでしばらくは楽しんでみたいと思っています。

しばらくは「鳴らし込み」に大忙しです

2018年02月05日 | ピュアオーディオ


昨日は、先日入荷したLUXMAN M-06α の「音出し確認」と「インレット化工事」をしていました。使ったSPケーブルやプリがグレードの低いモノでしたので、あまり音的にはピンときませんでしたが、作りも色々凝っていて、しっかり作って有り、動作が安定しているので先を急ぎました。普通なら1週間ほどは最低でも鳴らしてから「インレット化工事」をするのですが、あまりにもスムースな音出しと安定性でしたので、雪の降る寒い日に外に出るのも億劫なので、「どうせやらなきゃいけない仕事」と思って、一気にやってしまいました。サウンドの確認は本日 M4と入れ替えてやる予定。



機器のお守りが大変です。午前中はケンソニックC200+P300のラインでMDやFMを流しっ放しにして聴いています。午後からはC3+M4のラインをまず鳴らし出します。その間にメインシステムのソース機器とプリ+チャンデバの電源をONにします。14時前からはFM放送で「クラシックカフェ」を2台のシステム(メインとサブのC3+M4+D208システム)でかけながら、メインシステムからも音声を出しながら、「録音」をします。たっぷり2時間は毎日律義に鳴らしてやります。

録音が終わると気分によりメインシステムで1時間CDやMDを聴きます。又気の向くまま、サブシステムのD208システム(C3+M4)を夕方6時頃まで鳴らします。

夕食を食べ、7時頃からは「自宅システム」でTVの音声を出して使います。その間CDPも稼働させておきます。夜10時頃、寝る前の1時間ほど自宅システムで音楽を楽しみます。聴くのは室内楽やピアノソロ、JAZZのピアノトリオが多いです。最近はブラームスの室内楽を良く聴きます。ピアノ三重奏や弦楽五重奏曲第2番など非常に心地よいですね。

ケンソニック C200+P300の導入2.5ヶ月後のサウンド確認

2018年02月04日 | ピュアオーディオ


昨日はExclusive C3+M4のインレット化直後のインプレを書きましたが、今日はケンソニック C200+P300の2.5ヶ月後のサウンドを確認しました。聴取位置はD208システムの時と全く同じ位置です。SPはJBL#4311Bです。



こちらは既に「トランス」はヌケていますね。その先の電子回路部分で「ふん詰まり」をしていますが、C3+M4の状態とは雲泥の差が有ります。かなり聴き易くなっています。音数、周波数レンジ、質感等かなり改善して来ています。もう少しのびやかに「ヌケ・キレ・ノビ」を感じれるようになればもっとありがたいですが、まだまだ「鳴らし込み」が必要です。

C200+P300のラインは「半導体電子部品」がしっかりしていて、朝から夕方までFMを付けっ放しにしても何のトラブルも感じません。この辺が有りがたい事と思います。M4の場合、「ジジジ・・・」と云う半導体の壊れる寸前のノイズを感じます。実際、3時間以上鳴らしっ放しにすると、Lchから「ノイズ」が発生します。(Rchは無事)ノイズが出てきたら直ぐに電源を切ります。「発熱量」が大きい為、45年もすれば「半導体」のパーツにダメージを受けているのかも知れません。この辺がC3+M4のラインに気を使う処です。一度オーバーホールをしないといけないかも知れません。


「苦行」の始まり

2018年02月03日 | ピュアオーディオ


2セットのアンプを「鳴らし込み」状態に持ってきました。今まではFM放送を鳴らしっ放しにして、隣の部屋で聴く様なやり方をしていました。

昨日C3+M4のアンプラインをD208システムで正面に座って確認して見ました。思いっきり「ふん詰まって」いますね。音が固まって分離してエネルギーで出て来ます。ピーキーなキツイ音がてんこ盛りで、「苦行」が始まりました。



今までの経験で、この「ふん詰まり」状態は段階的に取れて行きますが、最低3か月は「絶苦行」になります。この3ケ月を乗り切れば少しはましに聴ける様になります。主に電源ラインの「トランス」を活性化させるのに必要な時間です。M4には特にでかいトランスが使われていますから時間がかかる事も予測しています。



ただ、最終的に「ヌケた」サウンドになった時の「音質」も予測できます。このアンプの特徴は「質感」と「余韻」が非常に素晴らしいですね。今から非常に楽しみにしていますが、この3か月が大変です。

インレット化後 Exclusive C3+M4の組合せはGood

2018年02月02日 | ピュアオーディオ


インレット化が2セットのアンプ(4台)で完了しました。現在はケンソニックのC200+P300の組合せは、SWやボリューム類等のつまみの活性化の為に、毎日「グリグリ」しています。パワーアンプのゲインコントロールにものすごい酸化膜が付いています。回していて直ぐに感じるほどです。

Exclusive C3+M4 の組合せの方は、現在「様子見」の状態です。直出し電源ケーブルから最高級電源ケーブルに交換したので、アンプがビックリしています。少しづつ負荷をかけていかないと電子部品が飛んでしまっては元も子もありません。



ケンソニックラインはJBL#4311システムに繋いでいます。Exclusive C3+M4ラインはD208システムに繋いでいます。電源ケーブルが同じ自作の最高級グレードですので、「同じ質感」で鳴っています。切り替えてもどちらが鳴っているか聞き分けるのは癖(特徴)を知らないと分からないでしょう。



今回、特に感心したのがExclusive C3+M4の作りの良さです。Exclusiveは裏面の作り方や端子類がチョッと下手ですね。この部分を除けば現在でも通用する実力を持っています。出てくるサウンドも「さざめく」様な質感が出せそうで非常に気に入りました。まだ鳴らし込みに入ったばかりの状態でこんなに気に入るものは久しぶりです。半年後くらいになればさらに魅力がアップしているでしょう。今は「壊さない様に」お守してあげる事ですね。自宅システムで使いたくなっています。

Exclusive M4 のインレット化を完了

2018年02月01日 | ピュアオーディオ


昨日午後から始めたExclusive M4 のインレット化工事をやっています。取り付け部の板厚がt=2mm有りますので一苦労でした。下穴を開けてひたすらヤスリかけ。延々4時間程かかりました。板厚が1㎜なら簡単なのですが、さすがに2㎜厚有ると簡単には削れません。それでもようやくインレットが入るサイズにまで広げました。上の写真はインレットを取り付けたモノ。





このExclusive M4 は下手に手を出せないように出来ています。半田付けを楽にやれるようにはできていません。でかいコンデンサーと放熱部の仕切り板の間に電源入力部が有ります。おまけに上面には信号ラインの配線が通っています。隣の部屋(放熱部)から電源内部配線を作って何とか配線しました。とにかく隙間がない上に配線関係が通っていますので神経を使いました。どなたにもお勧めは出来ません。下手に半田ごてで信号配線を焼いてしまったら2次被害が出てしまいます。



音出し確認をしています。特に問題なくサウンドが出てきました。ひとまず一安心です。電源ケーブルは最高級グレードを使っています。今回はインレット工事だけですので、ヒューズ交換はヒューズが未入荷の為次回に持ち越しです。

C3の外側のヒューズ(0.5A)は交換しましたが、内部にまだ4本の0.5Aのヒューズが有りました。こちらはこれから手配して交換予定。ヒューズを全て交換してこそ「電源ケーブル」の威力が出て来ます。急がずにやっていこうと思います。