二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

美し里山

2014-08-30 23:10:25 | 徒然に想う
アクセルから足が離せない、どうして。ばあちゃん、じいちゃんの「よぅ、きた」が聞きたいのに…。

沈下橋、段々畑、棚田…。いいでしょ。しかも雨が霧を呼びはじめる。

なんて思いながら、車を転がし続ける…。ちょっと違う、か。核心じゃない…?






今日の一枚:昨日の14時頃、越知町にて。

楽しいこと

2014-08-26 08:40:00 | 徒然に想う
こんなに混んでいたんだ、と思い返す。羽田に向かうのに、6時半少し前に電車に乗る。座る気はないが、席はほとんど埋まり。乗り換えてからは、吊革も使われて。場所によっては、肘と肘がぶつかりあってる。

さすがに、一年ほど前の通勤時分のように、立ってる人が三重、四重になるほどではないが、明らかに個人のキャリングスペースが侵害されている。ストレスを感じないんだろうか。もちろん、感じてるが、そんなこと当たり前で、おくびにすらだしてない。すごい、すごいな。

今から思えば、よくもまぁ、そんな状況、二十数年も毎日耐えたもんだ。しかも、あれやれ、これやれと指図される。会社の、投資家の利益が第一。個は、ないがしろ。…

幸せだろう、いろんなこと支えている自負もあろう。しかも、なにも考える必要もなければ、なにもしなくとも給料がもらえる。今から思えば、極楽浄土。乾き切った土に、汗が滴らせる。全身汗だく、観察し、考える。自分の考えたことの具現化に時間を使う。どんな朝なのか、毎日楽しみに起きる。実に、働く楽しさがことなる。どちらが楽しい?



《静かなり 粉糠の秋雨 蝉落ちる》






今日の一枚:羽田空港第一ターミナル10番ゲート前。これは沖縄便、次の高知便に乗る。8時半頃。

愛おしい気持ち

2014-08-21 18:14:34 | 徒然に想う
この花が愛おしい。今日一日の作業はと畑を一周する時に見つけると、嬉しくてなまらぬ。酷暑でも頑張る気になる。

何故、だろ。


理由なんてなくって、愛おしい人に会った時のような気持ち。探し求めてるMother Landも見つかると、こんな気持ちになんだろう、きっと。来週また高知に出掛ける。


全身汗だくになって作業中
《風吹けば 滴る汗の 夏去りぬ》





今日の一枚:タビデの星というオクラの花、朝8時過ぎ。

ちょっと遠出

2014-08-20 17:52:47 | 徒然に想う
小田原の近くまで行ってきました。自然農法技術交流会というのがあり、それに参加するためです。無論、庵主には出せるものはありません。先進農家さんたちの話を伺うためです。

感想は一言で片付けれるものではありません。敢えて言えば、小川町での先進農家たちと表現方法が違うだけ、同じだと理解しました。ただ、小川町で学んでいることとの違いは、外からの、例えば、獣糞堆肥を使うか、使わないか。そんな位の違いしか庵主には見いだせませんでした。

正直、イメージの中にある自然農法と伺った自然農法には違いがありました。もう少し、自然農法は周囲の生態系の中にいる、生態系を利用するのかと想像していました。天敵のことや草をどう管理するかなど質問してみれば良かったかも知れません。

いろいろな先進農家さんが参加しておられ、いろいろなこだわりを持たれている。そんなこだわりがもたらす弊害や率直な意見が伺えたのは、大変刺激的で、これからのことに大きくつながることでしょう。そう、富士山が普段より大きく見え、驚きました。一つのことを見るのに、いろんな観点を持つように、と諭された気がします。





今日の一枚:富水駅にて、富士山を望む。尾根の向こう、薄く写っています。携帯のカメラだから小さくしか写せませんでした。16時45分頃。

蜘蛛よ!!

2014-08-19 18:30:06 | 徒然に想う
こいつ、昨日の蜘蛛。今日一日、人の作業を邪魔しやがった。畝と畝に巣を掛けよって。しかも、畝の長い縁の中間あたり、だ。巣を壊しちゃ、可哀想だからと、目一杯草を押し込んだコンテナをわきに抱え、グルッと遠回り…。

お陰さんで作業は終えられたし、歩数も増えいい運動になりましたよ。ただ、もうちょっと張る場所、考えてくんないかな。






今日の一枚:16時頃、巣が補強されていた。里芋とオクラの間、60センチくらい離れているところに。

夢のこと

2014-08-19 06:47:39 | 徒然に想う
嫌な夢をみた。

前職と同じ業界に復帰。しかも一番性に合わなかった分野の責任者に任命される。かつての同期だった知り合いも、同時期に復帰しており、彼も一番苦手な分野に任命されていた。それは二人の任命先を入れ替えれば、当人や昔を知る同僚たちは納得するにちがいない。が、この本人たちの意に反する任命は、周りから歓迎され大喝采。困惑しながら、エレベーターに。で、何故か40階を押す。…40階?

ここで夢から覚めた。嫌な感じの寝汗をかいていた。まさに、自分の意に反し仕事を決められ、目的を失っている。そんな姿を見たのだろう。

あり得ない、あの業界に復帰するなんて。あの生活にもどるなんて。昨年11月以来初めての「復帰」という夢だった。今日は何が収穫できるかな? ゲリラ豪雨はくるだろか?





今日の一枚:昨日の16時頃。収穫中にバサバサやっていたら驚いて出てきた。

滝のような汗

2014-08-18 18:05:11 | 徒然に想う
暑い、暑い。汗が滝のごとく流れます。そんななか、大豆、長ネギの周りの草をマルチとして刈り取ってます。

お昼に、オニギリ持って、畑から歩いて五分程の神社に行きました。お社のわきで、食後の昼寝です。

午後の作業も草刈り。頭の上で、怪しげな灰色の雲が逆巻いてます。雨が降りそうで、気が気でありません。雷も鳴ったようですが、他の音に遮られてしまいます。状況の把握が難しくなりました。

また、陽が差してきました。汗が滝のようです。

《風流れ 額の上に 秋が来る》








今日の一枚:昼寝に借りた場所から。なんでも、諏訪湖から飛んで突き刺さった矢とか。13時半頃。

大意

2014-08-14 10:17:26 | 徒然に想う

自分が、社会地位においてマイノリティに近いせいかどうかわからぬが、小意が常に無視されることに無性に腹が立つ。今日のニュースから:

米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は14日午前7時半すぎ、キャンプ・シュワブ沿岸の海上に施工区域を明示するブイの設置を始めた。昨年12月に仲井真弘多知事が埋め立てを承認後、海上作業が本格化した。普天間飛行場の返還発表から18年、沖縄は重大な局面を迎えた。

東京電力福島第1原発海側のトレンチ(地下道)に滞留する汚染水を遮断するための「氷の壁」が3カ月以上たっても凍らない問題で、7月末から投入している氷やドライアイスに効果が見られないことから、政府が「氷の壁」の断念を検討し、別の工法を探り始めたことが13日、分かった。

「小意を捨て大意を得る」とも聞く。目標を達成しようとする時には有効な方法かもしれないが、目標が目先のことだけ、ならば成立する、かもしれない。しかし、それでいいんだろうか。河川の汚濁だって、自然破壊だって考えてみたらいい。目先のことで走ったから、そのつけが身の周りを取り囲んでいる。もちろん、先人たちの努力をどうのこうのと言う気はない。ただ、これまでのように、目先のことばかり追いかけていていいんだろうか。

四国の1,200だか、1,400キロも自宅の玄関で踏み出した一歩からだった。この一歩を踏み出すため、考えもしたし準備もした。この一歩の大きさは歩いている日々毎日あって、結果、その大切、その重さが体にしみ込んだ。この小さきものがなければ、目標を達しえなかった。

環境アセスメントも十分やりつくした、法律などで定められた手続きに逸脱はない。としても、どちらも、今の都合ということで選択された。ここ数年、数十年なら、それでもいいかもしれぬ。だが、基地が必要なくなったら、場当たり的にあれこれ試み結局海が汚染されたら…。「…たら」なぞ、小意で、考えてもしかたないんだろか。目標の置かれているところが、自分(今)の懐のことだけ。自分の生きている間に自分が潤えばそれだけで良い、か…。数百年後の子供たちは、いったい何を見るのだろう。

 

 

今日の一枚:10日の18時半過ぎ、西の空。


かの地から残暑見舞い

2014-08-13 18:09:31 | 徒然に想う
静かな朝、いつものように蝉の鳴き声がしない。昨日はそんな朝。今朝は、ジーンズに半袖でも涼しい。全く、これまでの暑さどこへやら、だ。

芽キャベツが、恐らくコオロギによって、生長点までやられてしまった。ここ数週間草を引いてマルチにすることばかりに気を取られ、良く見ることを忘れていた。追い蒔きをしたものの、冬にシチューに入れられるだろか…。

もう一つ、忘れてる。コンパニオンプランツ。自分なりに気にかけ調べ利用しようとしているが、どうも使い切れない。ビーツとコールラビはうまくいったが、トマトとバジルはタイミングがうまくあわなかった。トマトの株間で、バジルが小さくなっている。芽キャベツの前作のルッコラや小松菜のこぼれ種が発芽しているが、これらは芽キャベツのコンパニオンプランツじゃない。蒔き忘れてる。

何かを始めると、そのことばかりになる傾向がある。レーダー網を広げておかねば。残暑見舞いのタイミングでタスマニアからメールが届いた。おっきなpictureを見たり、描くようにしろってこと、ですね、ジェラルディン。





今日の一枚:帰りのバス停にて、17時過ぎ。明日、曇りマークと雨マーク。悩ましい…。

トマトソース作り

2014-08-12 17:22:20 | 徒然に想う

こりゃー、カクトーだ!

24センチ直径(深さ24センチ)、11リッターの寸胴に、トマトを乱切りにして入れてゆく。細火にかけて…。トマトを切っては入れ、切っては入れ。入れては、焦げ付かないよう木ベラでかき混ぜ…、っる。

こいつぁ、カクトー、だ。

ここ二日間で、約5キロのサンティオ・トマトを収穫。今日、雨の予報の下、「花子とアン」を見終え、8時、ソース作り開始!

30分…。切っては入れ、入れてはかき混ぜる。やっと、やーっと、全部のトマトを切り終えた。寸胴に半分量。

か、かき混ぜるっのに、こんなに力が要る?…


焦げ付かないよう、5分煮込んでは、かき混ぜる。これを繰り返すこと七、八回。おやおや? だんだん軽くなってきた。そういえば、ずいぶん、ジュースが上がって、果肉とひたひた。なるほど、これか…。

 

ここまで一時間半、サラサラだ(ここで安心してられない。うっかりすると皮か果肉を焦げ付かせる)。まだまだ、ジュース。ソースじゃない。

…雨か、いつの間に。

 

試食すれば、心地いい酸味に甘味。しかも、木ベラを手放しても倒れやしない。よし! 13時半、火を止めた。

ここからも気を使う、止めても焦げ付く可能性が…。以前ちょっと焦げ付かせてしまったことがある。しばらく、かき混ぜなければならない。


じゃ-ん、16時、約3キロのトマトソース、出来ました! 5キロのトマトがジップロックの袋250グラム、11袋、340グラム、1袋に分けて冷凍保存。ふ、ふふ、これでしばらくは美味い物、食える(笑)。

え、何か? トマトソースを袋詰めするまでの間? 遊んでたわけあるはずないじゃないですか、もちろん。トマトのコンパニオンプランツといえば、バジル。それを使ったペストソースを作ってました。作り方は、以前報告したやり方で。今日は約1キロ、9袋が成果です。

バジルもトマトも、まだまだ元気。明日畑に行ったらまた沢山あるんだろうな。ナスやキュウリ、ゴーヤにリーフレタス。そう、長ネギ! 収穫しても食べるのがおっつかん。 乾燥野菜にするにも、網がもう一杯だし。どうしょ…

 

イヤー、思った以上、格闘な一日。畑とは違う立ち仕事、慣れないのか、結構きました。17時、道具を洗い終え、あとは仕舞うのみ、にして。ちと早いかなぁ…と思いながらも、お疲れさんの乾杯。





今日の一枚:サンティオ、5キロ分。8時頃、食卓で計量直後に。