Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムはやっぱり気が休まる

2017年01月05日 | ピュアオーディオ


今日は午前中から自宅にいて、自宅システムを鳴らして楽しんでいます。毎日オリンパスシステムばかり聴いていますが、周波数帯域的に下の方が出て来ます。これに対して下の方はあまり伸びていないD130(16Ω)を使ったSP-707Jシステムの方が気楽に聴けます。現在鳴らしているユニットは全てJBL製のみで、D130、#375、175DLH、#2405の4ユニット。これ以上はアンプに負担がかかる為、3種のユニットはお休み中。



CDPにEMTの#981を使い、艶のあるサウンドを出しています。クロックもルビジウムにしています。DACはゴールドムンド製のステラボックス、プリアンプはマッキンC22のコピーアンプ、パワーアンプはWE101Dppの1.4W/chのアンプ。プリもパワーアンプも内部配線は全て特殊な配線に交換してある。CDP~パワーアンプ間の機器にはFXヒューズを入れて有る。

ケーブル類も自作の最高級品にしてある。ネットワークの内部配線も電源トランス付きのタップ内配線ももちろん交換してある。このシステムも、オリンパスシステム・RCA箱システムと同時進行で作り上げたモノです。自分の思った通りの手を入れて作り上げました。

一番苦労したのは、#375とゴールドウィングホーンのセッティング。このホーンは下手に鳴らすと「アルミ臭い」音になります。このホーンから艶やかな弦楽合奏が出て来る様にセッティングの試行錯誤をしました。ピアノや声楽も難なくこなしてくれます。ユンディ・リのショパン/ノクターン全曲等を掛けると非常にまろやかで艶やかな音色で鳴ってくれます。個人的には十分満足できるサウンドです。

組み合わせるパワーアンプを替えれば、また違う世界を出してくれますが、WE101Dppアンプの1.4W/chの「音圧を感じない」世界が好きですね。#375で「音圧を感じない」なんて普通では聴けないサウンドです。もうWE101Dの球も入手困難な球ですので、2度と作る事はないでしょう。