二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

味噌を作るぞ! ― 天地返し

2014-04-30 16:55:40 | 徒然に想う

高知でお世話になった方達にお礼を出さなくてはならにと思いながら、だらだらと雨の音を聞きながら過ごしてしている。久しぶりにしっかりと降っていい恵みになるのじゃないかと期待しているのだが、この体たらく。逃避、と言われても仕方ない。

さて、1月22日に仕込んだ味噌。去年初めての時3月2日に仕込み、4月6日に天地返しをした。今年は、すでに3カ月経っている。ほど良い頃かどうか判断しかねるが、外で作業ができない日だから、好奇心半分、うってつけだろうと蓋を開いてみた。

う、う~ん…。

ほぼ、1月と同じ状況。去年仕込んだときには、その一カ月でタマリが表面まで上がっていたのに…。舐めてみれば、まだ塩辛い、味噌の「み」すら気配がない。しくじったか…。取り寄せの生の米麹では、うまくいかないもんなんだろうか。

待つ、しかないか。

 

 

今日の一枚:23日に見た銀杏の若葉。今頃どれくらい濃くなったろう。小川町の畑に向かう途中の緑は、落ち着いたよう。乾燥しすぎで変化が止まったかもしれないが、今日の雨でどうなるか。明日が楽しみである。23日14時半ころ。

 


情けない

2014-04-28 18:38:44 | 徒然に想う
立夏をまもなく迎える、夏が来る。畑に向かう道のわきの田もトラクターが入り、田植えの準備が着々と進む。先日、帰るとき、午前中まだ草だらけだった所がすっかり起こされているのに気付かされた。

≪田起こしの 陰に棲みしか ヒバリ鳴く≫


新しい畑で初収穫、ラディッシュがいい具合。何も手をかけないのに、けなげに大きくなってくれた。素直なもんで、取ったばかりは葉までもが丸く甘く感じられる。しかし、その数時間後食卓では、微かに辛味を感じるし葉を食べれば葉先が邪魔をする。これはラディッシュの反乱だろうか、それとも…。

庵主の周りには見えなくなってることが、予想以上に多い。そのことを忘れちゃいけないが、見えてることすら見えてないのだから…。



ちょっとノート。『病床六尺』の六月ころの下りに「如何にして日を暮すべきか」「誰かこの苦を助けてくれるものはあるまいか」との出てくる。病気から来る苦痛に耐えれられぬ際の思い。これを解決するのは宗教ではなく、「珍しき話」。誰か来て話してくれたら感謝するとある。この三か月ほどのち絶筆をむかえる。この知的好奇心はいったいどこから来るんだろう。





今日の一枚:収穫したラディッシュ、昨日の17時頃。

社会不適合者?

2014-04-25 10:02:59 | 徒然に想う
どうして電話しながら階段登る! ひとつのことしか出来ないんだから、どちらかにしろって。だいたい、ここはあんたのオフィスでも家でもない。全く、自分のことしか頭にねぇ。

どうしてそんなにダラダラ歩く! 仕事してるフリして、お金もらえるから我慢してる。だから、だろ。だいたい、誰もが暗く同じ顔、してる。楽しいことやってたら、もっと違う。

ある方がこう仰られた。500万の年収で街に住む。300万で里山に住む。価値観なんだけど。お金さえだせばなんとかなるより、山に入って「仕事」するほうが好きだ。その方は70近いのに、少年のような目、してた。

「仕事」ってことさねぇ。その場で「仕事」してない人は大概仕事がないと仰られた。「仕事」されている方は忙しいと仰られた。しかもより可能性があると語られた。夢さえもだ。社会では大方前者ばかり…。早く「仕事」が出来るようにならなければ。





今日の一枚:一昨日、ある場所で咲いていた。15時頃。
この八重を見たのは、この川の上流、小さな集落。銀杏の新緑も美しい。…、デジカメで撮ったんだ。

いいなぁ~

2014-04-24 09:57:32 | 徒然に想う
チェックアウトをしようとエレベーターに乗ろうとすると、お遍路さんが一人。歩かれているそうで、今日は28番大日寺からスタートされるとか。

朝の8時に高知駅、大日寺に戻るとなると…。今日は31番竹林寺までかな。

「無理なさらず、気を付けて。結願して下さい」なんて、別れました。






今日の一枚:空港に向かうバスから、へんろみち保存協会のコースとバス路線が交差する交差点で。8時50分頃。

思いの丈?

2014-04-23 07:53:19 | 徒然に想う
あぁ…ここだ。

中村に向かう高知駅からの列車風景に、お四国参りしていた時のことを思い出す。へんろみち保存協会の地図を開き、位置を確かめる。

去年は向こうから列車の過ぎ去るのをみていたのに。…この一枚のガラスが疎ましい。

昨日のコースは中村から38番金剛福寺、串本への道とほぼ同じ。中村駅でレンタカーを借り出し、金剛福寺までは行かないが、土佐清水市役所を目指す。そこで地域おこし協力隊で三崎地区の担当を探している。その話しを伺い、三崎地区に出掛けるのが目的。

歩きで四日、五日かけたところを行き五時間、帰り二時間。なんてこと…だ。それに沢山の人が歩かれていた。

《歩きたや ああ歩きたや 遍路みち》


ヘッ、帰りに遠回りして、中村と下之加江のコースを逆走だけど、確認してきたもんね!!





今日の一枚:名々瀬の海岸にて、16時半頃。

懐かしき道

2014-04-21 16:07:02 | 徒然に想う
55号線を行く。安芸市を抜け、高知市へ。途中、芸西村でコーヒーを。ちょうど、遍路道と国道が一旦交わるところ。実に三回目。懐かしい。

歩き遍路さん、数人見かけた。疲れ切っているように見える。

自分もあんなんだったんだろうか…。


《遍路道 傘なし杖なし 友もなし》





今日の一枚:安芸市赤野の展望台、15時半頃。

高知県にて、1

2014-04-20 22:28:32 | 徒然に想う
先週の金曜日から始まった講座も楽しく終わりました。いろんな体験ができました。特に、講師の山本優作さんから、仕事とお金を稼ぐことの違いを体現し具現化し見せてもらえたことは、筆舌に尽くせません。庵主が思う仕事がぶれないと確信出来たと言えます。

ちなみに、ほとんど携帯が使えるところにいませでした。

明日、安芸市に出かけます。





今日の一枚:まもなく解散、12時過ぎ。

お四国病、再発!!

2014-04-17 20:29:44 | 徒然に想う
やったね!!

うちの畑は、最高です!


庵主ってバカを差し置いて、草たちが勢いづいてきました。あと数日、遅霜を警戒しなければなりませんが、もう少しです。

明日から一週間、高知県に行ってきます。マザー・ランドでしょうか。いやぁ、お遍路のときのリベンジをするときがあります。

お四国病、再発!!!





今日の一枚:17時前の畑。最近、マンネリの映像。すみません!

上手く表現できたらなぁ

2014-04-16 19:08:21 | 徒然に想う
朝の習慣、7時15分になるとBSに。ちょっと前の朝の連ドラの再放送、今の連ドラと続き、日本縦断こころ旅となる。この日本縦断こころ旅、俳優の日野正平さんが自転車に乗って、視聴者が手紙にしたためた思い出の地を目指す旅番組。これが、実にシンプルなんだが、味があっていい。

日野さんがスタッフたちと自転車でその地に向かって走る。その間の地元の人たちやスタッフたちとのやり取り。ぼやいたり、子供みたいに怖がったり、雨の中歌ったり。そんなことが淡々と記録される。基本これだけ。どこがいいか。日野さんの見たもの・感じたもの・季節の移ろいなどに対する表現が素直で飾り気が全くないところ。なぜか、毎回お遍路をしたときの感覚が呼び起こされる。

ついに、畑の近くにある藤が咲き出した。駅のそばでは、昨日、民家の庭先で確認。小川町辺りでようやく霜の季節が終わる兆し。ただ、遅霜が…。先達の農家さん曰わくあと一回は来るんじゃないか。

率直に飾り気なく表現する、どうしたら上手くいくだろう。お遍路のときの文章はどうもこねくり回し過ぎている。て、そんなこと考えていたら、窓の向こう、流れる一瞬、目に飛び込んできた。

《苗代の 輝く水面に 時季映る》






今日の一枚:17時半頃、畑から引き上げる。今日は暑かった。
駅近くで見つけた藤の花。今日はもっと花開いていた。

月と火星

2014-04-15 15:01:06 | 徒然に想う
駅前の花水木が咲き始めた。季節を調べると、晩春。いつの間にか、後半。確かに、桜は終わり、若葉が初々しくい。萌葱色って言うんだろか、霞に野山が色鮮やかに輝く。

《春の野の 緑の数や 数え切らん》


昨晩買い物に出た帰りのこと。東の空、十四夜の月に、火星が、それはもう赤銅色に、ぴったり寄り添って輝いてる。ハワイの方では、皆既月食だとか。頭の上も賑やかなこと。皆既月食、10月には日本で観られる。秋か。秋か、あっという間だろう。

昨日、畑に行けなかった分、早めに家を出る。自らの意思で動けない羊たちの群れに入り込んでしまった。その中に紛れ込んでしまって途方に暮れてる気分…。さすがに、輝くランドセルを背負った子供たちはいない。仕方ない。皆さん、頑張ってと呟きつつ、流れに乗った。

二十四節気を調べれば、清明。19日に穀雨に。そうすると、もう立夏だ。夏へのカウントダウンが始まった。あっという間に秋、は気が早過ぎ。そろそろ、畑もいろんなもので輝き出す。おぉ、その前に藤が咲かないと。





今日の一枚:マンションのベランダから一眼を使って撮影。19時前。