Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムがマルチアンプ並みに

2014年01月28日 | ピュアオーディオ

管球プリ1号が完成し、WE101Dppパワーアンプとの組み合わせで使っています。全ての帯域で「琴線」に触れる質感がします。個人的には非常に満足です。自宅のSP-707J+αのシステムは、N500(初期型)と#3105(7000Hz)のネットワーク方式ですが、オリンパスシステムのマルチアンプシステムに匹敵するような「音数」の多さです。たった1台のパワーアンプで7SPユニットシステムを軽々とドライブしています。出力は1.4W/chしか有りません。

オリンパスシステムではLE15Aの最初期型を使っていますが、LE15Aは重低音を出す為に非常に重いコーン紙を使って有ります。この為、このLE15Aをドライブするにはパワーの有るアンプでないと駆動を制御できません。この為マルチアンプ方式にしています。

プリアンプが良くなってこうも変わるものなのかと驚いています。これまで進めてきたSuperTrail仕様化の効果がもろに出て来たのを実感します。今まではパワーアンプ単体での効果確認しか出来ていませんでしたが、プリとパワーが合わさるとここまで改善される事は予想を超えています。こうなると「管球プリ2号」の完成が次のテーマとなります。

管球プリ2号は一通り完成したのですが、こちらのプリには「プリント基板」が使って有ります。このプリント基板の質があまり高くないように感じています。音の「質感」は非常に良かったのですが、「音数」がいまいちで(予測より少なかった)、この音数が管球プリ1号までとは行かないまでも、近づければ更に良くなると思い、プリント基板の裏側から、配線を裏打ち作業をしていました。一応完了したのですが、何処か接触不良か配線ミスをしている様で、ボリュームゼロで左右から音が出てきます。おまけに「発振」音まで聴こえてきます。これからこの原因を調べて修正しなくてはなりません。