Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL#375のダイアフラム

2017年01月04日 | ピュアオーディオ


上の写真はJBL#375のダイアフラムとその内部配線の様子。ネットで調べるとこのダイアフラムには、①JBL純正のアルミ製 ②JBL純正のチタン製 ③ラディアン社製のダイヤフラム が使える事が判ります。

内部配線の配線の開発・交換作業でダイアフラムを6枚も傷つけてしまったので、①②③のダイアフラムを試して見ました。当時純正品で¥45000/枚もの価格がしていました。安い③のラディアン社に置き換えられないか?と考えたのは当然。

この③ダイアフラムは外側部分が厚く、センター部分が薄くなると言うダイアフラムの厚みに工夫がしてあるものでした。実際に取り付けて聴いたが、何処か「ツルッと」した音(厚みと引っ掛かりがない)に聴こえ不採用。(今でもストックで保管中)

②のチタン製は高域は伸びているように感じたが、中域の厚みに欠ける様に感じた。結局元の①アルミ製のダイアフラムが一番力強く、中域が厚く良い様に感じました。

内部配線の交換作業やネジの増し締め等の為に、HL88+#375(重量20Kg以上×左右セット)を30回以上上げ下ろししました。当時はまだ若かったから出来た事だと思います。その後、ダイアフラムカバーを冶具化して(作成して)傷つける事はなくなりました。