二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

雄大な流れ

2012-01-31 07:47:35 | 徒然に想う
今度は月と木星のランデブー。金星も明るいと思ったが、木星も負けちゃいない。

朝の道、見上げれば、火星と土星。気持ち、火星が土星に近づいた?…。スピカを挟むようにして出来る三角形が小さくなった気がする。

そう、ちょっと前まで、散歩から家に戻っても空は真っ暗闇の中だった。ところが最近、家に着く頃になると、東と西の空が違う。東側がほのかに白んできた。

時は彼らの時間で過ぎてゆく。見落とさない様にしなければ。





今日の一枚:昨晩9時頃、西の空、書斎の窓から。
去年の今頃は朝の金星の話しばかりだった。惑星も動いてる。

寒桜、先日見たらつぼみが大きくなっている。まだかかりそう。

目にするもの

2012-01-29 08:09:47 | 徒然に想う

人の恣意がなくとも、その造形力は素晴らしい。かえって、人の美的感覚は左右対象にして、暖かみをなくしているんじゃないだろか。

色:

 

形、その2:

 


今日の一枚:小五郎の家に向かう道すがら、畑のわき道で。昨日の8時頃。


今日の一枚

2012-01-27 18:58:39 | 徒然に想う
よぉ~く、写真を見てほしい。橋の上に二つ、輝点がないだろうか。


実は、右が月、左が金星。並んでいるのもすごいけど、金星の輝きまで携帯のカメラで捕らえることができた。8.1メガピクセルなんだけど…。

どんなに金星の輝きがすごいか。いつか金星による影を見れるだろな。

昨日の19時過ぎ、西の空低く。

朝の空の季節

2012-01-26 16:52:44 | 徒然に想う
二十四節気で大寒。さすがに寒さが厳しい。手袋をしている指先からしびれてくる。ネックウォーマーを鼻先まで持ち上げても、鼻水が止まらない。先日の雪が畑や陽の当たりにくい場所に残っていて、青白く輝いてる。それがまた寒さを募らせる。

上目遣いに見る空、いつの間にか雲が切れてきた。低いところは、しっかり残っている。星、見えるだろか…。寒いし。だが、きっと見上げたら、きれいに違いない…。

エイッ!


ズンズン、冷気が胸元から入ってくる。ネックウォーマーをすぐ上げ直すが、手遅れ。でも…


ハ、ハ! やったね!

火星、スピカ、土星、アークトゥルス。ベガ、たしか、その下は白鳥座。…アンタレス。アンタレスか。

《赤星に 妖しく輝く 冬の使者》

神社を出て北西の空。オリオン…、おお、そうか! 蠍から逃れたか。もう、朝の空は春から夏が訪れてる。





今日の一枚:マンションの植え込み、散歩から戻った五時半頃。

雪だるまの思い出

2012-01-25 12:37:43 | 徒然に想う
昨日の朝は新雪の上、誰も歩いてないところ一番乗り。さすがに今朝はどこもかしこも足跡だらけ。

雪だるま。小さいのから大きいもの。モヤイ像に似ているのもあるし、誰かに似ているのもある。雪が積もれば、雪合戦より雪だるま、だから見てて楽しい。

新雪をキュッ、キュッと歩いていたら、ベンチに雪だるま。ゴンジって名札まで持ってる。周りの足跡が二種類、表面がすでに透明で凍っている。雪が降っている頃に来て遊んだだろう。二人のふざけあう笑い声がしてくる。真夜中だろに…。

解らなくない。雪を見ればはしゃぎだしたくなる。大学の二年生の冬休みか年明け頃、サークルの部室に行くなり卒業する先輩に外に連れ出された。「社会人になったら雪合戦なんてできねー。やるぞ!」四年も仙台にいて、これかいと思いながら、思いっきり雪玉を投げつける。その後、雪だるま作りを手伝わせたことは言うまでもない。25年も前のこと…か。





今日の一枚:カワセミの川の土手。1メータ位の雪だるまに通せんぼをくらう。五時頃。フラッシュではなく、懐中電灯の光で。

自分の…

2012-01-20 08:46:31 | 徒然に想う
雪、どこかホッと一息。

雪、うっすら積もり始め。トンネルや畑や車の上…、1センチもない、か。道路はまだ、ところどころシャーベット。

自分のことを自分で所有するって…。自分で自分の時間を管理するって…。

公園に入り、振り返れば、足跡。行く先は白い、誰も歩いてない。きっと、こんな天気なのに、こんな時間なのに、こうやって歩くことなんだろう。この選択に間違いない。





今日の一枚:神社の裏手、五時十分頃。

火球、確認

2012-01-19 07:37:22 | 徒然に想う
火星の下、いや重なるように火球。南西の空、八時の短針方向に、5時28分過ぎのこと(時計で確認)。

Webからその時の星の位置を取り出し、火球の軌跡のイメージを矢印で入れてみた。

去年の暮れあたりから、意識してるわけではないがよく見かける。当たり年なんだろか。



今日の一枚:写真じゃないが…。

人工衛星を見る

2012-01-18 21:58:35 | 徒然に想う
ヴェガの下あたりから、6時半の短針の方向に流れる星。人工衛星の様な、でも、飛行機の様な…。少しガスが上がっているようだし…。

帰って調べると、国際宇宙ステーションの軌跡と一致。ただ、時間が。見たのは4時55分過ぎ。Webでは50分過ぎ。ちょうど55分頃、電車が陸橋を越えるから、その前と後とで違いがわかる。

いやいや…。どちらでもいいんだが、きちんと時間を確認するようにせねば。

秋と冬の香り

2012-01-17 20:04:39 | 徒然に想う
昨日、無事結願。34番札所から1番札所まで歩き、お礼参り。二八の田舎蕎麦、秩父の在来種のそば粉、で昼食。自分へのご褒美。旨い、旨い。

途中、果樹園で剪定をしてるのを見かける。歩いていても寒く、ネック・ウォーマーが外せない。日差しもないからニットの帽子もないと耳たぶが痛くなる。だのに、春から夏、そして実りの秋を見据えた作業が始まってた。気が早いんじゃない。そういう木々のリズムに合わせてる。なんと素敵な生活。その切り取った枝を焼く香りが、かぐわしい。

蕎麦湯を頂きながら、ふと先ほどの野焼きの様子を思い出した。いい香りだけじゃなかった。暖かい、ちょっと離れてたけど、そう暖かった。蕎麦の香りを楽しまず、なんてこった。スミマセンと心の中で店主に謝りながら、秩父をあとにした。


《寒風に 剪定作業 秋想う》



今日の一枚:散歩から戻りマンションの入り口で鍵をポケットからだそうとしてたら、誰かが見てる。入り口わきの植え込み、寒ツバキ。五時半頃。

秩父路、ふたたび

2012-01-15 18:40:29 | 徒然に想う
先週の日曜、月曜に引き続き秩父を歩いている。今日は、29番札所から32番を越え、32番と33番の中間あたりまで到達。

足がジンジンしてる。肉体的に無理をしたかもしれない。しかし、なんという充実感なんだろう。思うところがあってのことなんだが、結局自分に戻っている。身勝手なもんだ…。

前回、一回も般若心経を読めなかった。が、今回、札所に着けば唱えている。四国で少し歩いただけのことなんだが、変わるもの。

明日も秩父を歩く。休みを一日取った。結願し、お礼参りに一番札所を目指す。




今日の一枚:31番札所を打ち終え小鹿野町を目指す途中のこと、紫陽花の枯れた枝に、もう若葉が転葉しはじめてるのに気付いた。再生の力、か…。1時15分頃。