ニコ、酒場で戯言

Always look on the bright side of life.

なべ presents

千寿 竹やぶ@北千住

2005-11-21 20:40:25 | その他ごはん
いただきもので大事にしている時計。その電池交換を頼んでいた北千住の丸井に寄るついでに「千寿 竹やぶ」に行ってくることにした。逆イージーライダーではないが、時計をするとビシっと引き締まる思いである。時間を確認するとき、携帯電話をみるならまだしも、街の時計で済ますのはよくない。

時計をして、それで時間を確認する。モノがしっかりとこの掌の中にある、という感覚は意外に大切なことだと思っている。例えば、音楽。PCでDLする音楽、という便利なものを否定するわけではないが、やはり、レコードやCDを実感として“持っている”というのは身体への音楽の沁み込みといった部分で影響があると信じきっているアナログな私である。格好が良い言い方をすれば五感で聴くということだが、その皮膚感覚を大切にできる人が減っている。

これを人間関係に無理矢理置き換えるとこんな感じだろうか。「連絡をとる、のと、会って話す、のには大きな隔たりがある」。勿論、連絡をとる、には大きな幅があるので一概にはいえないが、会って話す、を大事にできないと人間関係というのは途端に安っぽくなってしまう。

とまあ、こんなことを考えるくらいの時間が北千住からこのお店までの距離である。徒歩15分くらいだろうか。


落ち着いた店内に通される。禁煙か喫煙かを訊ねられ、吸わない旨を伝えるとそのまま奥へと通された。喫煙者とは席が隔離されるようだ。おおい、飲むのかい~、との言葉も遠くに、ぬる燗を頂く(鬼ごろし)。ぬぐいのタオルに香りがついていたのが、個人的にはちょっぴり残念。


この洋風モダーンな皿に登場なすったのが、玉子焼き。二人前からの注文ということ。ジュワ~と出汁が漏れているジューシーな玉子焼き。うん、これは美味しい♪


かけそば。これには参った。濁ったところが一切ない清廉の一杯。レモン水を口に含んでまたいただくと、幸せ~。一緒に供されるネギが香りが凄く強く、この薬味を投入するとまた違った味わいが愉しめるが、最初は投入しないのがいいかもしれない。



こちらはせいろ。竹やぶ、というからにはやはり量が少ない。だが、味は最高。しっかりと強めの辛ツユと抜群に呼応する蕎麦が実に美味しい(*゜∀゜)=3。

蕎麦湯も濃厚で最後まで満喫。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。