二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

400キロ

2009-11-30 06:08:30 | 徒然に想う
早起きをして房総半島をドライブ。カミさんが行こうと土曜の晩言い出した。

紅葉がいいタイミング、どこを走っても車、車。渋滞すら起きている。

都心、街から近過ぎるからだ。マザーランド、ここにはないな。

カミさんとは思惑は違えど、よく走った。タイトルはおおよその距離。昨日、日曜のこと。



今日の一枚:昨日の出発の頃。

朝靄

2009-11-28 10:32:28 | 徒然に想う
こんな風景を見たくて歩いている。

目の前に広がっていて、例えばあの木下に行ったら触れるんだと思う。で、歩いていくと何もない。どこに行ったのだろう。手を伸ばせばあるはずなんだけれど、つかめない。

白い闇夜のよう、向こうから黒い影が出てくる。待っていると散歩師たちが近付いてくる。で、振り向くと、既に白い闇夜の中に。じゃ、彼ら散歩師たちはほんとに手を伸ばせば、届いたんだろうか。

神社下の公園に着いた頃、太陽が高架橋の向こうから顔を出した。橙色の光線と靄とがあいまって、草たちが燃えている。だが、そんな火は実際存在しない。

会話をする。明かにそこにいると思う。だが、どうして朝靄の中ではそれがわからなくなるのだろう。どちらが真実? あの白い靄には魔物がすんでいるんだろうか。





今日の一枚:西の空、まだ星が瞬く。東の空はオレンジ色になり始める。畑を見ると靄なんだろう、オブラートが漂う。急がなくては。土手まで着いたら!


ドバイ・ショック

2009-11-27 19:18:15 | 徒然に想う
ドバイ政府は25日、政府系持ち株会社とその系列の不動産開発会社の債権者に対し、事業再編に向けた最初の措置として、数百億ドルの債務返済延期に同意するよう求める意向を表明。投資の中心地と資本源としての中東の信頼が揺らぐなか、債務不履行をめぐる懸念が再燃。

これを受けて、26日リーマン危機以降なんとか回復してきた欧州の市場で、主要株価指数が軒並み大幅安。さらに、この株安は南米市場の取引にも影響、ブラジル株も過去2週間で最大の下げを演じ、通貨レアルも急落。新興国市場に高い投資リターンを求めてきた投資家の動きが目先急変する兆しを見せている。

それが円にいったか、午前中ドル円が84円台をつけた。日本の自動車会社やメーカーも苦しくなる。悪い方へ、悪い方へ。奈落に落ちていく、その予兆なんだろうか。くわばら、くわばら。




今日の一枚:ゆっくり夕焼け空を楽しんでる間もない。

あわただしい気配、か

2009-11-24 13:32:46 | 徒然に想う
そうそう、一昨日22日は二十四節気で、小雪 と呼ぶんだそうだ。「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也(暦便覧) 」。陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。こんな解説があるサイトに書いてある。庵主の住むあたりで最高気温が7度か8度、まさにその通り、冷えた。

改めて気象庁のサイトで見ると、16日あたりから最高気温が15、16度以下と続いている。そういえば、通勤時間中、どことなく寒い。震えるほどではないんだが、セーターを着ていても首周りが心もとない。手袋がほしいかという感覚になる。もうそろそろマフラーや厚手の物を着ていいかも知れぬ。気付かぬうちに師走の音が聞こえてきてしまった。

気付けば、夕方の気配を示すのも早い。16時にもなればもうあと30分ほどで日没。15時に散歩に出るとちょうど、いい感じで夕陽を見れる。感覚的に、ちょうど朝の太陽が顔を見せて一時間位の印象だろうか。ただ、その光だけであることがちょっとさびしい、さすがに朝のようなキラキラ感がない。

年賀状の手配をしなければ、どんなデザインにしようなどと思いつつ、先月の旅行のエッセイなどをまとめながら連休が過ぎた。PCのあるところが陽だまりのようになって、書いているんだか漕いでいるんだかのよう。まだまだ終わらない、今年中には完成するだろうけど。





今日の一枚:昨日の日没30分ころ、土手での風景。暖かで穏やかな夕暮れであった。

ヒスイ色の弾丸

2009-11-23 09:36:14 | 徒然に想う
ピィッーと向こうで声がしたと思ったら、ヒュンとヒスイ色の物体が、川の上、左から右へ、上流目指して飛んでいった。

こんな瞬間、川を見下ろしたかのようにしか残せない。



今日の一枚:習性として同じようなところで魚を狙う。昨日ここで見かけたもんだから。とりあえず携帯のカメラをオンにしていた。

携帯は安全?

2009-11-22 14:24:02 | 徒然に想う
昨日テレビを見ていて驚いた。散歩の時に携帯アプリを使って歩いた時間・コース・消費カロリーなどを記録している。携帯のアプリはその程度でいいと思っていた。ところが、女の人向けに体の周期を知らせるのがあるんだという。

国内線飛行機の登場手続きももちろん携帯でできる。聞いたところによると電源が入っていなくとも、事前手続きさえしておけば、かざすだけで登場手続きができるらしい。ただデータの読み取り機だけがあればいい。

携帯を介して、一個人がどこに行ってなにをしたのか、何を買って食べたのかてなんてことすべてが情報化される。一個人の嗜好性も何もかもが分析され掌握される。データの読み取り機があらゆる所に設置され、一個人の情報が管理・監視される将来が遠くない?

どんなアプリが出来ようと、かまわない。だが、それを利用することは個人の情報がなんらかしらのデータベースに登録される・利用されることと理解しなければならないということなんだろう。それは一個人の責任だ。



今日の一枚:神社の境内、献花台にお赤飯。どなたか祝い事か何かあったんだろう。今朝は曇りの予想だったので、ゆっくりと。

こまる!

2009-11-21 11:36:33 | 徒然に想う
給食は法律や国の基準などで1食あたりの食品構成モデルが定められている。そのモデルから離れ、足立区は独自の物に取り組むことを決めた。背景は、年30万本以上の牛乳が捨てられ大量の食べ残しが出るから、だそうだ。

文部科学省は守もらないのは遺憾と難色を示す。さらに、牛乳を減らすことに対しては、学校給食法施行規則で「ミルク」があるものを給食と定義しており、「牛乳なしの献立は認めない」。

足立区の場合、それに従うと、週3回ある米飯の日にも牛乳を出すことになる。代わりにみそ汁をつけ、カルシウムは小松菜や小魚やチーズなどでとれないか、代わりの品で補えないだろうかと考えた。こういった試みは各地で始まっている。

こうした傾向に、文科省は「給食には、必要な栄養素をとるだけでなく、子供の偏食をなくしたり、正しい食文化を伝えたりする目的がある。牛乳をなくすのは論外だが、その他の食品についても、子供が食べないからという理由で構成を大きく変えるのは問題だ」という。

ご飯に牛乳を出すのが正しい食文化? 30万本以上の牛乳を捨てさせ大量の残渣を出させても? 世界には食べたいのに食べられない子供たちもずっと多くいるのに。子供の教育を司るお役所がこれでは困る。



今日の一枚:ちょっと雲が多かった、神社から東の空を見上げる。

明けていく朝

2009-11-20 06:20:21 | 徒然に想う
五時五五分、朝が一割、二割の時間帯。久しぶりに雲がなく、東の空が橙色。

荒川の脇にある遊水池から、まったく邪魔だ、鉄橋、水蒸気が立ち上っる。それが雲のように土手を滑らかに越えていく。

きちんと座って、西側をを見ると、電波塔が青白くまだ闇のような空気の中ボォッと浮かび上がって。

あぁ、なんでゆっくり見てられないだろう。