Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今日もまた歪が・・・

2014年01月14日 | ピュアオーディオ

オリンパスのプリC-290を導入してまだ1ヶ月もならないので、毎日「鳴らし込み」に専念しています。先日A730のインレットヒューズも交換しているので、早く馴染ませたい願望もあり、今日も朝から鳴らし続けています。

久しぶりにカラヤン/BPO「ブルックナー交響曲9番」を大音量で再生していましたら、トッティの部分で「ジジジ・・・」とノイズが・・・・。Lchのバイオリンの帯域で音の硬い部分(塊)がありましたが、その「ジジジ」の歪(ノイズ)の後には、スキッとヌケた音がして来ました。C-290の内部が少し活性化した様です。

「活性化」を実感する事は珍しい事です。前にも言ったように、当方のC-290は長い間眠っていたアンプの様ですので、内部を活性化させるだけでサウンドはどんどん良くなっていきます。だいたい約1ヶ月ほどで大きなバラツキが無くなって来て、その後は少しづつ右肩上がりで良くなって行きます。約3ヶ月ほど(累計約500~600時間)で、本来の性能ぐらいは出てきます。更に3ヶ月(合計6ヶ月)もすれば、対策した音質アップの効果もフルに出てくるようになります。

まだまだ先は長いのですが、毎日コツコツと鳴らし込みの努力を続けるしか有りません。初心者もベテランもプロもこの「活性化期間」に近道は有りません。どんなにスキルやノウハウを持っていてもこの「鳴らし込み」による活性化をさせないと、それ以上の音質アップは望めません。