二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

米は水か?

2015-05-28 21:00:22 | 徒然に想う

植物の生理に関して、実に勉強不足。光合成という言葉を知っていても、蒸散だ、転流だとか重要な活動があるのに知らないで(完全に忘れてしまった)きた。栄養成長だの生殖成長だのの違いは、何をどうするとということを実習ハウスのキューリでやってみて、なんとなくわかってきたような気がする。ところが、施設園芸で何よりもkeyになる植物生理となると…。

もちろん、植物生理なぞ分からなくとも、最適な条件は提示されるから、それを目指し管理すれば、収量は上がるようだ。でも、その生理は施設内だろうが路地だろうが変わらない。環境制御の管理士は目指す方向と違うし、知らなくとも植物は育つが、知ればそれだけ可愛く、愛おしくなってくる。八時半ころから、ハウス内や路地、次期作の準備などが、17時ころまで日々目白押し。それだけじゃない、6時ころから朝ごはんの7時半ころまでも、自己研修。圃場で自分が気になることを処理している。それでも、厭きない。まったく厭きない。

ご飯を水のように飲んでいる、カレーは水だなどと言ったら、分かってもらえるだろうか。この三か月、平日の朝昼晩とドンブリでご飯を頂くのであるが、翌朝体重計に乗ってもほとんど変化がない。高校生頃のベスト体重に1キロ程加えたレベルでずっと推移している。お四国参りをしていた時も同じよう。ただ、あの時は日に20、30キロと歩いていた。いまは、ハウスの中で汗をかきながら作業をする。何をするにも大汗をかく。で、めいいっぱいご飯を食べる。体重は変わらない。ご飯が汗となって流れてしまったかと思う。

ここ窪川は朝夕の寒暖差が大きい。これは美味しいお米がとれる前提の一つ。事実、仁井田米なってブランドがあるくらい美味い。寮のお米はそのブランドはついていないらしいが、窪川産。まずいはずがない。寒暖差が大きいから、昼間光合成でできた糖類が日没あたりから夜にかけ、稲籾に転流してく。だが、庵主にはまだ理解が及んでいないことが多い。その移動は濃度差が起因させるんだろうが、稲籾に集まりだすと濃度差が逆転してしまう。お米に集まらない…じゃないか。濃度差を凌駕させる働きをするものがないとそんなこと起こらない、気がする。どうしたもんだろう、頭も筋肉にしなけりゃならないのに。

 

今日の1枚:いつの間にか河畔にはアジサイが咲き出していた。ところがあの川はぶれてない。先週の土曜日大渡ダムのわきで、15時過ぎ。

《アジサイを 川面に写し 幾年も》

 


木を見て森を見ず、森を見て木を見ず

2015-05-22 12:52:23 | 徒然に想う

う~ん、やらかしてしまった。定植したカラーピーマン、どんな状態であるか、どう見たらいいんだろうか。もちろん、どんな状態の圃場に、どんな状態の苗を定植したかのかも大前提。でも、なくとも野菜の葉が、色濃いのがいい、薄いのがいいといって判断することもできる。問題はこの濃さ。もちろん品種間のちがいはあるが、どこの色を見るか。一枚の葉か、生長点付近か? 何本も定植しても一本? 

一本、一本、樹勢は異なる。だから、一本の野菜で見た場合、成長に勢いがあると、新緑を思い出せば、淡い緑になる。しかしある程度成長が進めば濃い色となる。それが一本の野菜の中で遷移してみてとれる。これが圃場や畝に植わっているもの全体を見れば、全体が淡く見れたり濃く見えたりもする。全体が淡く見えて、一本でも全体が淡いのなら、何か危機的な様相だろう。全体が淡く見えても、一本の中にしっかりとした緑の遷移が観察できれば、健康的な状態だろう。全体が濃く、生長点まで濃いと、肥料が効きすぎているかもしれない。決して木だけを見てはいけないし、森だけを見てはいけなかった。

小さな、小さな、小さな友達、カマキリの子供が遊びに来てくれた。米ナスのハウス、ここ数週間のうちに土づくりから始まって、蒸気消毒、畝立て、定植、灌水システムの設置、支柱の設置などを経て、誘引まできた。その間日々大きくなってい行く有様も驚くべきこと。その中、いつ紛れたのか、誰かにくっ付いて入ったのか、こんなに小さなお客さんが訪ねてくるとは想像だにしてなかった。このハウス、アブラムシやコナジラミ対策に二種類のダニを天敵殺虫剤を入れている。葉の上などに肉眼でもれらしきものを見て取れる。この客さんも小さいとはいえ、1センチはある。ダニを食べていくだけではとても生きていけまい。どうするよ?、と思った瞬間見失ってしまった。野菜を育てているといろいろなことをいろいろな角度から見なければと思う。

木を見て森を見ず、森を見て木を見ず。そのような見方をし、単純にカラーピーマンの第一果を切り取ってしまていいかどうか、という質問をしてしまったのだ。今ちょうど、定植して2~3週間。全体もどの木を見ても、緑のしっかりした遷移が感じられない。ところが果実が付け始めている。つまり生殖成長に傾いている状態になっている。これでは木の成長がおぼつかなくなる。木を見て森を見て、弱弱しく淡ければ、対処として追肥も考えられるが、花・果実を落として、木に勢いを向けてやることも出来るだろうに…。いったい何見てんだろう。

 

 

 

今日の一枚:6時半ころ、米ナスのハウスにて。


田植え@窪川

2015-05-21 19:12:26 | 徒然に想う

なんでしょか、田植えとなるとどうも血がざわめきます。今日の午前中の実習研修は田植えでした。これまでの育苗の経過や田植えの準備、田植え、初期管理の説明を受けていても、頭に入らない。晴天の下、わくわくして仕方がありません。苗の大きさは稚苗で植える予定で170gほどのモミを育苗箱にバラマキしたのですが、3.2葉程の中苗。水やりで失敗を重ねながらも、やっと田植えです。

四条植えの田植え機に乗り、カッチャン、カッチャン、カッチャン、カッチャン。人数がいるので、長く乗れません。それでも10分位は使わせてもらえました。手植え、がいかに大変か、よくわかります。1反程を、運転手交代の度10分くらい操作の説明の時間を含め、6名で2時間弱かかりました。

二十四節気の小満。ウィキペディアによれば、万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されているんだそうです。

一定の大きさとして3.2葉は田植えには遅いんだろうな。このカッチャン、カッチャン、カッチャン、カッチャン。なかなかのもんだ。

順番が終わり真っ青な空を仰ぎ見ました。あぁ、大変は大変だけど、やっぱり手植えをしたかった…。田植えの楽しさが、正直機械に乗っているだけではどうも希薄だったようです。う~ん、DNAが憶えているからなんでしょうね。仕方ありません、「手」は来年です

 
 
 
 
 
 
 
今日の一枚:田植え機から降りて、サポートに回った時に見上げた空。11時半ころ。
 
 
 
 

乱舞

2015-05-19 21:24:56 | 徒然に想う

ホタル、ホタルと騒いでいたら、「いくらでもおるで」。じゃ、ってことで寮生たちと夕食後いホタル狩りへと出かけた。車で15分、19時半ころ四万十川のほとりたどり着く。たたずむこと30分。どうもよろしくない。気配がない、全くしない。「おらん」とその場所を教えてくれた研修生へLine。「たくさんおるで」。で、彼の住んでいる地区に足を向けた。

居るは、居るは! 山の派に沿って小さな水路が流れていて、それに添うように舞っている。何十、どころの話じゃない。何百だ。カワセミの川のほとりの公園で一匹見つけて感動していたのはいつのことだろう。

「いかんき、昨日のほうがようけおった」

なんてことをいう! 雨上がりで湿度が高い夜のほうが居るんだそうだ。昨夜がそんな状況だったとか。ただ、まだシーズンが始まったばかり。どうもまだ少ないらしい。

「じゃ、まだチャンスは沢山あるってことか! 」

 

環境を破壊しつくし、取り戻そうとする。だから、一匹でも感動する。が、それは愚行以外の何だろう。共生を考えれば、行き過ぎを止められただろうに。過去を振り返っても仕方ないが、今を保持する努力をしなくてはならない、そんな時に違いない。

 

 

 

今日の一枚:夏秋のパプリカのハウスで、マルチ張りをすませ、休憩に入るとき15時ころのこと。青空に白い雲が印象的だった。高知の光の強さはちょっとすごい。


私家版 イマジン

2015-05-18 21:49:05 | 徒然に想う

写真、とり損じてしまった…。以下の二枚、水稲の同じ位置を60分ほど空けて撮ったもの。右が6時10分頃、左が7時15分頃。何が言いたいかというと、ものの一時間のうちに、苗たちは、昨日日差しが強い中葉を丸め針のようになっていた状態から、しかっり葉を広げなおしたのだ。その遷移を見てもらいたかったのだが…。

いろいろな苗たちがどんどん大きくなる。必要(とされる)な整枝などの作業が追い付かなくなる。でも、こんな一日一日の変化を追っている。想像してみてごらん、どんなに幸せであるか。その変わりざまに、驚くばかり。

土曜のことだった。休みの日、昼寝をしてたらLineが一本入ってきた。「ウナギ、釣りにいこう」。集合は17時、送り主の家のそばで待ち合わせ。どこに行くかと思えば、四万十川。Oi、天然物のウナギかい! そんなことが日常になってきた。想像してごらん、どんなに美味しいことか。結局、ボウズだったけど。

土日祝日は寮の食堂はお休み、各自でなんとかするか、寮生たちでなんとかするか、になる。ここ最近、寮生たちで夕飯を囲むことが多くなった。焼肉にお好み焼き、ピッツァにサラダ。結構いいヴァリエーション。しかも、総勢4~6名となるから、まるで大家族で食事をしているかのよう。そういえば、最近誰かに甘えたいというような気持にならない。想像してごらん、どんなに楽しいか。結局、大家族がキーワードなんだよ。

西村和雄さんの「有機農業原論」を読んでる。「資源を無駄に使わない生活の在り方として有機農業が、どうやら糸口となりそだと思っているのだが」と結ばれていた。途中では「植物は人を見て育つ」と…。あぁ、そうですよね。そういうことですよね。「有機農業」を広告として使ってるんじゃない、陳腐な言葉かもしれないが、共存共栄する中で生きてくその様、なんだ。そんな日々の連続だったら…。そう、夢追い人なんて呼ばれてしまうかもしれない。

圃場で作業してた。はじめはガラスだと思ったんだ。でも、ルーペでよく見ればその中に何か別なものが入ってる!  えっ! 水晶じゃん。水晶を手にしたんだ。そ、これはウツツ? 違う、違う、リアルなこと。決して、誰にも、夢追い人なんて呼ばせない。

 

 

 

今日の一枚:16日17時過ぎのこと、初めて川釣りに挑戦。写ってるのは四万十川。雨上がりで田んぼの代掻きの水が入り込んでいて濁っていた。

 


台風一過の点描

2015-05-13 19:43:32 | 徒然に想う

昨日、一日さんざんだった。台風の影響で雨が降り続ける。ポンチョを着てハウスに向かうも、下を見て歩くせいか、気分が落ち込んみ。さらに、輪をかけてハウス内だと雨音が大きく聞こえる。合羽を通して聴くのは楽しいが、ハウスの中ではいただけない。頼むよ、早く止んでくれ、と思うも天井をたたく音は勢いを増すばかり。路地に野菜はどうなってるんだろう…。結局夕方には晴れ間が見えた。

台風一過の今日、川のほとりにあるいう畑地を見に行く。移住相談員さんの属する企画課の課長さんが出てこられ案内していただけた。…いつだったろう、このエリアのことを目の当たりにしたのは。去年の八月にこんなことを書いていた。

アクセルから足が離せない、どうして。ばあちゃん、じいちゃんの「よぅ、きた」が聞きたいのに…。

沈下橋、段々畑、棚田…。いいでしょ。しかも雨が霧を呼びはじめる。

なんて思いながら、車を転がし続ける…。ちょっと違う、か。核心じゃない…?

ただこの時は、外から見ていた。いま、その中から見るとまた違って見える。どちらが、本物なんだろう。川辺で昼飯をほおばりながら、考えるも結論出ない。考えてしまった時点で、ちがうんだろか…。

 

報告した紅茶、コーヒー党なので滅多に飲まないのだが、入れてみた。結構いいガーネット色、甘さがある。香りは…、あまり強くない。 

濃くできることがない、らしい。冷めても、うまい。これは正解だ。今度は蒸して揉んで、緑茶に挑戦か。

 

畑地を見に行く道中、窓を開けるとそこかしこからいい香りが流れ込んでくる。甘い香りなんだが、自然で主張しすぎない。畑地に上がれば周囲が文旦、その花が終わりかけている。それでも、同じように自然な甘い香りを漂わせてくれる。青々とした山々が、強い日差しに樹々何かこうオイルのようなものを出して、薄く灰色がかって見える。あぁ、この感じ、悪くない。

 

 

 

 

今日の一枚:畑地から見た風景、11時ころ。


紅茶、かな?

2015-05-11 21:28:21 | 徒然に想う

先週の金曜日、センターでお茶摘みをすることは書いた。で、少し分けてもらいお茶へと加工してみた。今回試してみた手順の概要は次の通り:

  1. (一針三葉あたりで刈り取った)葉をブルーシートに広げ、萎れさせる(発酵させる)。
  2. 揉む。
  3. 1から2を数回(一日に一回やってみた)繰り返す。
  4. 乾燥させる(ホットプレートにアルミ箔をしき、その上にクッキングペパーを広げ、少量のせてゆっくり温度を加える。目安は茶色味がかった葉が黒くなる)。

チャの加工過程には、三種類あるんだそうだ。緑茶のような発酵させないもの、紅茶のような発酵させるもの、ウーロン茶のような紅茶と緑茶の間のようなもの。緑茶は摘むとできるだけ早いうちに蒸してしまう。紅茶の場合、蒸さずに萎れさせる(葉が緑から枯れたような茶色になる)、このやり方を真似してみたわけだ。

意外に、できるもの、である。むろん、素人の手作りものだから、手前みそにもなるし、再現性、均一性もない。しかも、さほど味覚も優れているわけでもないから、どんなものであるか、正体は全く見当がつかない。が、ちょっと甘いニュアンスを感じる紅茶のようなものに仕上がった。しいて言えば、この紅茶の客観的な特徴は、新芽を使った一番茶であること。センターでも研修の対象でないために、農薬など一切使ってないこと。おそらく化学肥料なども、対象外だから使ってないだろう。

ん? つまり、無農薬栽培のチャを使った紅茶ってことだ。

これはうまいに違いない!

人様に飲んでいただくようなものではない。ひそかに一人楽しむが、試してやろうという勇気ある方いらしたら連絡ください。もちろん少量しかないので、お届けできるかどうか保証できません、超限定です。

 

  

キャベツの苗が丸まりだした。それと同時に虫たちの食”害"が出始めた。

 

 

 

今日の一枚:完成した紅茶、茎も入っているし、味の保証なんてもちろんできない。20時ころ作業に使った寮の談話室にて。


実習

2015-05-08 12:49:55 | 徒然に想う

朝飯を食べ終わって何気に外を見た。キラキラと窓の向こう、輝くものがある。それも、時折、色を変えながら。

あぁ、そうか。

今日は茶摘みの実習をさせてもらえる。センターの一部にこんまい茶畑があって、そこを使う。そのあと、県立の茶業試験場に持ち込むみ、食堂用のお茶にしてもらうときいた。収穫の実習もあるけど、こちらを優先。あの川の水系にはいると、急峻な斜面でお茶を作っている。だから、こんな特別な実習を組んでもらえた。

 

(昨日、どうかなと思いながら寮生らで自己研修としてメイクイーンを植えた。その時に出てきたお客さん。)

 

 

《葉の滴 朝の陽に揺れ 落ちにけり》

 

 

今日の一枚:完熟し始めたピーマン、実習ハウスの中で九時ころ。


GW点描 ー ジャガイモの土寄せ

2015-05-06 05:25:35 | 徒然に想う

洗濯物を干す。乾燥機もあるが、矢張り天日がいい。布団も干そう。ジャガイモの芽欠きをしたいし、土寄せもしたい。その前に、あぁ、草…。何かするには草が伸びすぎ。

草を抜こうか。しかし、研修施設のもの、自分勝手にやったら問題?

蛇に睨まれたカエルのように、動けなくなる。もちろんおびえてのことじゃない。美しさに魅せられてしまうから。それがありとあらゆるところにあるのだから、どうしようもない。雲が朝陽に彩られて螺鈿のようになったり、朝露がいろんな色に輝く。…どうしよう、何度となく繰り返した陳腐な言い方。

研修生仲間で、一人、一日一食しか食べない人がいる。二十数年間夕飯だけとるような忙しい生活を続けたせいで、そうなってしまったという。これは健康的なのか否か?

自分に失敗したことがある。もちろん大きいもの、小さいものすべて数えたらきりがない。その失敗で、今こうして、こうやっている。ところがその中で、考えれば考えるほど、後悔してしまうことが一つある。それも、その意味が本当に分かったのはここ数年のこと。何とかという気もあるが、時間が許すだろうか、それが不安にさせる。

土寄せのこと、休日出勤の職員さんに聞いてみた。

どんどんやってしまいなさい。怒られるんだったら、怒られてしまえばいいじゃないですか!

午後全部使って、背の高い草を引き三角ホーを使って土寄せをした。一畝ほどの大きさ…。

 

 

 

今日の一枚:ブロッコリーの上の朝露。ちっちゃな複数の気泡が入っていて、朝陽が当たるにつれ、それが生き物のように動き回る。しばらく凍り付いていた。昨日の六時半ころ。


オニギリモセズ

2015-05-04 15:16:58 | 徒然に想う

寮生活で困るのは食事のない日。今でももちろんだが、寮生活を始めたころから、ハウスのキュウリの収穫は毎日。要領を得なかった時分や収穫を終わってからとおもうと、変な時間になってしまう。買いだして寮で食べようと思うと、自転車で五分ほどのところにも小さな店があってそれなりに食べることはできるが、しっかり取ろうと思えば、戻ってくるまでに車で小一時間かかる。よく言えばブランチだが、用意しておかなければもう昼食だ。

前日に食事があれば、一番手っ取り早いのは、その時にご飯を一膳確保しておく。あとはインスタントの味噌汁でも用意しておけばいい。だが、結局飽きる。前の週の残りの食パンもいいが、そろそろカビも気になる。何とかならないかと思っていたところ、スーパーで非常食として電子レンジやお湯で温めれば食べられるご飯を見て思いついた。しかも、あのオニギラズよりも簡単。それこそ、そのチョンガーのための作り方というか、ご飯を炊かない人でもできる(写真は今朝やってみた)。

  1. 「ペケペケのご飯」とかレンジでチンするご飯を用意する。その作り方に応じて温める。
  2. その間に、平皿に海苔を一枚。食べたい食材を用意する。
  3. 温まったご飯をそのパック容器内で半分にする。その一方を海苔(オニギリ用ものだったので二枚使った)の上にのせる。
  4. 食材をご飯にのる。                                                                                                                                                                           
  5. 残っているご飯を食材にかぶせる。
  6. 海苔で包んで、はい出来上がり。

オニギラズ同様、なんでも挟み込めるのがいい。ただ、食べていて思ったのは、大きな一枚の海苔を用意したほうが食べるとき楽。ご飯が崩れだしても、包んでいるから安心、オニギリ用だとご飯がはみ出してしまった。今朝のセットは、昨日の夕飯の残りの豆腐ハンバーグにグリーンウエーブ。五分もかからず、食べだした。休日の食事くらいゆっくりしたいが、忙しい方々よ、ご飯を炊かない人々よ、一度お試しあれ!!

 

 

今日の一枚:完成したオニギリモセズ。キッチンにて、七時半ころ。