二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

郭公

2010-05-31 06:52:02 | 徒然に想う
郭公が川向こうの林で歌っている。土日の寒さが残っているのか、涼しい。なんでも北涼西暑の夏。関東あたりはその間で安定しない? もう6月、なのに蒸し暑さがみじんも感じられない。おかしな天候だ。




今日の一枚:30分してやっと顔出した。遊水池にて。

怪しい行動?

2010-05-30 10:00:54 | 徒然に想う
昨日のヘラオオバコであるが、花序(アジサイのように花が集団で咲く。このような花の集団のこと)の形が面白いらしい。

SF映画に出てくる宇宙ステーションのようであったり、ドガの絵に出てくるバレリーナ達のようで、面白い。葉の形を見れば、子供のころ友達と野っ原に出ては見つけると楽しんだ、茎をとって引っ掛けあいどちらが先に切れるか切れないかという「オオバコ相撲」を思い出す。オオバコ…だよな。

帰って、念のために調べたら、そうじゃない。仲間ではあるが、ヘラオオバコという。ここまでが、昨日のブログを上げた直後の状態。さらに読んでいくと…。

河川敷で群落を作る。外来種で繁殖力が強く、農産物の品質を下げるので、外来生物法で注意を要するものと区分。雄しべから大量の花粉を出すので花粉症の一原因とされる。いいことがない。ただ、最後に花序の形がいろいろあって観察のポイントとあった。

今朝注意してみると…。確かに、バレリーナのようなのがほとんどなのだが、まれに、花序がU字になっているのがあったり、円錐のようであったり、大きな花序の下に三つ、四つと小さな花序を持っているのがある。個性豊かで、それはそれは面白い。

また、これで、カワセミを気にもせず河川敷で座り込んでカメラを向けていることが多くなる。怪しまれなければいいが。



今日の一枚:赤ツメ草がきれいに咲き誇っている。ヘラオオバコで十分時間がかかったのに、また引っかかってしまった。カワセミの川の土手にて。

ピッツァ・ナイト

2010-05-29 08:52:40 | 徒然に想う
昨夜は満月の金曜日。あの村ではピッツァ・ナイトだったろうか。

満月の金曜日なんて年にそうあるわけではない。…ああ、なるほど。だからみんなで集まって、みんなで同じ物を食べるんだ。どんなに離れていても、満月の金曜の晩、ピッツァを口にすれば、あの村の人たちと思いを共有する事ができる。思いを分かち合えるってこと。

しまったなぁ、くいっぱくれた。






今日の一枚:ヘラオオバコの花。遊水池近くの土手にて。

仰いでも

2010-05-28 20:28:41 | 徒然に想う
青い空。上から七合目まで白い富士山。秋のようなスッキリとした風。奥多摩、奥秩父の山々、尾根筋も判る。雲はと言えば丹沢山系にポコポコしたのがかかるだけ。上信越の山塊までハッキリだ。真上を仰げは、さらに底抜けに青い空。






今日の一枚:こんな天気の下デスクワークかと思わず見上げた、オフィスの入り口近くで。

木を切る

2010-05-26 14:13:25 | 徒然に想う
駅前に着くとどこか雰囲気が変わっているのに気付いた。駅周辺の案内板があって、その辺りがどうも明るい。…、木が…。ああ、昨日まで、裏に一本の木があってひさしのように枝を伸ばしていた。それがないんだ。枝だけではない。裏をのぞけば高さ1メートル位の所で無惨に切り株をさらしている。何てことだ。

マンションの南側には街道が通っていて、きれいなケヤキ並木が続く。新緑の季節は最高に美しい。目を楽しませてくれるだけでなく、季節の変化も感じさせてくれる。それが数年前交差点の右折を良くするために部屋の窓から見えていた数本が切られてしまった。見通しは良くなったが、秋の落ち葉がなく寂しくなった。

木が切られるのはさまざま。景観の美化や森林保全の為、きちんと理屈立てられる。だが当事者以外の目からすると、どこか寂しい。人間のエゴが見え隠れするのはしかたないが、その木を介することで時間や思いを、その木とだけでなく、初めて会った人とも、共有・交わすことが出来る。それが出来なくなるんだから。


…もちろん切るなとは言わないが。





今日の一枚:我が家のマンションの自慢の一つ。ちょうど盛りを迎えようとしている。

朝霧

2010-05-25 07:09:28 | 徒然に想う
窓を開けると、白いベール。

こんな日に散歩に出たら危ない。時間までに帰って来れない。

ツバメたち、もうどこかへでかけたのか。静か。何もがベールに包まれている。

風呂入れて、メールを整理してたら20分。外、見れば、すっかり消えていた。





今日の一枚:いつもの西の窓から

今日の一枚

2010-05-24 23:36:23 | 徒然に想う
ギーガーの描いたエイリアンの飛行船の中!? 

そんなに素敵なんじゃない。

誰かに取り入られよう、気に入られるよう、みみっちい奴ら。そう、挨拶に背後で中指一本突き立て。胡麻擂り飛行船の中さ。

だから、何!? 僕は、生きている。生きているから…。そう、邪魔するな。羊の群の中に、カモメの群の中に、ヘソマガリは一頭、一羽はいる。

場所? とある駅のコンコースさ。じゃね~。

南魚沼市清水

2010-05-23 22:06:54 | 徒然に想う
この土日、南魚沼市清水に、エコプラスが主催する「生物多様性保全プロジェクト」に参加してきた。会社のメールで、参加を募集していたので、願ったりのチャンス。さっそく申し込んで、参加してきた。

もちろん目的はマザーランド探し。個人で回る場合、なかなか地元の人と話せる機会は少ない。まして奥まったところにいけるわけでもない。何か企画に参加すれば、そういったことをカヴァーすることができる。

まだ、まとめていないので、とりあえず、速報。





今日の一枚:昨日のこと、現地についてお昼。見上げると日輪が出ていた。

新しい

2010-05-21 07:04:54 | 徒然に想う
切り通しを下っていく最中、真新しい風景が飛び込んでくる。真新しい? いつもの風景でそんなことないはずなんだが、そう見える。どうも枝が選定されたようだ。で見通しが効くようになった。

また一つ、新しい季節になる。今日、二十四節気の小満。万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」。なるほど、沖縄では、次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる、か。

切り通しを下り終え右手に曲がる。ちっちゃな畑。トウモロコシの畝が二本。3、40センチほどの背丈。ナス、トマト。昨日の雨を朝陽にキラキラさせている。あぁ、イチゴ。なんか、お爺ちゃんお婆ちゃんが孫たちに食べさせたくて作っているみたい。いつも見ていた畑なのに新しい発見。楽しそうな笑い声が聞こえてきた。





今日の一枚:最高な状況、靄に水滴、朝陽が上る。遊水池、カメラで撮っていたらあっという間に時間。

散歩にでない朝

2010-05-19 05:05:32 | 徒然に想う
薄暗い外の空気を部屋に入れようと窓を開けた。耳を澄ます。早起きなツバメたちが飛び回って。時に無粋なトラックの音。しばらくしてやはり、ツバメたちどこかに消えた。風が葉を、カーテンを震わす。

ツピィーとシジュウカラ。チチチィとセグロセキレイ。ギャーギャーとオナガ。

ツバメはどこ姿をくらますのだろう。ちょうど日の出前まで騒いでいて、近くにいるが分かる。でも、日の出前後を境にかき消すようにいなくなる。

クチクチジィーと。あぁ帰ってきた。ツバメよ、この3、40分間、お前らどこに行ってんだ?

五時、開け放った窓から清々しい風。






今日の一枚:昨日撮った土手の様子。朝靄がちょっと上がっていた。