Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりに本格的に聴きました。

2017年01月28日 | ピュアオーディオ
この処、聞流す様な「・・・ながら聴き」ばかりしていましたが、昨日は久しぶりに「本格的」な聴き方をしました。精神的に集中出来る時と出来ない時が在ります。集中して聴く時は、機器の粗やソースの粗さえ気になります。



昨日はMD機のDN-991とDN-980を聴きました。ソースはFMチューナーから録音したジェームズ・レバイン指揮/ウイーンフィルで「チャイコフスキー:くるみ割り人形抜粋・白鳥の湖抜粋」。短い曲が数曲連続演奏されます。

バイオリンの質感が非常に艶やかで、ゴーイングの様や指の動きも判るくらい解像しています。タンバリンも革の部分の音と周りの金属の音がリアルに聴こえます。ハープの音も非常にキレが良く、良く響きます。ファゴットも聴き惚れてしまいました。メインのCDPラインにも劣らないサウンドの様に聴こえました。私のシステムでは前後左右に音が広がります。(現在は左右幅が取れない為イマイチですが・・・) 前後方向(前に出てくる音と奥に広がる音)はなかなか良く再現できています。奥で鳴っている楽器は奥で鳴っています。

MD機も時間的に500Hrを越えて来て、「活性化」して来た様で、これからが本当に聴くのが楽しくなります。