畑で、インゲン、カボチャ、ナスタチューム(昨日ボリジと書いたが、間違い)、バジルを蒔いてきた。来週末、また一週間中を空けて、同じ組み合わせを蒔く。実は、調べると畑のある場所の地域では、インゲンの直播きは5月。4月の半ばでは早いことになる。ただ今年は桜が十日近く早かった。先日様な霜もあるかもしれないが、早めにトライ。
すでに蒔いたもの、感心しきり。ハッキリいって、芽が出そろわない。数週間経って、やっとポツリポツリと双葉を確認できる。想像以上に差がある。育苗する、ということの目的を改めて「なるほど、なるほど」と実感している次第。クローバーは面白い。一ミリほどの葉が、ワサーッと出ている。当たり前なんだが、それが蒔いた時のムラそのまんまに表れてくる。均一に蒔いたつもりだが、いかにいい加減だったのが判る。長ネギが、土地のお婆ちゃんのいうタイミングで蒔いたせいか、いい感じに芽を出している。5年物のハツカダイコン、小松菜はさすがにダメのよう。
先日遅霜が降りたばかりだが、神社下の公園に行って見れば藤が咲き出していた。藤が咲くともう霜は降りないというが、どうなんだろう。四月も中旬になって、朝晩の寒暖の差が大きいなどと天気予報に言葉が並ぶ。雨が降れば土砂降り、降らなければ徹底的に降らない。リズムが狂っているのか。花々による予想が難しくなってなければいいが。
育苗のことももちろんなんだが、保温による差というのにも感心させられる。レタス類の苗を頂いて定植したことは前に書いた。別な人も同じ方に育苗されたものを数日後に定植している。ところが彼女はそこにパオパオ(不織布)をかけた。倍とは言わないが、そちらの方がずっと大きい。もうひとつ、オクラの残ったものを頂いて鳥よけにしているところのクローバー。この鳥よけがあるとないとでまた成長度合いが違っている。不織布でなくとも保温ができる、ということかも。
まったく、何事もやってみなければ、わからん。
(今朝6時半頃、幻日だけかと思えば、笠まで)
今日の一枚:藤の花、満開でなないが、確実に咲き出した。神社下の公園で7時頃。