二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

関係

2010-04-30 07:28:30 | 徒然に想う
窓を開け月を見た。ツバメたちの声。

ああ、月がずいぶん南よりに沈んでいこうとしている。年明けの食の月はもっと西よりだった。

そりゃそうだ。日の出もずいぶん東に寄った。

満月を過ぎたばかりの月を右手にカワセミの川を目指しあるく。月を背に東に。階段を登って神社に着いたら、雲から太陽が顔出した。






今日の一枚:窓を開けて、月。肉眼ではもっと大きいのに。

GW三題

2010-04-29 16:31:05 | 徒然に想う
何時の間にかゴールデンウイーク。今朝はちょっと春を思わせる。ツバメが飛び交うのだから、なんとも妙な言い方だが今まで寒暖の差がありすぎた。長袖一枚で十分に心地良い。

オッ、しろかきしている。…ちょっと遅いか。去年はもう田植えが始まっていたんじゃなかったかな。

さすがに駅は人でごった返している。さっさと帰ろう。





今日の一枚:神社下の公園。砂利道が八重桜の花びらで輝いた。

手袋

2010-04-25 08:17:26 | 徒然に想う
さすがに4月も下旬だからどうしようか迷ったが、結局ポケットに押し込んだ。予報では冷たい高気圧が残りつつ、晴れる。ということは放射冷却が起こる…。念のため、一枚多くトレーナーを来て出発。

星はもう見えない。寝起きの体がキリッと締まるような心地よさ。予報どおり、雲がなく、ピーカンの朝。東の空は間も無く日の出だ、といっている。ツバメたちはもうどこかに行った、雲雀はピーチク、パーチクいつもの畑の上。

今朝は、昨日清水の舞台から飛び降りる思いで買った防塵防滴になっているレンズを試しながら歩く。切通しを下り川の土手に出るとカメラを取り出した。タダでさえ重たいカメラがさらに重い、欠点。焦点が合うのが早い、しかも静か、F値は2.8。これは面白い。

歩きはじめて15分、遊水地の周回に入った。…これはたまらん。重さ? 違う。手が凍えてきた。

野菜直売所の小父さんに挨拶。「おはようゴザいます。キョウ、もしかしたシモ下りました?」口がうまく回っていない。「若干な、白くなった。寒い。」 それなら、やせ我慢などせず、よかった、してもいいかとポケットから取り出した。




今日の一枚:家に帰って調べると3度まで下がっていた。4月17日に雪の降った41年前の記録を見ても、さすがに10度近くまでさがっているが、ここまでは行っていない。周回道わきの草たち。



カラスムギ

2010-04-24 12:26:11 | 徒然に想う
カラスムギが大きくなってくると、朝露がより輝いて見えはじめる。まして、雨の降った翌日の朝の輝きときたらなんと言おう。キラキラと硝子の小さな粒が穂先で光っている。それがたまに風にそよぎ、パリーンと弾けて落ちる。

しゃがみこんで、そんな硝子玉の中をファインダー越しに覗き込む。さかさまに対岸の木々、その上に顔を出したばかりの太陽。風が冷たい。また歩き始めるが、暖まる前にまたしゃがみこむ。キラキラ、キラキラ、どこを見ても美しい。

新緑だらけの神社下の公園では八重桜が今盛りを終えようとしている。駅前ではハナミズキが満開。地元の人たちの庭先には山吹。街や散歩道が色々な花で美しい季節。





今日の一枚:土手まできたら、雲が南の方に切れてきた。朝陽をひさしぶりに。それでも空気が冷たい。

2010-04-22 23:51:00 | 徒然に想う
日経新聞から切り出した。不愉快、それだけ。

ある銀行が男子ゴルフの日本ツアー選手権の)冠スポンサーになるそうだ。JGTOは国内三大大会の日本ツアー選手権の冠スポンサーに決まったと発表した。

その銀行はアメリカの人たちの血税で生き延びた。

生活のリズム

2010-04-22 07:25:19 | 徒然に想う
同じような時間に家を出ると、鳥たちが時間に縛られないで生活しているのがよく分かる。

今朝、昨日と同じく四時半に散歩開始。ところがツバメたちはまだ飛び回っていない。ヒバリも遠くで鳴いているようないないような。

果たして、鳥たちだけか。川沿いの雑木林に入ったが、こそばゆい感覚がない。先に誰か歩いたのか、蜘蛛の糸がまつわりついてこない。…そういえば、今朝挨拶を交わしていない。

つまるとこ、庵主ひとり時間におわれギシギシ、セカセカし生活している、と言うことか。藤が咲き、駅前のハナミズキも満開を向かえようとしている。





今日の一枚:神社から東の空。日の出時刻から五分、五時五分の様子。まだ薄暗い。

贅沢?

2010-04-21 19:52:07 | 徒然に想う
出勤前の散歩を復活させて三日目。コースを選定中。問題は部屋を出て戻るまで、一時間以内であること。短い分にはいいが越えてはならない。

四時半にスタートする。遊水池で15分から20分。ここまでは絶対に譲れない。間違いなく池の周辺でシャッターを切りたくなる一瞬がある。

もう一つ、神社をぬかすわけにいかない。遊水池から15分から20分。

あらら…。神社から玄関を開けるまで20分だから、もう時間がない。

写真を撮っている間をどう作るか…。歩くことに専念してしまうようなコースはちょっとものたりないし…。ウ~ん。

なんかとても贅沢な選択をしている。


そう、電車から見える田んぼに水が入った。あと十日でGW。いよいよ田植えが始まる。明日はまさに穀雨がふりそうだ。





今日の一枚:朝霧があって、池のほとり。