『時事通信 2月20日(土)22時25分配信
福井県は20日、関西電力が今月下旬の再稼働を目指して作業を進めている高浜原発4号機(同県高浜町)の原子炉補助建屋の床に、放射性物質を含む水たまりがあったと発表した。
県原子力安全対策課によると、環境への影響はない。関電は現在、再稼働に向けた作業を一時中止しているという。
水たまりが見つかったことについて、関電は「原因を調査しており、再稼働への影響は、現時点では何とも申し上げられない」とコメントした。』
再稼働が目前となっているにもかかわらず、水漏れがわかり、その原因が速やかに見いだせない。それでいて、この電力会社は再稼働を中止しない。どういうわけかとその企業倫理、良心と文化を疑う。さらに、福島の廃炉過程の計画も、メルトダウンしてしまったものを取りだすか取りださないか、全部取りだすのではなく一部とか議論しており、未だ現状把握(施設だけのことじゃない、自分たちが持っている技術レベル、住民感情なども含めてだ)ができてない。原子力発電を巡る環境は、あの時と何も変わっていない。そう、企業も規制委員会も、政府も、庶民の感覚が一切ない。結果、我々の子供の世代の孫たち、その曾孫たちが、『負』の財産を背負わされる。
このニュース、軽い内容なんだろうか。今朝6時からのNHKニュースで一切取り上げられなかった。その代り復興に関する話題を流す。復興に関するニュースは大変うれしい。7時のニュースでは取り上げらた。が、夜のニュースでは再び皆無。今日、何らかの進展があったはずなのに。こうなってくるとうさん臭さを感じる。どうしても、再稼働を止めるような方向に世論を持っていきたくない、と何らかの意思が働いていると感じる。 不信のみ募る。
さらに、このニュース、「時事通信」が配信。つまり、同じことが海外に流れている。「高い技術水準」を裏打ちとして、原子力関連の技術輸出も依然続けている。が、現実はまだこの有様。これを読んだ海外の人たち、日本の良心をどう見るだろう。「ネガティブ」なだけ。
プルプル、プルプル、勘弁してくれ!
午後選定をしてた。ツバメが飛んでくる。二羽のツバメが、川の上で、舞い踊る。春、春なんですねぇ。
今日の一枚:選定の手を一端休め文旦を頬張る、美味し、へへ。するとK兄から電話。「シシ、もろうた。捌きや。」 どうしよう、16時。捌けない、かもしれない。なんとか捌き切り、山を下りる、18時。齢13の月が川面に。