Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ノイマン W444STA ラインプリの質感

2014年01月24日 | ピュアオーディオ

Neumannw444sta5

ノイマンのアクティブフェーダーを使ったラインプリを自宅で使っていますが、その質感は「JAZZ向き」なサウンドです。歯切れが良く弾むような質感です。まだ鳴らし込みが足りませんので本当の質感は出ていないと思いますが、自作WE101Dppアンプとの組み合わせでは完全に「JAZZ」サウンドです。

「鳴らし込み」が足りないので正確な判断は出来ませんが、ソリッドステートなアンプだと感じます。周波数特性は非常にフラットな印象で、音の粒立ちはまだ使える段階では有りません。手製の管球プリ1号の音数の多さや質感のしなやかさ、楽器の「生音」を思わせるようなサウンドとはちょっと違う様に思います。あくまでも「モニタリング」の為のプロツールの様に素姓も音も重なります。

総重量3.5Kgぐらいのアンプからは信じられない程の力感が出て来ます。この軽さは素晴らしいですね。年を取って来ると体力がなくなって来ますので、この様に軽いアンプで使えるなら有りがたいです。逆説的に云えば、これぐらいのサイズや重量でラインアンプは作れると云う事。それが30年以上前に出来ていた。レビンソンのML-1、JC-2、DBシステム1等の軽く小さなアンプで十分行けると云う事。それに比べて現在のメーカー製アンプは非常に大きく重くなりすぎている様にも感じる。見映え的にはどっしりとしたスタイルが好まれるのだろうか?

管球プリ1号の不具合対策も完了し、音出し確認も終わったのでそろそろ入れ替えになるかもしれません。