二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

お願いだから、

2008-05-31 15:03:58 | 徒然に想う
梅雨入り宣言をしていただけないだろうか。その方が諦めがつくって。今日も朝から雨、雨、雨。台風五号がフィリピンの東海上でゆっくりと北上していて、それが沖縄にある前線を押し上げ? いや違う…。兎に角、雨。もういい、雨。

さっき、買い物から帰ってきたのだけれど、スーパーが騒々しい。子供たちがこの天候のせいで遊びに出れず爆発気味。一人が騒ぎ始めると、伝染しあっちでもこっちでも。ベランダの手すりに垂れ下がった水滴が風にパラパラと落ちるようだ。カンニンしてくれってもんで早々に帰ってきてしまった。

帰ってみると、ベランダでカミさんがニヤニヤしている。先週辺りに朝顔の種を育苗ポットに蒔いたのだ。それが、庵主にも意外であったのだが、結構発芽するもんである。その双葉を見ているのだ。見たってそんなにすぐに大きくなんかなりもせんのにと思うのだが、夏をすぐそこに感じる。

待てば海路の日よりあり…、それを信じ晴れを待とう。五月晴れ、今年はもうない。

天を仰ぐ

2008-05-30 08:10:48 | 徒然に想う
天を仰ぐ:嘆いて、神に訴えるように顔を上方へ向けるさま

まさに、この言葉通り。よぉ~しとカメラを手に散歩へと。マンションの玄関を出て、歩いた距離を測る携帯のアプリを立ち上げようとした、そのとき、うん?画面に水滴。まさか、空を見上げると、なんてことだ、間違いない、メガネに水滴。頼む、そろそろ梅雨でほんとに出歩けなくなる、降るな。

四川大震災救援。中国政府からの要請で物資運搬の為自衛隊機を飛ばす飛ばさないというニュースが昨日から流れていた。結果は民間機のみで行うことになったが、ちょっと複雑。日の丸のついた軍隊の飛行機が例え救援の為とはいえ飛んだら、彼らの感情たるや、どんなもんだろう。政治と庶民の感覚の差というのだろうか、まだまだ配慮が要る。なにより早く、何のわだかまりもないようにならないかと願うのみ。感謝の思いで、空を仰げれば…。

振り返ってみると、今月、毎週末必ず雨が降る。天災やおかしなことは実によく続く。そんなものを拭い去るような五月晴れの清々しい青い空をゆっくり仰ぎ見ながら、梅雨の前にいやとういほど歩かせろ!

いよいよ梅雨?

2008-05-29 18:10:01 | 徒然に想う
四国・九州南部などが、昨日入梅。四国は例年より七日早い。今朝、関東でも梅雨入りかと思わせるよう。静かに、シトシト、シトシト。六月もすぐそこだ。

六月で、思い出した。先日、体重のデータを見ていた。すると去年のこの頃からネフローゼの兆候が読める。ジリジリと体重が増えていく、食事量を一定に抑えていたのにだ。為替のチャート分析と同じで、後だからなんとでも説明がつくが。あの時読み誤っていなければ、発症させることなくすんだ…。

あぁ、と言うことは、一年か。早い、早すぎる、光陰矢の如しなんてもんじゃない。このまま、何もせず過ぎていきそう。いったい何をしてきたんだ、やるんだろう。

少なくとも、ストレスをためないようにしてきた…か。言うときには言ったり、主張したり。散歩にでたり。最近では写真を取りまくる。数えてみるとデジイチを買った四月下旬からで1500枚ほど、一日40から50枚見当。成果はある、何かはしてきた。何かする?何もしないんじゃないのか?

なんだろ

2008-05-28 10:41:40 | 徒然に想う
散歩道途中にある公園の池、覗き込んでいたらさざ波がたち向かって来る。な、なんだ?


昨日の日経新聞の社会面に「農薬散布で児童ら頭痛」という記事が掲載されていた。「通学路を避け、早朝に散布。濃度にも問題なかった。原因はわからない」と業者。農薬を撒いたこと、それ以外、何もない。勿論、今に始まったことじゃない。89年に世にでた漫画「夏子の酒」にもまったく同じことが出てくる。

繰り返されると言えば、アメリカの銃の悲劇。これも止まない。どちらも、しょうがないで、しょうがないで、いつになっても解決しない。解決する気があっても、それらを商売にして生活している方たちがいる。

タスマニアのBanker Creekでの自然破壊の阻止運動のドキュメンタリーで、こんな場面がある。資材を運び込むトラック・ドライバーと取材陣がぶつかる。トラック・ドライバーはGUNNS社の雇われ人、それでご飯を食べている。Banker Creekでの悲劇を理解できても、納期に遅れたり、その後の予定に影響が出たら、食いっぱぐれる。「判りきった事聞くな、邪魔をしないでくれ。」

そういう構造になっている。止めたくたって止められないんだ。キリストも福岡もそんことはないという、が、誰もがパンやお米のためにやめられない。


お前ら、まったく生命の危機ということを知らんのか。餌なんて持ってない!

これだぁ

2008-05-27 10:01:02 | 徒然に想う
風が乾いている。半袖では心もとない、長袖がいい。生地を通して、その風が心地よい。

まるで暴力のようにジャケットを通して冷たい風が襲ってくる。揺らぎすらなくひたすら打ちつける。

この晴れた、ところどころに雲の、青い青い空の下、作業をと願う。

アサツユ

2008-05-26 09:42:13 | 徒然に想う
また濡れるよ。朝露すごいから。回り道しようよ。

スニーカーの先端から、足を振り出すたんびに飛び出すほど。とんでもなくたまってしまった。前も言ったかもしれないが全く気持ち悪いことない。かえって草ムラに入って行って座り込み輝くアサツユの光をじっとみていたくなる。風が草たちを揺らしキラキラする様なんて見てて見飽きること、有り得ない。

フェニックスが火星に着いた。生命の起源の探索に役立つかもしれないらしい。それで?と聞きたくなってしまった。かつて液体が大量に流れたらしいが今は多少の氷、乾燥の惑星。北極海から氷が溶けかつての60%ほど、そんな地球の将来を重ね合わせる?そこに探査衛星送る前に地球上でやることがある…。

富士山。まだ頭に雪で白いよう。五月、今日は下手すれば真夏日。火星での話しはもっともっと先でいい。

2008-05-25 09:57:00 | 徒然に想う
案の定、起きて外をのぞくと雨。どうしよう、このまま寝続けるか、風呂に浸かるか…。しっかりした雨足だ。

ベランダから風が吹いてカーテンが鼻先をかすめた。まぶしい。どうして? 庵主さんがベランダで涼んでんだ。また、朝風呂かい。贅沢と言うか…、散歩でれないと風呂以外やることないのかね。ん?雨止むかな。雲、そんなに厚くないね。



雨の音が聞きたくなり、ユーヨーマの弾くバッハのチェロ組曲を途中で止めてしまった。雨の音と言っても、所詮車が道に溜まった水を弾く音なのだが。決して騒音ではない。理屈でない。意図されたものでもない。揺らぎを持っている。何もしていないのではない。自然じゃない。たまに、カラスだ、ツバメだ、小鳥たちの声が混じる。何だろう…、聞いていると、実に落ち着く。

雲、切れてきた。西や北の空、晴れ間が見える。そろそろかな、出発。行く?

さてさて

2008-05-24 08:42:31 | 徒然に想う
昨日は一体何月だったんだ。五月にして、あの暑さ、最高気温が30度を越え今年最初の真夏日。この時期の話じゃない、普通梅雨明け以降のことだ。まったく、どうなることやら。ちなみに気象庁の3ヶ月予報を見ると、平年より暑く、そして雨は平年並みだそう。一転、今日は、うん、五月。朝の散歩時点では結構湿度が高めのようなきがしたが、とても爽やか。風がいい。

昨日から「無為」と言う単語が頭に浮かんでは消え、消えては浮かぶ。散歩の足が速い。「無為」ってのは何もしないことなんだろうか、自然に任せることなんだろうか。いや、何か違う…。実は「無為」と「自然」は同じことでは。だから、自然に「任せる」ことでもないし、それこそ何もしないのでもない。裏表というか、同じであって同じでない…。

庵主さん、今朝、おかしい。小五郎のところでも、チラッと頭をなでてすぐ通り過ぎてしまった。振り返ってみると、余りにも早くて、小五郎も「えっ、もう行っちゃうの」だって。何か訳の解らないこと考えている顔だよ、今日は。

食後のうつらうつら…。エッ、何? ああ、掃除、ですね、わかりましたよぉ!

穏やかならぬ

2008-05-23 09:50:52 | 徒然に想う
まだ真っ暗。時計をみると、4時まで20分。なんだか解らぬ鳥がピチュピィチュと大集団で騒ぎながら飛び回っている。西の窓に17.6歳の月が雲間に輝く。やがて、4時過ぎ静かになって。代わりにスズメとツバメたちがおでました。4時半、日の出。5時、彼らも静かに、お腹一杯、食休み…だね。カラスが一声、カァ。

羽を見つけた。庵主さんの靴、朝露でびしょびしょ。Gパンの裾もだ。ハトのかな?

暖かで穏やか朝だというのに、頭の中はなじゃこりゃが渦巻いて穏やかどころでない。タスマニアデビルが絶滅危惧種に指定。バター不足?数年前、牛乳があまり過ぎて廃棄処分、減産政策。で今、海外から安いものも入らず国内に原材料なし。エンロン問題、名前を変えてだけでいまだに解決していなっかった。自給率を上げようともせず札束をちらかせる一国の宰相。ハァ…

8時半頃、大きな星が落ちた。庵主さんもそんな気がしたのか、へんな顔。でも何だろ?

小満

2008-05-22 09:39:46 | 徒然に想う
忘れていた、昨日は二十四節季の小満。「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」そうだ。調べてみると、これからの季節またいろいろ。

蚕起食桑:蚕が桑を盛んに食べ始める

紅花栄:紅花が盛んに咲く

麦秋至:麦が熟し麦秋となる

昔の人たちが観察した結果は本当にすごい。ほんの五日、六日の差の中に違いを見ている。一方、情報や技術が進んだ今に生活している自分たちは、何をしているだろう。忙しさに怠けて、時間を追いかけいる、早い早いと嘆く…。

そういえば、今朝みた道端の桑の木、ずいぶん葉が大きくなった。でも麦畑はまだ青々。ちょっと気をにかけてみれば、意外と簡単なことかもしれない。