沈下橋、段々畑、棚田…。いいでしょ。しかも雨が霧を呼びはじめる。
なんて思いながら、車を転がし続ける…。ちょっと違う、か。核心じゃない…?
今日の一枚:昨日の14時頃、越知町にて。
自分が、社会地位においてマイノリティに近いせいかどうかわからぬが、小意が常に無視されることに無性に腹が立つ。今日のニュースから:
米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は14日午前7時半すぎ、キャンプ・シュワブ沿岸の海上に施工区域を明示するブイの設置を始めた。昨年12月に仲井真弘多知事が埋め立てを承認後、海上作業が本格化した。普天間飛行場の返還発表から18年、沖縄は重大な局面を迎えた。
東京電力福島第1原発海側のトレンチ(地下道)に滞留する汚染水を遮断するための「氷の壁」が3カ月以上たっても凍らない問題で、7月末から投入している氷やドライアイスに効果が見られないことから、政府が「氷の壁」の断念を検討し、別の工法を探り始めたことが13日、分かった。
「小意を捨て大意を得る」とも聞く。目標を達成しようとする時には有効な方法かもしれないが、目標が目先のことだけ、ならば成立する、かもしれない。しかし、それでいいんだろうか。河川の汚濁だって、自然破壊だって考えてみたらいい。目先のことで走ったから、そのつけが身の周りを取り囲んでいる。もちろん、先人たちの努力をどうのこうのと言う気はない。ただ、これまでのように、目先のことばかり追いかけていていいんだろうか。
四国の1,200だか、1,400キロも自宅の玄関で踏み出した一歩からだった。この一歩を踏み出すため、考えもしたし準備もした。この一歩の大きさは歩いている日々毎日あって、結果、その大切、その重さが体にしみ込んだ。この小さきものがなければ、目標を達しえなかった。
環境アセスメントも十分やりつくした、法律などで定められた手続きに逸脱はない。としても、どちらも、今の都合ということで選択された。ここ数年、数十年なら、それでもいいかもしれぬ。だが、基地が必要なくなったら、場当たり的にあれこれ試み結局海が汚染されたら…。「…たら」なぞ、小意で、考えてもしかたないんだろか。目標の置かれているところが、自分(今)の懐のことだけ。自分の生きている間に自分が潤えばそれだけで良い、か…。数百年後の子供たちは、いったい何を見るのだろう。
今日の一枚:10日の18時半過ぎ、西の空。
こりゃー、カクトーだ!
24センチ直径(深さ24センチ)、11リッターの寸胴に、トマトを乱切りにして入れてゆく。細火にかけて…。トマトを切っては入れ、切っては入れ。入れては、焦げ付かないよう木ベラでかき混ぜ…、っる。
こいつぁ、カクトー、だ。
ここ二日間で、約5キロのサンティオ・トマトを収穫。今日、雨の予報の下、「花子とアン」を見終え、8時、ソース作り開始!
30分…。切っては入れ、入れてはかき混ぜる。やっと、やーっと、全部のトマトを切り終えた。寸胴に半分量。
か、かき混ぜるっのに、こんなに力が要る?…
焦げ付かないよう、5分煮込んでは、かき混ぜる。これを繰り返すこと七、八回。おやおや? だんだん軽くなってきた。そういえば、ずいぶん、ジュースが上がって、果肉とひたひた。なるほど、これか…。
ここまで一時間半、サラサラだ(ここで安心してられない。うっかりすると皮か果肉を焦げ付かせる)。まだまだ、ジュース。ソースじゃない。
…雨か、いつの間に。
試食すれば、心地いい酸味に甘味。しかも、木ベラを手放しても倒れやしない。よし! 13時半、火を止めた。
ここからも気を使う、止めても焦げ付く可能性が…。以前ちょっと焦げ付かせてしまったことがある。しばらく、かき混ぜなければならない。
じゃ-ん、16時、約3キロのトマトソース、出来ました! 5キロのトマトがジップロックの袋250グラム、11袋、340グラム、1袋に分けて冷凍保存。ふ、ふふ、これでしばらくは美味い物、食える(笑)。
え、何か? トマトソースを袋詰めするまでの間? 遊んでたわけあるはずないじゃないですか、もちろん。トマトのコンパニオンプランツといえば、バジル。それを使ったペストソースを作ってました。作り方は、以前報告したやり方で。今日は約1キロ、9袋が成果です。
バジルもトマトも、まだまだ元気。明日畑に行ったらまた沢山あるんだろうな。ナスやキュウリ、ゴーヤにリーフレタス。そう、長ネギ! 収穫しても食べるのがおっつかん。 乾燥野菜にするにも、網がもう一杯だし。どうしょ…
イヤー、思った以上、格闘な一日。畑とは違う立ち仕事、慣れないのか、結構きました。17時、道具を洗い終え、あとは仕舞うのみ、にして。ちと早いかなぁ…と思いながらも、お疲れさんの乾杯。
今日の一枚:サンティオ、5キロ分。8時頃、食卓で計量直後に。