神=自然は、厳しいだけではありませんでした。先週金曜日から、高校時代の友人と白根三山に入っておりました。
昨日のことです、強風をつきながら、農鳥小屋から間の岳を越え北岳山荘に向かいました。その風は、まさに荒れ狂う、十数キロのザックを背負っていても飛ばされんばかり。間の岳に一旦向かったのですが、農鳥小屋に引き返す。様子を見て間の岳を越え、北岳山荘へ。
ところが山荘に着けば、北岳のピーク方向ははっきり。
ラッキーと北岳の山頂を目指すと…。風、風、風。山頂につけば、ガスだらけ。山頂から山荘に戻る時には、風に雨が混じり。
全く、トホホ。
幸いにも夕刻には天候は落ち着き始めましたが、バンバン、レンズ雲が出現。悪化の一歩を示す。お願いだから、雨だけは降るな。あわよくば、風もやんで…と願い就寝したのでした。しかし、一晩中風は吹き荒れ…。
いやぁ、今朝外をテントから外を覗いた時の一声。
アイャ!
ピーカンのキラキラ。友人の、どうした? に対して、だから、ピーカンのキラキラだって!
その時からしばらくしたのが写真。金星に、左端が北岳。4時10分頃の情景です。神々が降臨する間際。最高です。神=自然はこんなにも素敵なものを見せてくれました。
5時頃、テントサイトを離れ、八本歯のコルを経由、広河原に下り立ったのでした。
今日の一枚:本文中の説明を参照ください。
で、もう一枚。日の出の時です。