昨日のヘラオオバコであるが、花序(アジサイのように花が集団で咲く。このような花の集団のこと)の形が面白いらしい。
SF映画に出てくる宇宙ステーションのようであったり、ドガの絵に出てくるバレリーナ達のようで、面白い。葉の形を見れば、子供のころ友達と野っ原に出ては見つけると楽しんだ、茎をとって引っ掛けあいどちらが先に切れるか切れないかという「オオバコ相撲」を思い出す。オオバコ…だよな。
帰って、念のために調べたら、そうじゃない。仲間ではあるが、ヘラオオバコという。ここまでが、昨日のブログを上げた直後の状態。さらに読んでいくと…。
河川敷で群落を作る。外来種で繁殖力が強く、農産物の品質を下げるので、外来生物法で注意を要するものと区分。雄しべから大量の花粉を出すので花粉症の一原因とされる。いいことがない。ただ、最後に花序の形がいろいろあって観察のポイントとあった。
今朝注意してみると…。確かに、バレリーナのようなのがほとんどなのだが、まれに、花序がU字になっているのがあったり、円錐のようであったり、大きな花序の下に三つ、四つと小さな花序を持っているのがある。個性豊かで、それはそれは面白い。
また、これで、カワセミを気にもせず河川敷で座り込んでカメラを向けていることが多くなる。怪しまれなければいいが。
今日の一枚:赤ツメ草がきれいに咲き誇っている。ヘラオオバコで十分時間がかかったのに、また引っかかってしまった。カワセミの川の土手にて。