二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

私的記録2

2018-06-30 09:48:21 | 徒然に想う

親に張り倒されたこと、幼いころ、一回。自分が6歳くらいだろか、弟と三人外出して、その帰り道電車の中でふざけ過ぎた兄弟は家に帰るなり、いきなり二人とも張り倒された。庭まで飛んだとは言わないがものすごい衝撃。その時の、オフクロやジイちゃん、バアちゃんの目を丸くして驚いた顔まで冷静に覚えている。

ふと、何を教えたくてそこまでしたのか確かめたくなって、電話してみた。食事も終わってちょうど寛いでいるところだというので、思い切って質問。「そんなことあるか。頬を張ったことはあっても、違う。そのときじゃない」「へ?」「しかも、大体、弟には手を挙げたことはない。お前だけだ。」

電車の中でふざけて周りの人に迷惑をかけた事を強く叱ったこともあるなぁ。でも、頬はたいたのは、妹が生まれる前、三人でオモチャで遊んでた時、お前が気に入らないことがあったらしく、俺にオモチャを投げつけたんだ。投げつける、つまり、親だからと言って許されることでなく、人に危害を加える、加えそうになったからそこまでして叱ったんだ。

いつの間にか二つの記憶がごちゃ混ぜになってた。叱られたことは忘れても構わないだろうが、その教えはそうはいくまい。他にもいろいろ教えがあるだろう。果たして、どれだけ守れてるか恥ずかしくなる昨今。電話の終わりにオフクロに代わってもらう。「なぁ~に、なに怒ったかなんて覚えちゃないわよ。でも、こうやって聞いてくれて、うれしいわ。ありがとう」ですと。一つ一つ確かめていかなきゃ。

 

今日の一枚:とあるドキュメンタリー映画のワンシーン。


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