Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ブルーレイプレーヤーの実力

2014年01月11日 | ピュアオーディオ

今日は先週ご紹介した常連のお客様が、クラッセのSACDプレーヤーとパイオニアの安モノブルーレイプレーヤーをお持ちになりました。当方のスチューダーA730を外して比較試聴をさせていただきました。

Classe_omega_sacd27

クラッセ(CLASSE)  OMEGA SACD2(¥1,239,000税込)です。
Classe_omega_sacd21

内部は上の写真の様になっています。蓋を一度開けると一人では閉められないようです。加工精度なのか設計がおかしいのか大変な思いをしないと蓋が閉まりませんでした。

Pioneer_bd_bdp160k1

対して、比較する安モノブルーレープレーヤーPioneer  BDP-160-K(約¥12000円)です。非常に軽く、いかにも安モノっぽいです。

Pioneer_bd_bdp160k2

比較試聴に使った曲はクライバー/ウィーンフィル「ベートーベン交響曲5番」です。

試聴の感想は、まずCDの聴き比べ。

CLASSE  OMEGA SACD2 では透明感が高く非常に良さそうに聴こえましたが、音の厚みが薄く、2次元の世界でしたね。
これに対し、Pioneer  BDP-160-Kは音の厚みが有り、しっかりした音のバランスが有ります。奥行き感が有り、安モノのイメージが覆ります。

次にPioneer  BDP-160-Kでブルーレイのソフトを聴きましたが、こちらは更に音の厚みが有り、奥行き感も素晴らしいモノが有りました。

価格には¥100万円以上の差が有りますが、音質は安モノブルーレイプレーヤーに負けていますね。これなら安モノブルーレイプレーヤーの方を取ります。見栄さえ張らなければ廉価なプレーヤーで十分ですね。

今回の試聴には送り出し用にケンタウルス、電源ケーブルにベラトリクスのゴールドスターシリーズを使用しました。安モノプレーヤーに高級ケーブルの組合せの方がコスト的にも音質的にも数段上の再生をします。次は私もPioneer  BDP-160-Kを買おうかと思っています。