昨日の自宅用の管球プリ1号の完成には考えさせられるモノが有る。たった3cmの配線1本でシステム全体のサウンドが様変わりしました。
交換前は「高域がもう一ノビ欲しい」くらい高域不足でした。また「音圧」もボリューム位置の割りに「音量が不足」の感じでした。音数も質感ももうチョッと・・・と思っていました。
それが、たった3cmのプリアンプ内の配線交換で全てが良くなりました。プリアンプのみならずシステム全体のサウンドが大きく変わり、現在はほぼ満足できるサウンドになっています。
機器はそれぞれ完成していないとまともなサウンドになりません。またケーブルや機器内配線もすべて「揃って」システム全体が出来ています。
例えば、CDPから情報が「伝送」されていますが、その伝送を担うケーブルで「情報が欠落」したらその情報は次の機器のプリアンプでは「増幅」出来ません。これを「伝送ロス」と呼んでいます。「伝送ロス」が「ゼロ」と云うのは理屈的には有りません。如何に「伝送ロスを減らす事」が出来るかがシステム全体に効いて来ます。