Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

管球プリ1号の問題点

2014年01月01日 | ピュアオーディオ

今回配線をすべてゴールドスターシリーズ(銀線)にしました。アース線も惜しげもなくゴールドスターシリーズにして完璧を期しました。

今回の配線前の完成度が80%とすれば、交換後は95%の出来と思います。音数や音の密度・空気感がまるで違います。音楽がうねるようなサウンドを出してきます。非常に好ましい変化です。

残る5%は周波数特性的に高音域の減衰が激しく、バイオリンの帯域がカバーできていません。よくよく回路を見て見るとNFBが掛かっています。パワーアンプでは殆どの機器でNON-NFBにしていますので問題なかったのですが、このプリアンプにはNFBがかかっている為、周波数的に全帯域に靄がかかった様な感じを受けます。

回路的な対策が自分では出来ないので「ゴッドハンド」に応援をしていただいて、「生々しい」音にして行きたいと思います。早速手配をかけないといけません。自分で出来る分と出来ない分は分けて考えます。

このアンプももう足掛け2年挑戦続けています。完成させるまでは止めません。求めていた質感や音楽性がもう手の届く処まで来ています。