Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

もう機器内部を触ることはないだろう?

2017年01月06日 | ピュアオーディオ
システム内に使われるケーブル類や内部配線を出来るだけ「性能の高い」ものに交換する事で「音質アップ」を図って来た。過去15年間に何度総入れ替えをして来ただろうか?もの凄い時間と手間をかけて来た。しかし今ではそれらも終わり、もう2度と内部配線等の交換も含めて触る事も無くなるだろう。

現在自分で使っているシステムだけで3セットもある。おまけに予備アンプ、CDP、MD機もたっぷりある。これ以上機器を増やすことはないだろう。それよりも「最後は1セット」と思っている。だから現在持っている2セットは手放さなければならない。しかし今はまだ決心が出来ない。15年もかけて必死で作り上げ、それぞれのシステムにはそれぞれの世界が有る。どれも「自分好み」のサウンドを出してくれる。まだ重低音を受け止める気力もある。

ケーブル類の自作も「もっと性能の高い」ものを作り出すことはできるが、その為の時間と手間と資金をかける気力はだんだんとなくなってきている。ましてや機器の内部を触ること等はもうないだろうな?と思う。現在のオーディオルームに手を入れなければどうしようもない処まで来ている。部屋の問題の方が大きすぎて機器にいくら対策してもその効果さえ確認できない。

音の「キレ・ヌケ・ノビ」は床面が強固でないと確認できない。大概の家ではフローリングの床にSPが設置してある。本当に強い低音が出ると、床面はおろか家全体が「振動」して「共鳴した音」を聴いている。しばらくは中途半端なサウンドである事を自覚して聴かざるを得ない。