浦島太郎、

浦島太郎になった。4時過ぎ、起きる。これは旅行前も旅行中も後も変わりない。

日の出時刻が明かに違う。今朝散歩に出た五時半過ぎ、朝靄が低く垂れ込めてなかなか顔を見せるようとしないにしても、オレンジ色があたりを支配している。旅行に出かける前は白い光だった。

16時過ぎ、午後の散歩に出た。「ああ行って、こう行けば、あの地点で夕陽だろう」などと計算して・・・。が、30分もしないうちに、太陽が向こうの森、姿を隠し始め、予定は狂いだす。

確か、この春、このあたりで桜の木の下をゆっくり散歩されている老夫婦の写真を取った。腕を組まれ、ゆっくりと歩いていらした。あれ？　陽も落ち始めているってのに、やけに明るい、すっきりしている。秋だから枝だけになるにしても、覆いかぶさってくる気配が全くないはずがない。

なんと、切り株。若い芽が30センチくらいまでになっていた。気付かなかった。Lorinnaに行っていた約二週間のうちに、季節は変わっていた。離れていたことで、気付いたことがある。ほんとに、いい二週間だった。





今日の一枚：神社へ上がる階段、幹が30、40センチほどの木があった。大晦日、お札を燃やすのに使うのだろうか。境内に70センチほどの長さでパイルになっていた。写真は階段にあった切りくず。

夕飯の献立

ブリ大根。もちろん、お刺身が一番。気付けばなくなっていて、写真にならない。二品目として、自制を効かせることが出来た。



今日の一枚：ダイゾーくんの力作。今夜の一品。

流れ

数日前まで緑だけの中にいたせいで、感覚がずれたんだろうか。時間感覚がゆっくりになっているのは毎度のことだが、目に映る物の印象が違う。

休暇前きれいの感じていた運河や公園の木々が、疲れているように映る。もちろん、Lorinnaと季節は逆だし光の強さもまったく違う、葉や幹の印象が異なるのはあたりまえだ。夏が終わり、秋になって冬も見えてきている今、木々はどんどん休眠していく。化粧を落とし、疲れて寝につこうというのだろうか。

一方、Lorinnaでは、これから葉を広げ花をつけ実をつける。太陽からのエネルギーをどんどん吸収していく。それだけでなく、大地からも吸い取っているよう。だから、輝き活力にあふれている。パーティーでも控えているんだろう、化粧をゆっくりゆっくり仕上げ、どんなことが起こるか楽しみで仕方ないかのよう。

これははじめてかも知れぬ。季節の流れを感じてる。




今日の一枚：クマゼミが鳴いていた大学の木々、今朝の風景。

いつもの調子

起床したのはいつも通り。が、休み前のようなリズムにはいかない。６時。電車に乗った。休み前より10分遅い。

どうも、頭の中がロリーナのリズム。仕事開始時間としては、向こうのサマータイムを考慮すれば、変わらない。が、なにが身の回りで起きているのか、分からないとでも言おうか。

ちょうど荒川の流れる方、橙色の太陽が顔を出した。

きっと仔牛のクラウドやサンデーたちも同じだったに違いない。環境が変わりすぎて、アジャストに時間がかかる。





今日の一枚：西の空、朝焼け雲。

ただいま…

帰ってまいりました。あっというまの日々でした。

昨日今頃は、搾乳を終えた牛たちを牧場にもどしていました。なんたる違いなんでしょう。今は家へ向かうリムジンの中です。

取り急ぎ、帰国のお知らせまで。





今日の一枚：浦安。遠く富士山が雪化粧している。

行ってきます！

ちょっと早く着きました、成田空港です。搭乗手続きは五時過ぎだそうです。

明日の今頃はホバートにいるでしょう。そして明後日あのロリーナに入ります。

それから約二週間過ごしてきます。どんな収穫があるんでしょう。楽しみです。

また報告します。




今日の一枚：日暮里がきれいになりました。スカイライナー31号を待っています。

十八号

昨日は、お昼には風がすごいが写真のよう。今朝も会社に向かいたくならない天気。我慢、我慢。明日にはタスマニアに行ける。

台風の影響はすごかった。あんなにも鉄道が乱れるとは。庵主は止まる前に会社に着いていたから良かったが、１時過ぎてからやっとこれた人たちもいた。なかには、キレて休みにしてしまったのもいる。

天気予報ってなんだろう。あれだけ予報を出していても活用されてない気がする。一昨日には昨日影響が出ると繰り返し言っていた。

有り得ない、情報を活用出来なかった過ちにすぎない。そんなことが解らぬのが多すぎる。





今日の一枚：アッと言う間に雨雲は去って行った。

台風十八号

知多半島付近に上陸した。去年は上陸した台風はなかった。本州を縦断していきそうだ。

今日の一枚：五時過ぎ、上陸した模様と発表がでたころのNHKの画面。

嵐の前の？？？

台風がいよいよ近付いてきた。明日の朝あたり、かなり雨脚が強くなるという。

窓を開けてみると、嵐の前の静けさなんだろう、どことなくシンとしている。ピシャーっと水をはじく車の音だけ。

椅子に座りこれを書いている、背もたれを通して疲れが全身に伝わっていく。振り回され、何もできゃしない。

明日朝…、通勤時間帯が危ないのか。それでもオフィスに向かわなくてはならない。しょうがない。振り回されたり、やらざるを得なかったり、一体何なんだ。




今日の一枚：マンションの入り口の植え込み、ライトに照らされ水滴が輝いていた。まだ、見つける余裕が残っている、とはいえホンの数分のこと。

10月26日 夕食の時

ダイゾー、ギョクスイ、二つ！

ハッ、と奥の厨房から。


大将が最後の握りを仕上げ台に置くやいなやの瞬間、ギョクスイ、二膳、息子の店長が大将に差し出す。

大将は嬉しさ持ってお客さんの前、二台置く。そして息子の椀を間髪いれず。

阿吽の呼吸、食事は供され。お客さんは、オッという顔つき。
　


　　　　　そりゃそうだ、お品書きから想像されるのとは桁違い。驚くさぁ。

　　　一貫、口にほうりこみゃ、さらに驚いて。



みんな笑顔。ヘヘッ、庵主は見ているだけで盃が進みます。乾杯、カンパイvv



今日の一枚：帰り道、終日雨だった。一日以上ぶりにカミさんと会話。例え月末月初であってもいいこと？　このサラリーマンという生活・・・。もうそろそろ、どうかね、いいんじゃない？