奇珍樓は横浜の象徴。
大正7年創業。ハマ活にしてノス活。
香る細麺、蒸せばケーキのような甘い香りが立ち上る。
が、三代目は突然引退してしまった。
現在奇珍樓は製麺もせず、
ただ、静かに伝統と楼閣を守り続けている。
果たして、その本筋はウミガメとして蘇る。
僕が贔屓にしているこのお店だ。
その多くが天寿を全うすることないものの、
生きれば万年と言われるウミガメの、
その名をいみじくも冠した食堂。
今日は横浜に散歩に出ていたが、
ふと奇珍のことが頭をよぎり、
気付いたらここにいた。
人形町の「キラク」と「そよいち」の関係というと
だいぶ違うかもしれないが、どことなく共通点がある。
開かれたキッチンは、その伝統に偽りなし、と主張するが、
伝統を歯牙にも掛けない前向きな雰囲気もある。
伝統の心意気が詰まっているだろう製麺室は来る度にポップになっていく。
だが、引き継がれた味。
名物のタケノコを酒でつまみながら、他愛もない話をする。
いいなあ。店の雰囲気は全然違うが、何故か心が落ち着く。
フチの赤いチャーシューが、美しく散ったネギが、瞳を悦ばせ、
全ての料理が抜群に美味しい。
100年続こうかとしている奇珍の歴史を、
ウミガメは更にのたりのたりとこの先100年延ばしていこうとしている。
住所 〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-12 1F
電話番号 045-508-9204
営業時間 11:00~22:00
定休日 水曜日
大正7年創業。ハマ活にしてノス活。
香る細麺、蒸せばケーキのような甘い香りが立ち上る。
が、三代目は突然引退してしまった。
現在奇珍樓は製麺もせず、
ただ、静かに伝統と楼閣を守り続けている。
果たして、その本筋はウミガメとして蘇る。
僕が贔屓にしているこのお店だ。
その多くが天寿を全うすることないものの、
生きれば万年と言われるウミガメの、
その名をいみじくも冠した食堂。
今日は横浜に散歩に出ていたが、
ふと奇珍のことが頭をよぎり、
気付いたらここにいた。
人形町の「キラク」と「そよいち」の関係というと
だいぶ違うかもしれないが、どことなく共通点がある。
開かれたキッチンは、その伝統に偽りなし、と主張するが、
伝統を歯牙にも掛けない前向きな雰囲気もある。
伝統の心意気が詰まっているだろう製麺室は来る度にポップになっていく。
だが、引き継がれた味。
名物のタケノコを酒でつまみながら、他愛もない話をする。
いいなあ。店の雰囲気は全然違うが、何故か心が落ち着く。
フチの赤いチャーシューが、美しく散ったネギが、瞳を悦ばせ、
全ての料理が抜群に美味しい。
100年続こうかとしている奇珍の歴史を、
ウミガメは更にのたりのたりとこの先100年延ばしていこうとしている。
住所 〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-12 1F
電話番号 045-508-9204
営業時間 11:00~22:00
定休日 水曜日